美しい国産大麻(精麻)のしめ縄で清々しい2024年を迎えませんか

取扱い中の神社仏閣用麻製品を調製する創業120年超の京都・山川製のしめ縄(きなり)をご紹介させていただきます。

まず、国産精麻の大根型しめ縄。大根型は中央部が太くなっております。紙垂付き、紙垂なしがお選びいただけ、下記の牛蒡型とともに神棚はじめ荒神様、玄関などに飾る方が多いです。

国産精麻・しめ縄(大根型)
国産精麻・しめ縄(大根型)

職人が手仕事により製作する美しいしめ縄は「とても立派です。お値段以上の大変素晴らしいしめ縄でした。」とお声をいただくなどたいへん好評で、毎年お求めになる方も徐々に増えていっております。

極上国産精麻に素材をバージョンアップ、サイズを太さ6分(約1.8センチ)×長さ1.5尺(約45センチ)、太さ8分(約2.4センチ)×長さ2尺(約60センチ)、太さ1寸(約3センチ)×長さ2.5尺(約75センチ)の3種類を主にそれ以外の寸法は受注生産とさせていただいております。

そして、しめ縄の一方が細くなっている牛蒡型

国産精麻・しめ縄(牛蒡型)
国産精麻・しめ縄(牛蒡型)

こちらも紙垂付き、紙垂なしをお選びいただけます。(紙垂をご自分でつけられる方は説明を作成しております。こちらを参考にしてください)

 

国産精麻・しめ縄(牛蒡型)紙垂付き
国産精麻・しめ縄(牛蒡型)紙垂付き

しめ縄は1つひとつ縄目がちがいますが、職人がバランスをみて紙垂を取り付けさせていただいております。

牛蒡型の紙垂付きのしめ縄についてお客様いわく、

つやが有りとても美しいです。
国産の麻で丁寧に作られているのが一目で判ります。
職人さんの正直な仕事ぶりが窺えるしめ縄です。
神事により日本文化が伝承されている事を実感しました。
伝統を守る麻栽培農家さんはじめ、職人さん、さぬきいんべさんに感謝です。

 

国産大麻(精麻)・しめ縄【神居 和かざり】は、現代風にした輪飾りで、付属の麻ヒモで吊り下げることができ、飾る場所を選びません。

国産大麻(精麻)・しめ縄【神居 和かざり】
国産大麻(精麻)・しめ縄【神居 和かざり】

 

【神居 和かざり】の紙垂付き(上部についたAタイプ、下部についたBタイプ)も後に加わりました。こちらも人気があります。

国産精麻・しめ縄【神居 和かざり】(紙垂付きAタイプ)
国産精麻・しめ縄【神居 和かざり】(紙垂付きAタイプ)

 

国産精麻・しめ縄【神居 和かざり】(紙垂付きBタイプ)
国産精麻・しめ縄【神居 和かざり】(紙垂付きBタイプ)

※しめ縄【神居 和かざり】をさらに現代風にし、前垂れをなくした朱色版、ならびに藍染め版、茜染め版、ざくろ染め版についてはこちらをご覧ください。

 

どのしめ縄をお選びになりますか?

美しい国産精麻のしめ縄で清々しい新年を迎えましょう。

 

今年も、年末にしめ縄をお届けしたお客様の声が届くようになりました。

昨年に続き、二度目の購入をさせていただきました。
神棚に飾らせて頂いております。
日々平穏に暮らせていますので、神様も気に入って頂けているのかなと思いながら神棚に手を合わせています。
この度はありがとうございました。

 

早速飾らせてもらいました。さすが麻のしめ縄はいいですね。家の神棚もらしくなりました。有り難うございました。

 

箱を開けて、真新しいツヤツヤキラキラの精麻(しめ縄)に、来年はどんな年になるのだろうとワクワクしています!

 

手元に届きました。しっかりと梱包されており
とても気持ち良く受け取りさせて頂きました。
お手紙も丁寧に頂戴し誠にありがとうございました。
年末27日頃に神棚を綺麗に整えてから注連縄を取替させていただきます。

 

申し遅れましたが無事に届きました。また来年もお願いします。

 

しめ縄は麻で作られたものが良いときき、大掃除を終え、飾らせていただきました。麻そのものの美しさに加え、職人の方の手仕事による美しい形に心が洗われます。

 

たしかにお品を頂戴いたしました。
来年は注連縄の無いお正月になるのか・・・とあきらめておりましたが、
おかげさまで気持ちよく、清々しく、新しい年のスタートを切ることが出来ます。

神社の末社クラス用サイズの国産大麻(精麻)・鈴緒が完成しました

この度、太さ8分(約2.4センチ)×長さ2尺(約60センチ)の国産大麻(精麻)・鈴緒が完成、納品させていただきました。

サイズは神社の末社(本社に付属する小さなお社)クラス用のもので、一般的な六角桐枠付きの鈴緒としては一番小さいです。

太さ8分×長さ2尺の国産大麻(精麻)・鈴緒
太さ8分×長さ2尺の国産大麻(精麻)・鈴緒

振ってみると、本坪鈴の音も神社の感覚、本格的で小さなお社(家庭)用のミドル鈴緒とは一線を画します。※ミドル鈴緒はミニ鈴緒と神社の鈴緒の中間で「ミドル鈴緒」と命名。

なお、この鈴緒は麻芯に上等なものをつかっており、長持ちするのが特長です。

お客様は神棚の前に設置したそうで、「歴史伝統をこれからもお守りください。麻はいいですね。たいへん気に入りました」とご感想をいただきました。

 

年末年始を迎えるにあたり心得ておきたいこと(2023-2024年)

2023年も残り50日を切りました。

年末年始を迎えるにあたって、3つお伝えさせていただきます。

まず1つ目。大根型、牛蒡型のしめ縄、各種和かざりをお求めの方はさぬきいんべwebショップよりご注文ください。(お電話、メール、FAXでのご注文も承ります)在庫のあるものはもちろん、在庫切れになっている場合や、既製ではない「こんなしめ縄を」という方はできる限り早い日にお問合せ、ご注文いただければ年内お届けが可能です。(ただし、やむをえない理由によりご希望に添えない場合もございます)

※今年もご希望の方に年内にきちんと届くようにと、国産大麻(精麻)しめ縄年内お届け超早期ご予約ページを開設しておりましたが、現在ご予約受付は終了しております。

 

2つ目。「しめ縄は毎年変えた方がいいですか?」とお問合せいただくこともあります。

答えは否。ご予算などに応じて新しくしたらと思います。スーパーで売られているような市販のしめ縄、しめ飾りなら躊躇ないとは思いますが、国産精麻、あるいは稲わら製の職人が手仕事でつくったしめ縄は大切に使いたくなる人も多いのではないでしょうか。

氏子からしめ縄や鈴緒が奉納されている神社では毎年変えてないところも多いです〔それでもすす払い(家庭でいう大掃除)をし紙垂を新しくしたりして新年を迎えているところが多数ですが、神職がしめ縄を手づくりし新しくする様子を伝えるニュースや新聞記事を近年、年末に頻繁に見るようになってきております〕。

※本年もそういった方のために、紙垂の取扱いを開始しております。もし、自分でしめ縄をつくることができるなら、それが一番と思います。

 

3つ目はその根本にある理由です。

日本の神道は黄泉(よみ)の国から帰った伊邪那岐命(いざなぎのみこと)の禊ぎにみられるように「きれいになる」、また「再生」を尊ぶという、言わば「新生」する精神があります。これに付随し、黄泉の国から帰ることを意味するよみがえり(黄泉がえり)という言葉もあります。

また常若(とこわか)といういつも若々しいさまをいう言葉もあります。前述のすす払いや大掃除、お神札、しめ縄などを1年毎に納めて新しくする背後にはこういう意味合いがあります。

なお、使い終わったものは、社寺の境内等で家庭の門松やしめ飾りなどを一緒にはやす(燃やす)正月の伝統行事、どんど焼き(左義長、とうどうさん、地域によって呼び名がちがう)へ。そこで1年の無病息災を祈りましょう。

年越しの大祓も忘れずに。日々の生活の中で気づかないうちに生み出した目に見えない罪穢れをすべて祓い清めて新しい年を迎えます。

新年は1年で一番神様を感じる時ではないでしょうか。その新年を迎える前と、迎えた後。伝統行事は1年を健やかに過ごす先人の知恵です。

 

大年神(おおとしのかみ)は、民間信仰から歳徳神(正月に家に迎えまつる神)と考えられています。

家のしめ縄を新しく掛け替えたり、年神様の依り代(神様の憑依物)としての門松を作ったり、穀物神である年神様に穀物の代表として鏡餅などを供えたりして、新年を迎えます。

・大みそかの来客

ある地方には、「大年(大みそか)の客」という昔話が伝えられています。

昔々あるところに、とても貧しい家がありました。大みそかの夜、その家にたいへんみすぼらしい格好をしたおじいさんが訪ねてきて、一夜の宿を願い出ました。

すると貧しい家の人は、土間にむしろ(ゴザのような敷物)を敷いて、客人をやさしくあたたかく迎え入れ休ませました。翌朝目覚めると、おじいさんの姿は見えず、代わりにむしろの上にはたくさんのお金が置いてありました。

その話は村人に伝わり、神界から年神様が来訪して裕福になったという信仰が広がりました。それ以来、村人たちは毎年、大年神をお迎えするようになったというものです。

毎年お正月を迎えると、ときを司る大年神が来訪することによって人々の命もよみがえり、新たなエネルギーに満ちあふれ清々しく新年をスタートできるのです。『図解 身近にあふれる「神社と神様」が3時間でわかる本』後藤泰弘著(明日香出版社)PP59~60

皆様がいい年末年始をお迎えいただけますようにお祈り申し上げます。

進化をつづける国産大麻(精麻)・ミニ鈴緒。手打ち本坪鈴8分&1寸仕様も

4月に完成した手打ち本坪鈴付き国産大麻(精麻)・ミニ鈴緒

このとき手打ち本坪鈴は標準の8分径でした。

このたび、1寸径の手打ち本坪鈴付きのミニ鈴緒が完成いたしました。

国産大麻(精麻)・ミニ鈴緒〔手打ち本坪鈴1寸(右)と8分〕
国産大麻(精麻)・ミニ鈴緒〔手打ち本坪鈴1寸(右)と8分〕

お客様が「音で選んだ」という1寸径の手打ち本坪鈴付きミニ鈴緒ははじめてです。音がいい手打ち本坪鈴ですが、比較すると1寸径は深みのある感じ、8分径は軽やかな感じの音がします。

2015年1月から取扱いはじめたミニ鈴緒は当初、汎用の機械成型(プレス)の本坪鈴8分径がついておりました。(機械成型のものも音はいいと思いますが、文章で表現すると、機械成型は体に響く感じ、手打ちのものはハートに響く感じが私はします)

「精麻を身近に感じていただきたい」のコンセプトでつくられたミニ鈴緒はアクセサリーの要素も備えております。手打ち本坪鈴付きは、れっきとした神具です。

「以前、その日の最後の帰宅時に玄関で鈴を鳴らすのが良い、と読んだことがありそのための鈴を探していたら御社のホームページに出会いました。」とご注文をいただいたお客様からこんなご感想をいただきました。

とても素敵な音色です。この時期なのでお正月まで待つつもりでしたが、ワクワクしすぎて待ちきれないので来週の誕生日に使い始めとすることにしました。
本当にいい音色ですね。心が落ち着きます。ずっと揺らして聞いていたいくらいです。

 

機械成型、手打ちの本坪鈴付きミニ鈴緒もどちらもすばらしい製品です。このように少しずつ進化をつづけているのは基本がしっかりしているからではないでしょうか。

他に、京都・山川オリジナルの五色のミニ鈴緒、きなりと藍染めの2色使いなどもできます。ご自分に合ったものをお選びいただきたいと思います。

鼓調べ緒紐の復元(第10回 日本麻フェスティバルin吉野川)にならって

10月28~29日に開催された第10回 日本麻フェスティバルin吉野川~麻植と麁服~にて、能楽師・大倉正之助さん(囃子方大倉流大鼓、重要無形文化財総合指定保持者、いわゆる人間国宝)により鼓調べ緒(しらべお※)紐の復元の展示がありました。

※調べ緒=能楽や歌舞伎はじめ、全国各地の祭礼には、小鼓、大鼓、締め太鼓が欠かせませんが、その表革と裏革を締め合わせる麻紐が「調べ緒」です。その締め具合によって音程を変える調律の役割も担います。

ご覧になった方、いらっしゃいますか?

わかりやすく、無染色、現代化学染色、茜染色の調べ緒が並べられ、茜染めの調べ緒の大鼓も展示。

説明には麻は大森由久(栃木県)、調べ緒は宮本則之(滋賀県)、茜染色は杉本一郎(大阪府)と書かれていました。

日本麻フェスティバルin吉野川初日、主催者・大森由久さん、吉野川市長・原井敬さんのあいさつに次いで、大倉正之助さんがこの大鼓の演奏をされました。演奏に先立ち、「現在では(調べ緒)はナイロン製に変わりつつあり、私たちのような伝統従事者、重要無形文化財の人間ですらナイロン製を使っているという現状」とお言葉がありました。

 

しめ縄などと同じことが起こっているのですね。

そんな中、国産麻、茜染めの調べ緒を復元、演奏されたのはたいへん有意義なことと思います。

私事、2015年だったと思いますが、神社仏閣用の麻製品の染色は99%が化学染料と聞き、えっ?と思ったことは忘れません。

なんとか神様にお捧げするものは自然由来の藍染め、草木染めのものをと思いました。京都・祇園祭の山鉾に藍染めの精麻がつかわれていることを知り、2016年に藍染め版のしめ縄【神居 和かざり】、2020年に陰陽五行の五色がようやく草木染めでできるようになりました。

五色といえばすでに製品化されていた神楽鈴・国産精麻五色緒ということで、草木染め版が誕生したわけです。

そして、その翌年に前天冠の五色房も、草木染めの国産精麻五色房でできました。

日本の麻の伝統技術を守ると同時に、引きつづき神社仏閣用の麻の神仏具は、できるだけ藍染め、草木染めになるように尽力したいと思っています。

日本の麻文化発祥の地、「麻植」で開催された第10回 日本麻フェスティバルin吉野川

10月29日、徳島県吉野川市(旧麻植郡)で開催された第10回 日本麻フェスティバルin吉野川~麻植と麁服~へ行ってまいりました。

会場の吉野川市アメニティセンター入り口
会場の吉野川市アメニティセンター入り口

同フェスティバルは、2012年から日本麻振興会(当時は会長、大森由久氏、現在、代表理事)の主催で麻産業関係者や栽培者らが約300名集まってはじまり、今回10回目は、(一社)同振興会と(一社)阿波忌部麁服(あらたえ)保存会(代表理事 木村雅彦氏)との共催。

大森さんは言わずと知れた江戸時代からつづく栃木県の麻農家7代目です。

会場となった吉野川市アメニティセンターを私が訪れるのは、同市が麻栽培復活に向けて動いていた2016年、9月にあった麻シンポジウム以来。

会場に入るなり、来場者や出店者たちの熱気を感じ、知っている人はいるかなと探しながら10時からはじまる「伝統芸能の祭典」がある大ホールへ足を運びました。

フェスティバルのパンフレット
フェスティバルのパンフレット

初日の大森さんと木村さんの講演は拝聴できず、残念でしたが、その動画(2時間弱)をYouTubeにをアップいただきありがとうございます。貴重な講演です。(能楽師・大倉正之助さんによる茜染め調べ緒の大鼓の実演や、木村さんが今後の同保存会の事業として1.織殿の再興、2.新しい時代のコミュニティー、たまり場づくり、3.麻植と麻文化の復興について話され、最後に興味深い質疑応答もあります)ぜひご覧ください。

 

「伝統芸能の祭典」の後、初日の講演後にも発表があったようですがサプライズで来年の開催地の発表が大森さんよりありました。第10回の漢字の「十」の字は縦と横の棒の結んだ形で(いままでいろいろ取り組まれてきた)完成を意味するのではと思っていましたが、2024年の開催は今まで開催されていなかったところになります(ここでは書きませんがそのうちわかると思います)。「十一」は文字どおり、結んではじまる。新しい一歩になりそうです。

また、大ホールで会った知り合いがホールを出たところにいらっしゃった阿波忌部麁服保存会の代表理事、木村さんを見つけ「昨日はありがとうございました」とあいさつされ、木村さんは「(保存会ができて)最初のところなのでよろしくお願いします」とおっしゃっていました。

今度は昼食のためアメニティセンター西側の数あるキッチンカーの列に並んでいた藍染めの永原レキさんと再会。(前回お会いしたのは2019年3月、阿波忌部直系・三木家の氏神様、三ツ木八幡神社のしめ縄奉納のときでした)

その後、お客様とその友達に出会い、香川・琴平の麻心さんの薬膳カレーをいっしょにいただくことに。

麁服の展示、全国から集まった麻製品の展示、販売。(特に印象に残ったのは、さぬきいんべが取り組んでいることと共通した横綱、鈴緒など「麻に関する伝統文化と生活文化の展示」の部屋でした)

阿波忌部の祖神、天日鷲命をお祀りする忌部神社(イベント2日間は開扉)
阿波忌部の祖神、天日鷲命をお祀りする忌部神社(イベント2日間は開扉)

最後に、忌部神社へ行き、四国の麻栽培再生をお祈り。しめ縄は令和の麁服調進前に奉納された麻製です。そして、そこにいらっしゃった地元の方々よりあたたかい甘酒のサービス、麻や藍についてお話をうかがい、帰路につきました。

日本の麻文化に心を寄せる人たちに大いに刺激を受けた日となりました。関係者の皆さま、ありがとうございました。

海外在住の方から国産大麻(精麻)製品のご注文、お問合せがつづく理由

2月に「日本の文化は世界に通じる、海外のお客様へ国産精麻の製品」という記事を書きました。

イギリス在住の方から国産精麻の製品のご注文をいただいて、国際郵便でお送りし、下記のご感想をいただいたからです。

この度、海外から購入させていただきましたが、連絡・手続きともにとても迅速、そして丁寧に対応していただきありがとうございました。現在、届いた撚りひもをどのようにつけようかいろいろ考えて楽しんでおります。ぜひまた機会がありましたら、よろしくお願いいたします。(お客様)

このお客様はいただいた文面などから日本出身であると思われます。

先日、日本へ帰国した際に購入したいと別の海外在住の方からお問合せがありました。このお客様も同じく日本出身と思われます。

なぜ、海外在住の方からもこのようなご注文やお問合せがあるのか?

 

最近、国内のお客様から『「日本の歴史」を本当の日本人たちが、取り戻していくことが世界のためにもなります。日本の手仕事は素晴らしいものです。ぜひ頑張ってください。応援しています。』とメッセージをいただきました。

この日本の手仕事の素晴らしさも理由の1つと思いますが、海外から見た日本の魅力が近年、増してきているのだと感じます。

世界の産業用大麻(ヘンプ)合法化の波。海外の方のおかげで、日本人が日本の文化、日本のよさ、大切なものに気づく、そういう流れでしょうか。

日本は灯台もと暗し。

そんな中、10月20日からの秋の臨時国会に、75年ぶり大幅改正となる大麻取締法の改正案が提出されようとしています。

 

 

 

国産大麻(精麻)のしめ縄で清々しい2024年を!超早期ご予約のご案内

本年も、来年用しめ縄の超早期ご予約の受付を開始いたしました。

※超早期ご予約の受付を終了いたしました。多数ご予約ありがとうございます。2023年11月19日追記

好評の美しいしめ縄(大根型、牛蒡型)、神居和かざり《きなり》のいずれも紙垂付き(紙垂をご自分でつけられる方は説明を作成しております。こちらを参考にしてください)は、しめ縄は1つひとつ縄目がちがいますが、職人がバランスをみて紙垂を取り付けさせていただきます。もちろん紙垂のないものもお選びいただけます。

国産大麻(精麻)・しめ縄【牛蒡型】(紙垂付き)
国産大麻(精麻)・しめ縄【牛蒡型】(紙垂付き)

その他、色のついたものをご希望の方には、神居和かざりの朱色版や藍染め、茜染め、ざくろ染め版もございます。(昨年より神社の拝殿用の鈴緒寺社仏閣用の鰐口紐もできるようになっております。神社やお寺の用途はもちろん、ディスプレイ用等にいかがでしょうか?)

国産大麻(精麻)・しめ縄【神居 和かざり】(ざくろ染め版)
国産大麻(精麻)・しめ縄【神居 和かざり】(ざくろ染め版)

超早期ご予約の特典として、本体価格5%OFF、ならびに1886(明治19)年創業、神社仏閣用麻製品を調整しつづけている京都・山川製のオリジナル国産精麻叶結びアクセサリー《リボン風》藍染め、茜染め&ざくろ染め版のいずれかお1つをプレゼントさせていただきます。(精麻は極上国産、藍染め、草木染めは徳島でおこなっております)※染め(色)のご希望を承ります。ご予約注文時に「備考欄」へご記入する等お申し出ください。本特典は2024年年頭、立春までにお届け予定。(特典のプレゼントを何らかの理由で辞退される方も遠慮なくおっしゃってください)本特典は、2023年11月18日ご予約分まで。

京都・山川製オリジナル国産精麻アクセサリー《リボン風》
京都・山川製オリジナル国産精麻叶結びアクセサリー《リボン風》

お届けは2023年12月10日頃から順次発送予定です。日時指定も承ります。(自然のリズムを意識し冬至、旧暦の新年に合わせるのもおすすめ)

また、こんなしめ縄または鈴緒ができませんか?というご要望も歓迎です。

《現在のご予約状況》

しめ縄太さ6ミリ×長さ19センチ(紙垂付き)、太さ15ミリ×長さ145センチ(紙垂付き)、太さ5ミリ×長さ5メートル(紙垂付き)、大根型太さ1寸×2.5尺(紙垂付き)、同太さ8分×長さ2尺(紙垂付き)、同太さ6分×長さ1.5尺(紙垂付き)、牛蒡型太さ1寸×2.5尺(紙垂付き)、同太さ8分×長さ2尺(紙垂付き)、同太さ6分×長さ1.5尺(紙垂付き)、神居 和かざり(紙垂付きAタイプ)、神居 和かざり(紙垂付きBタイプ)、同(紙垂なし)、麻縄10ミリ×2メートル、麻紐3ミリ×1メートルなど。2023年11月10日現在。

ご予約誠にありがとうございます。

しめ縄の超早期ご予約専用ページ

※お電話、FAX、メールでのご注文も承っております。これだけのしめ縄、鈴緒(数量)をこのくらいの時期にという「仮予約」も受付させていただいております。

日本の文化として昔から大切につかわれてきた麻。国産大麻(精麻)のしめ縄で清々しい新年を迎えませんか。

神社やお寺で麻は「神聖なもの」、「穢れを祓う」、「神の依り代となる」などとされています。例えば、お供物を麻で結んだり、神職の方々の冠に麻を巻いたり、お祓いの際の道具(祓串)に麻が使われていたりと、現在でも様々なところで大変重用されています。

そういった理由から神社仏閣の鈴緒・鰐口紐や注連縄には麻が使われており、別の素材ではその意義や効果が失われてしまうのです。(明治19年創業 神社仏閣用麻製品調整 株式会社山川パンフレットより)

 

さぬきいんべでは、すべて切り火をしてお送りさせていただきます。

「火は日であり、さらに霊(ひ)であって誠に尊い霊妙(人間では計りしれませぬ不思議なこと)なものでございますと教わりました。」(元内掌典・髙谷朝子)

アーユルヴェーダに基づいた施術、「シロダーラ」に国産の大麻(精麻)を活用

昨年2月に開講したアーユルヴェーダに基づいた施術、「シロダーラ」のスクールをされているお客様がいらっしゃいます。

当初は、きなりの極上国産精麻を使われていましたが、このほど草木染めを加えたそうです。その日の欲している色、精麻のシロダーラをとのこと。

なお、シロダーラの「シロ」はサンスクリット語の「Shiro(頭)」を意味し、その名の通り頭に対する施術。シロダーラは、額の中心にある「第三の目」と呼ばれる第6チャクラを刺激し、 「頭がすっきりした」「いつの間にか深く眠っていた」など、さまざまな効果を期待できるようです。

精麻のシロダーラ、体験してみたいと思いませんか?

五感シロダーラはオイルを使用せずにハーブ水(湯薬)から垂らします。水なので伝わせるモノが必要でした。さぬきいんべさんの精麻を知って、この精麻に水を伝わせてシロダーラをしています。波動や感覚の良い人は更に心地よい施術を受けて頂けてます。今回は、その日の欲している色、精麻でのシロダーラを作りたくて色のついている精麻を購入しました。最高によいです!ありがとうございました!(五感シロダーラ主宰 竜門美穂子様)

最初、改良段階の動画も見せていただきました。なんと、最高ーーーーの、落ち方だったそうです。

極上国産大麻(精麻)
極上国産大麻(精麻)

先日、別のお客様から「利用者が増え、生産者が増え、国民の認識が変わり、古来の素材に目を向ける人が増え、この土地の風土にあった素材を日常に積極的に取り入れて生活する人が増えることを願っています。」とお言葉をいただきました。(この方は“関守石”に国産精麻のより紐を使うとのこと)

 

神事、神仏具はもちろん、麻織物、伝統工芸、アクセサリー、ジュエリー、さらに関守石、シロダーラも加わって国産精麻の活用法はまだまだあると思います。

 

京都の禅僧「これから関守石をつくるのに国産の麻ひもを使いたい」

先般、京都の方から国産大麻(精麻)・より紐をご注文いただきました。

後日お電話もいただき、「実験用」とのことで何か試すのだと思いました。

納品時、「私は京都の禅僧で、これから関守石を作るのに国産の麻ひもを使いたいと思って注文いたしました。」と到着のご連絡とともにお言葉をいただきました。

関守石(せきもりいし)とは、茶庭で露地の飛び石の岐路に置いて、通行止めの標識とする石。

通常はワラビ縄またはシュロ縄で十字に結んでいますが、国産の麻ひもを使われるとはその意味といい、すばらしいと思いました。

 

もともと2021年、2022年と大麻の麻縄活用コンテスト(第1回第2回)を開催したのは、職人のつくった美しい麻縄、麻ひもをもっともっと活用していただきたいと思ったからでした。

さらに、この京都の方は、今後は縄をなうところから自作したいと思っていますとのこと。次のようなお言葉もレビューでいただいております。

古来の素材に目を向ける人が増え、この土地の風土にあった素材を日常に積極的に取り入れて生活する人が増えることを願っています。

ますます国産の麻ひも、麻縄の活躍の場が広がりますように。