大麻の茎を利用する~精麻・アラソ(皮麻)・オアカ(麻垢)・オガラ(麻幹)

大麻(アサ)の茎を利用する製品には、精麻、アラソ(皮麻)、オアカ(麻垢)、オガラ(麻幹)があります。

代表的なものは、何度もご紹介している精麻です。

精麻

アラソは収穫した大麻を熱湯で煮てから皮をはいで乾燥させたもので、表皮などが残っているため黄色味を帯びた緑色です。タタミの縦糸、久留米絣の絣の縛り糸、荷縄、より糸のほか、お飾り、ラッピング、インテリアなどに使われています。

アラソ(皮麻)

オアカは大麻の繊維を引いたときに出る繊維カスです。紙の原料となります。

オガラは皮をはいだ後に出る芯の部分で、昭和30年代までは屋根材などとして利用されていました。現在は、祭礼や縁起物に、あるいは花火の火薬、麻炭の原料として利用されています。

大麻の実は食用として七味唐辛子の素材、麻の実を入れ料理やお菓子などに使われています。

 

 

・参考文献

地域資源を活かす 生活工芸双書「大麻(あさ)」(農山漁村文化協会)