弥勒思想について、梅原猛さんの講演から(その2)

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一昨日、ご紹介した哲学者・梅原猛さんの講演の一部ですが、つづきがあります。

私は今申したように、世界の原理が人間中心ではいけない。だから自然を破壊してもかまわない、動物も植物も結局は物質だと、そんなものの権利なんか無視してもかまわない、人間の幸福が大事だという考え方はだめだと思います。そして「共生と循環」の理論で、世界は動かなくてはならない。それはずーっと昔の原理で、人類の最も根源的な原理であります。そのような原理を根底としながら、それと技術文明というものを調和させなくてはならないと思います。そしてそれにはやはり菩薩の精神が必要である。そういう精神を日本に普及するためには、やはり菩薩の「遊行」ということが必要であると思いますが、どうもそれだけでもやはり不十分のような気がします。

やはりメシア思想とあるいは弥勒思想(世直しという思想)が必要だ。それは暴力的な勝ち目によるのではない。徐々に人間の精神が変わっていく、そしてそういう「共生と循環」の理論がこのように行われていく。そういうことが今の宗教や哲学やあるいは文学の大きな課題ではないかと私は思います。(「これからの大きな課題」平成6年10月2日、梅原猛さん講演より)

人間の精神が変わっていくことが大事だと思います。

そういう思いをもって国産大麻(精麻)・みろく叶結び飾りを、皆さまの元へお届けさせていただきます。

国産大麻(精麻)・みろく叶結び飾り
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よろしくお願いいたします。