神楽鈴・国産大麻(精麻)五色緒の草木染め各色を緒、縄などに展開へ

昨年5月に完成した神楽鈴・国産大麻(精麻)五色緒付き【玉翠】の草木染め版。

本年よりこの草木染めの精麻の各色が展開できるようになりました。

まず手打ち本坪鈴についている精麻(緒)を皮切りに、現在2ミリから15ミリ径までラインナップされています国産大麻(精麻)・麻ヒモ、縄も。(藍染めを除いて草木染め精麻の小分け販売についてはもう少しお待ちいただけますか)

神楽鈴の国産精麻五色緒(草木染め)の各色を展開
神楽鈴の国産精麻五色緒(草木染め)緑・黄・赤・白・紫色の各色を展開

神具だけでなく、伝統工芸、手芸・アクセサリーなど各々の用途にお使いいただければと存じます。

現在可能な色を以下にまとめます。

* 緑色(本藍+ざくろ染め)

* 黄色(ざくろ染め)

* 赤色(茜染め)

* 白色(きなり)

* 紫色(本藍+茜染め) ※以上は五色緒の五色。

* 紺色(本藍染め)

計六色です。

ベースの精麻は極上の国産。染めは何度も重ね染めしております。これで草木染めの緑・赤・きなりの三色、緑・黄・赤・きなり・紫の五色撚りの麻縄などもできます。

よろしくお願い申し上げます。

年の初めに思うこと、大いなる希望を抱きコツコツと

新年おめでとうございます。1月4日で、さぬきいんべは12年目を迎えました。

ありがとうございます。

伊豫豆比古命神社(椿神社)へ初詣
伊豫豆比古命神社(椿神社)へ初詣

昨年は10周年という節目。さまざまな方々(女性宮司、神職、職人、お客様を含む)との交流、邂逅を通じ今まで光が当たっていなかったことにしだいに当たって行っているのを感じ、また新しい時代に向け徐々に移行していることを感じる1年でした。

神様を大切にする人が増えるようにと願いつつ、引きつづき麻の文化の継承、発展に努めてまいりたいと思います。

本年もよろしくお願いいたします。

さぬきいんべwebページのお知らせに記載しておりますが、「四国の麻栽培を願うキャンペーン」を継続してまいります。品切れ中のプレゼントの「あわむすび」は準備でき次第お届けしていきます。(すでにお買い上げの方には後送させていただきます)

神社、神職から年賀状
神社、神職から年賀状

いただいた年賀状の手書きメッセージより。

「天下泰平を祈り、今年も日々精進!」

「激動の一年でしたが、さらに良い変化にしたいと思います。」

「又、お会いしたいです!素晴らしい年になりますように・・・。」

「麻に囲まれた神棚で良き新年を迎えることができました。」

「本年のご多幸をお祈り致します。」

年末年始を迎えるにあたり心得ておきたいこと(2020-2021年)

いろいろあった2020年も残り少なくなってきました。

まもなく冬至。

さぬきいんべは、2010年1月4日創業ですが、ホームページのシステムとしましては2009年の冬至(12月22日)が基点になっております。当時私は、人間の基準より自然(宇宙)の基準に合わせたいと思いました。(本年は創業10年を迎え先日気づいたのですが、あの日からきょうまで4000日超え)

一陽来復、陰が陽に変わる節目、、冬至正月という言葉を聞いたことがあります。冬至までに掃除やかたづけ、不要物の処分などをするとよいようです。(自然のリズムに合っていると、そういううながしが感じられるので素直にそれに従う)

さて、さぬきいんべのお客様には昨年末にアップしました記事、年末年始を迎えるにあたり心得ておきたいことでお伝えしましたが、あたらしい方もいらっしゃると思いますので再度お伝えさせていただきたいと思います。

お忙しい方のために上記の記事をまとめますと、

1.年内にお届けできるしめ縄、鈴緒は在庫のあるものだけです。(12月下旬に再入荷するものもございます)

2.しめ縄は毎年変えた方がいいか?→否。変えるに越したことはありませんがご予算等に応じて。

3.神道は「祓い」、きれいになること、新生(再生)することが根本にあります。年越しの大祓もお忘れなく。

そして、↑の記事には書いておりませんが神棚の大掃除はお済みでしょうか?お掃除はされていると思いますが、大掃除です。(私はこれからおこないます)

こちらの記事が参考になれば幸いです。

いい年末年始をお迎えいただけますようお祈り申し上げます。

鼓胴型しめ縄が完成しました。井戸用のしめ縄も

2020年もあと半月あまり。

このほど、鼓胴型のしめ縄が完成しました。もちろん極上の国産大麻(精麻)製です。

国産大麻(精麻)・鼓胴型しめ縄(紙垂付き)
鼓胴型しめ縄(紙垂付き)

こちらはすでに納品済みで、お客様から神棚に仮設置された写真付きでメールが届きました。(しめ縄をまっすぐではなく、2つの柱の間に垂らした状態で設置したいとのことで、しめ縄の長さを事前にお手持ちのヒモで吟味していただきました)

いわく、「神聖なお品をありがとうございました。」

よかったです。

 

その他、神棚用に15ミリ×5尺のしめ縄、井戸用に5ミリ×5メートルのしめ縄(いずれも国産精麻、紙垂付き)なども本年はじめて製作し、納品させていただきました。井戸には井戸の神様(龍神)がいらっしゃいます。しめ縄を張って撮影した写真を送っていただきましたのでご紹介します(許可を得ております)。

井戸用に(5ミリ×5メートル)
井戸用に(5ミリ×5メートル)

もう1つ同じ敷地に井戸があるそうでそちらも同じ感じにしめ縄を張られています。この方、荒神様用にしめ縄もご注文いただきました。

さらにそんな中お客様からお手紙が届きありがたい限りです。(お客様からお礼が届くのはほとんどメールでお手紙は珍しいです。お忙しい中ありがとうございます。「あわむすび」好評のようです)

お客様から届いたお手紙
お客様から届いたお手紙

「ご縁を頂けたことを嬉しく思います。」うれしいお言葉です。(こちらも許可を得てご紹介しております)

大根型、牛蒡型、和かざり各種ございます(今年からできるようになった紙垂付きが人気。これから早期ご予約分を順次発送していまいります)。

国産精麻のしめ縄で清々しい新年を迎えましょう!

【10周年記念!質問コーナー】なぜ伊予なのに「さぬきいんべ」か?

10周年記念ということで、今までいただいたご質問、お問合せの中から、これは知っておいていただきたいものをご紹介させていただきます。

さて、なぜ伊予なのに「さぬきいんべ」ですか?というご質問、5年くらい前に香川の方からいただきました。

さぬきいんべは、2010年1月に香川県高松市にて創業いたしました。当時、同市に住んでおり(香川には丸亀5年、高松12年の計17年)、その後、実家のある現在地へUターン。1年あまりの休止期間を経て再始動、現在に至っております。

さぬきいんべとは、すでにご存じの方もいらっしゃると思いますが、かつて讃岐平野を阿波忌部とともに麻を植えて開拓していった讃岐忌部にちなんでおります。

香川には現在も大麻山、高瀬町麻、大麻神社、麻部神社などそれにまつわる地名、神社等が残っており、それらの意味、事蹟を再興すること、それと神道において、大幣(おおぬさ)、しめ縄および鈴緒にも使われ最重要視されている大麻(おおあさ)に光を当て、その文化を後世に受け継いでいきたいと考えたのが創業のきっかけです。〔当初これをしなさいというようなご縁がありまして、今治市の工房織座製のヘンプ生地を用いた製品(衣料)を皮切りにスタートいたしました〕

なかなかこの理念は簡単ではなく、一度は挫折、その他にも言い尽くせないことが多々ありましたが、不思議なご縁、めぐりあわせで再始動した後は続けることができ、コツコツ取り組んで、本年1月、10周年を迎えることができました。

細かいことは書くときりがないので、これくらいにさせていただきます。また機会ございましたら細部についてご紹介させていただくことがあるかもしれません。

ありがとうございます。

 

寸法の話、神具・祭具はなぜ尺貫法か

神具・祭具の寸法は昔から伝統的度量衡である尺貫法〔間(けん)、尺(しゃく)、寸(すん)、分(ぶ)〕で表されます。

私は以下の経緯があり、神具類の寸法が尺貫法なのはすぐ慣れました。(1尺≒30.3センチ、1寸≒3.03センチ、、)

中でも、麻(精麻)は6尺ものといわれております。

以前こんな資料をいただきましたのでご紹介させていただきます。

人間の使う道具も、体の寸法に合わせて作ってあるものは使いやすい。
むかしのお盆は日本人の腰の幅につくってあった。使いやすいのはいわゆる「尺二」(一尺二寸 一尺は約三〇センチ、一寸は約三センチ)もので、丸盆も径「尺二」。長手盆の長手で「尺二」、隅切のお膳も「尺二」の角が多かった。三六センチだ。「尺二」もののお盆やお膳を持った時の寸法は、手の寸法を加えて「尺五」、四五センチになる。
器の寸法を「尺二」に、持って運ぶときの寸法を「尺五」にしぼったのは、狭い台所や廊下で使いやすくするための工夫だろう。
京間の廊下だと通路幅は三尺ほどだから、「尺二」のお膳を持った二人が楽に行き交える勘定だ。ちなみに「尺五」は日本人の肩の幅でもある。〔「尺二の効用」(永六輔)より抜粋〕

もちろん今の人の体格(体の寸法)は昔の人とはちがうと思います。しかし神具類をはじめ装束(※)、和装(※)、建築、花火など一部でわが国から生まれた伝統的な尺貫法が今も残っています。※こちらは鯨尺(くじらじゃく)(1尺≒37.9センチ、1寸≒3.79センチ)が用いられます。

意味を伝えていく(守っていく)のも私たちの役割ではないでしょうか?

何度も書いていますように私の父は建具職人でした。父の時代は寸法を現在のようなメートル法(メートル、センチ、ミリ)ではなく、尺貫法で修行したと聞いています。

歴史をあらためて調べてみると、国際化に伴い、日本でもだんだんメートル法へ移行、1966(昭和41)年に完全実施されたようです。

父の持っていた指矩(さしがね)の目盛が尺貫法だけのもの、尺貫法とメートル法両方のもの、メートル法だけのもの3種類あったのを子供心に覚えています。

参考になりましたら幸いです。

 

 

・参考文献

「尺二の効用」永六輔

 

神社様へ国産精麻の五色緒(草木染め)と鉾先鈴を納品

この度、国産精麻の五色緒(草木染め)と鉾先鈴を神社様へ納品させていただきました。

こちらの神楽鈴のページを見られ、麻で巫女舞を舞いたいと思われた由。

国産精麻の五色緒付きの神楽鈴を取り扱わせていただくにあたり、これで巫女舞を舞っていただけたらと思っておりました。一般に、五色緒はご存じの通り絹です(場合によっては合成繊維)。

これまで多くは鈴祓えにご利用いただいているようで、巫女舞を習い始めたという方はいらっしゃいました。

しかもご依頼いただいた五色緒は草木染めで、うれしい限りです。(年頭に今年は国産精麻の草木染めの製品をと思い、草木染めの五色緒の付いた神楽鈴「玉翠」が5月に完成)

ありがとうございます。ついに思いが実現しそうです。

10周年記念!年末感謝祭2020

2017年から毎年開催させていただいております年末感謝祭。

本年は10周年を記念して、開催させていただきます。(2020年12月31日まで。2021年1月4日に11周年を迎えます)

四国の麻栽培を願うキャンペーンのプレゼント、京都・山川のオリジナル国産精麻アクセサリー「あわむすび」は通常、お1人様お1つ限りとさせていただいておりますが、CLUBさぬきいんべ会員様には特に感謝をこめまして、お買い上げ毎にお2つプレゼントさせていただきます。(追加で作っていただいております。なくなり次第終了) 12月2日変更

国産精麻アクセサリー「あわむすび」(数量限定)
国産精麻アクセサリー「あわむすび」(数量限定)非売品

 

ひとくちに10年と言いましても、いろいろございました。これまでの歩みをザッと書いてみます。

2010年1月に、香川県高松市にて創業。(公益財団法人かがわ産業支援財団発行の「創業事例集」に掲載)同年8月に活動を中止し、実家のある愛媛県西条市にUターン。翌年6月より再始動。

2015年1月より、京都・山川のミニ鈴緒を取扱い開始。同年3月、日本初となる国産精麻の輪飾りを販売開始(のちにお客様より「神居 和かざり」と命名)。同年5月、徳島県木屋平にある三木家住宅(国指定重要文化財)を京都・山川5代目、山川正彦さんらと3人で訪問、ご当主・三木信夫さんと面談。

2016年9月、徳島県吉野川市主催の麻シンポジウムに参加。

2017年2月、徳島県の大麻比古神社に正式参拝。同年秋、同神社の神麻しめ縄奉納に参加。同年6月、公益財団法人愛媛民芸館の評議員に就任。同年夏、国産精麻五色緒付きの神楽鈴を取扱い開始。

2018年夏、国産精麻の祓串の取扱い開始。同年秋、剣山本宮宝蔵石神社の神麻しめ縄奉納に参加。

2019年3月、徳島県の三ツ木八幡神社神麻しめ縄奉納に参加。

そして本年は神様を大切にする人が増えたらいいなというのと、国産精麻の草木染めの製品をと年頭に思い取り組み、5月に国産精麻五色緒付き(草木染め)の神楽鈴、8月に真榊が完成、さらに埼玉県の神社様より注文いただいた鉾先鈴(国産精麻草木染めの五色緒付き)を11月に納品させていただきました。

創業の動機となった今治市の工房織座製の素敵なヘンプ衣料は2014年9月に販売中止になった後、京都・山川の製品を中心に取り扱わせていただき現在に至っております。

10周年記念!年末感謝祭2020

今後の飛躍と、日本の文化の継承、発展を祈念し、皆様と縁結び(=「あわむすび」)できれば幸いでございます。

※webページからだけでなく、お電話、FAX、メールでのご注文も承っております。

さぬきいんべ 現代の装束店への道のり

京都の装束店のことを聞いたのは2014年の9月。

京丹後で玉造りをしている青舟(せいしゅう)さんから神社仏閣用の麻製品を調製する京都・山川の山川正彦さん(5代目)をご紹介いただき、山川さんから以下のことをうかがってからです。

神社仏閣用の麻製品は京都に20軒くらいある装束店が窓口になっていると。

要は、神社仏閣から装束店へ注文がいき、装束店が神社仏閣とやり取りしたり取り付けをしたりするとのことでした。

そして、山川さんから4年前くらいより(さぬきいんべは)装束店と時々言われるように。最初はエ?という感じでしたが、一般のお客様に加え神職様や神社様から注文をいただくようになりだんだん自覚するようになってまいりました。

昨年8月には京都御苑の堺町御門前にある黒田装束店を青舟さんの付き添いでたずねました。この装束店が扱う巾着袋や名刺入れなど有職小物(平七)を求めたいとの理由でした。(あとで知ったのですが、このとき応対していただいたのが女将、黒田知子さん)

黒田装束店(京都市)にて
黒田装束店の玄関。しめ縄とともに。

あと、勉強のため京都の神具店を見学したいと山川さんに言うと、伏見稲荷大社の下参道沿いの神具店をご紹介くださいました。こちらはまだ行けていませんが、一度行ってみたいと思っています。

希望としては、さぬきいんべは伝統的な神具類は京都の装束店へお任せし、麻文化の再興といいますか新しさを感じさせるものを取扱いしてまいりたいと考えております。

まだ四国の麻栽培復活と同じように道半ばですが、一歩一歩こちらも前進してまいりたいと思います。

どうかよろしくお願い申し上げます。

国産精麻の五色サンプルができました(貸し出しできます)

このほどお客様のご依頼により、極上国産精麻の五色のサンプルができました。

1つは草木染め、もう1つは化学染料によるもの。五色緒に近い形でできております。長さは5尺(約150センチ)です。

国産精麻五色緒の感触、草木染めと化学染料の染色のちがいなどを確認したいということで、上記のサンプルを作らせていただきました。

何度もお伝えしていますように神社仏閣用の麻製品の染色は、現在99%以上が化学染料によります。化学染料の染色と草木染めの染色の比較にもお役に立つと思います。

実物を目で見て確かめたい、触れてみたいという方は仰ってくだされば貸し出しいたします。(ただし、貸し出し中の場合はお待ちいただく場合があります)

お問合せ先メールアドレス:info☆sanuki-imbe.com(☆を@に変えてください)

タイトルを「五色サンプル」でお願いいたします。

よろしくお願い申し上げます。