朱色版の国産大麻(精麻)・ミドル鈴緒。お稲荷様用にいかがです?

朱色版の国産大麻(精麻)・ミドル鈴緒がお稲荷様用に。

国産大麻(精麻)・ミドル鈴緒(朱)
国産大麻(精麻)・ミドル鈴緒(朱)

もともとは神社、巫女の緋袴の色をイメージしてこの色のしめ縄【神居 和かざり】を製作したのが発端。徐々にこの配色をミドル鈴緒、ミニ鈴緒、ブレスレット【麻の輪】にも採用し、現在に至っております。

製作から8年を経て、「稲荷にもいける」とお客様から言っていただきました。このお客様は伏見稲荷、豊川稲荷など全国各地のお稲荷さんの社寺を巡ったと聞いております。また時を同じくして別のお客様がお稲荷様用にとご注文いただきました。ありがとうございます。(新たな用途に、可能性が広がるのがうれしいです)

朱色は生命の躍動をあらわすとともに、古来災厄を防ぐ色としても重視されてきました。このため古くは御殿や神社の社殿などに多く用いられており、稲荷神社の鳥居の朱色もこの影響によるものと考えられます。

草木染めや手打ち本坪鈴仕様もできます。

 

 

 

・参考文献

「神道いろは」神社本庁教学研究所監修(神社新報社)

 

 

国産大麻(精麻)きなり特集。職人の手作業によるさまざまなきなりの製品に光を

国産大麻(精麻)きなりの製品に光を。国産大麻(精麻)きなり特集。

職人の手作業による国産大麻(精麻)のきなり製品たちを集めました。

国産大麻(精麻)・しめ縄(大根型)
国産大麻(精麻)・しめ縄(大根型)

 

国産大麻(精麻)・ミニ鈴緒
国産大麻(精麻)・ミニ鈴緒

 

国産大麻(精麻)・しめ縄【神居 和かざり】(紙垂付きBタイプ)
国産大麻(精麻)・しめ縄【神居 和かざり】(紙垂付きBタイプ)

 

国産大麻(精麻)・三本撚り叶結びアクセサリー
国産大麻(精麻)・三本撚り叶結びアクセサリー

 

国産大麻(精麻)・鈴緒
国産大麻(精麻)・鈴緒

 

国産大麻(精麻)・より紐(3ミリ径)
国産大麻(精麻)・より紐(3ミリ径)

 

国産大麻(精麻)・祓串【たまきよら】
国産大麻(精麻)・祓串【たまきよら】

 

極上国産精麻
極上国産精麻

 

神社仏閣用麻製品を調製する京都・山川の先月、亡くなった4代目、山川由彦さんは国産精麻のしめ縄は「上品で深みのある光沢としなやかさがまるで違う」とおっしゃっていました。

謹んでお悔やみ申し上げますとともに、今後の国産精麻の盛況をお祈りせずにはいられません。

※大麻の茎の表皮を1枚ずつ丁寧に加工したものを「精麻」を呼びます。天然繊維としてはたいへん強度があり、なおかつ美しい艶をもち、まさに神々しいといえる素材です。

清い気の国産大麻(精麻)しめ縄で、2023年迎える準備着々と

今年も超早期ご予約をいただいた国産大麻(精麻)しめ縄を順次お届けしていっております。(超早期ご予約受付はすでに終了しております)ご予約以外のご注文もありがとうございます。

ちょこちょこ、お客様より到着のご連絡をいただいております。

しめ縄お飾り、本日、届きました!
ありがとうございます。

持つだけで 聖性を感じます。
素敵な神居(和かざり)に ときめきます。

こちらのお客様はしめ縄【神居 和かざり】(ざくろ染め)版をご注文いただきました。昨年からこれをイメージしていましたが、今年はウクライナ(国旗の色が青と黄)のことがあり、また別のお客様からどういうわけか藍染めとざくろ染め(黄色)2色の麻紐のご注文をいただいていたことで、この染めの神居 和かざりを世に出すことを決めました。(6月に誕生。もちろん、世界の安寧を願ってです)※すでに藍染め版、茜染め版はできています。

 

先ほど、美しい〆縄受け取りいたしました。

〆縄と書いて「しめ縄」と読む。他に注連縄、標縄、七五三縄も「しめ縄」と読みます。(PCやスマートフォンの辞書で出てきますのでお試しを)この方に限らずどの方も美しさを感じていただき、職人の技、伝統、型の大切さを思います。なお、このお客様は別のご注文をいただいており、年明けにお送りさせていただきます。

 

家系が神道なので、毎年、色々なしめ縄を求めてますが、やはり、さぬきいんべ様のが、最も美しく清い気に溢れており、今年も求めました。ありがとうございます

これまたお世辞にしてもうれしいご感想です。それも、いろいろなしめ縄と比較してのお言葉で、他の製品にも、さぬきいんべを感じていただければ幸いです。

 

この時期にさぬきいんべさんに注文するのが恒例になりました。
届いたしめ縄も、とてもきれいで清々しく、また力強さも感じられるいいしめ縄ですね。

毎年ありがとうございます。力強さも感じていただき、うれしく思います。このお客様からも別にご注文いただいておりますので、年明けにお送りさせていただきます。

 

お客様の声」も次々いただいております。

しめ縄予定通りに届きました。
細部にまでこだわりしっかりと作られていました。
こんなに美しいしめ縄を見たことはありません。
きっと心を込めて作られているのでしょう。
国産清麻が神棚で輝いています。
また、丁寧なお手紙に心を打たれました。
本当に良い出会いとなりました事お礼申し上げます。
(小崎朗様)

 

妻入型の神棚を特注で製作して頂き、棚台も樹齢150年の木曽檜の一枚板で作って下さいました。それに相応しい注連縄を探しておりましたら、こちらに辿り着き(引き寄せられ)ました。やはり国産大麻は違いますね!大変満足しております。ありがとうございました。(ゆの様)

 

毎年年末年始だけ実家にもしめ縄をしていますが、大麻のしめ縄は丈夫で形崩れもしにくいので、通年で玄関に設置させていただきます。予想以上に立派なしめ縄飾りが届きました。素敵な物をありがとうございます。(どらちゃん様)

 

娘宅用に購入させていただきました。
本物の精麻に触れてほしい、日本の伝統を大事にしてほしい、手仕事の素晴らしさを知ってほしい、などなど、たくさんの想いを受け取ってもらえたらうれしく思います。聖なる依り代のご縁をいただき、いつもありがとうございます。(Suzuki様)

 

古くからの日本の神道では「祓(はらえ)のない祭式は存在しない」といわれていたようです。

また、暮らしのなかでついてしまった罪やケガレは災厄を引き起こすと考え、それらの不浄を心身から取り除くためにも祓をとても大切にしてきました。なかでも規模の大きな「大祓」は年に2度おこなわれ、6月の「夏越の祓」と12月の「年越の祓」でケガレを落とし、清めていたのです。

その神道において最重要視されている大麻は、“神の宿る神聖な繊維”とされています。これは神話の時代からつづく日本文化の1つです。

しめ縄の素材は、ワラや麻、マコモ、い草等、地域によってさまざまですが、中でも、もっとも神聖であり清浄な結界縄が、麻製のしめ縄とされています。今年も鼓胴型など今までなかったしめ縄をお作りさせていただくことができました。しめ縄も奥が深いです。

 

 

・参考文献

「日本の建国と阿波忌部」林博章著

「明治19年創業 神社仏閣用麻製品調整 株式会社山川パンフレット」など

 

 

 

敦賀魚河岸 海鮮丼うお吟(福井県)で京都・山川さんが自社製のしめ縄を発見

こちらの京都・山川(創業明治19年、神社仏閣用麻製品の調製)のInstagram投稿で国産精麻のしめ縄が紹介されていました。

 
 
 
 
 
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福井県にある三国サンセットビーチにて毎年8月11日に開催される三国花火大会に3年ぶりに訪れた山川さん。

ランチにと敦賀魚河岸 海鮮丼うお吟に入って海鮮丼を。お店の雰囲気、見映え、お味、ボリューム。どれも最高だったとのこと。

そこで偶然、自社製のしめ縄を発見したそうです。(Instagram投稿の3枚目、神棚の写真)

ひょっとしてと思い履歴を調べると、ありました。お店がオープンする際にお求めいただいたようで、大根型しめ縄の太さ1寸(約3センチ)×長さ2.5尺(約75センチ)でした。

こんなことがあるんですね。

山川さんいわく、「うちのしめ縄をお店に付けていただいてるなんて、とても嬉しいです!」

 

2022年も日に日に残り少なくなってまいります。

他に牛蒡型、わかざりをご用意しております。(年内お届け早期ご予約も11月18日まで延長)

四国の麻栽培再生を願うキャンペーンpart2を開始いたしました

2022年10月27日(旧暦10月3日、三日月)より四国の麻栽培再生を願うキャンペーンpart2を開始いたしました。

合計5000円以上~15000円未満お求めの方に、京都・山川による下記のオリジナル国産精麻アクセサリーをお1つプレゼントさせていただきます。

国産精麻アクセサリー「あわむすび」(京都・山川製)
国産精麻小物「あわむすび」(京都・山川製)非売品

神社仏閣用の麻製品を調製する創業120年以上である京都・山川さんがこの企画のためにオリジナル精麻小物をつくってくださいました。人と人とを良好な関係で結ぶこと、ひいては縁結びにつながる「あわむすび」(※1)を施しております。(「小さいものほどつくるのは難しい。アラが目立つから」と山川さん)身につけたりバッグにつけたり、神具として使用したりいただければと存じます。

また、合計15000円以上お求めの方には、下記のオリジナル国産精麻アクセサリーをお1つプレゼントさせていただきます。もう1つ山川さんがつくってくださいました。どこにもない形のものです。

国産精麻小物(京都・山川製)非売品
国産精麻小物(京都・山川製)非売品

2016年に徳島県吉野川市(旧麻植郡)にて吉野川市主催で「麻シンポジウム」が開催されたり(私も参加)、同市の広報よしのがわでは麻栽培に向けて機運を盛り上げようと毎月麻に関する記事が掲載されたりしておりました。

旧麻植郡は、その名の通り、践祚大嘗祭(せんそだいじょうさい※2)に麁服(あらたえ)を代々調進する木屋平の三木家をはじめ、麻塚神社、御所神社の祭神「大麻綜杵命(おおへつきのみこと)」、岩戸神社の麻筍岩(おごけ)、山崎忌部神社(麻植神を祀る天日鷲社)、麻平など30件を超える特に多くの麻に由来する地名や史跡が残され、日本の麻文化の発祥地、また中心地といえます。(上記の三木家の麻栽培は2019年の令和の大嘗祭に向けて一時的なもので現在は栽培されておりません

また、四国に大麻山が3つも存在し、各地に麻(大麻)にまつわる地名、史跡があります。(香川:大麻神社、愛媛:松山市朝(麻)生田町、高知:四万十市麻生など)

四国各県の旧国名(阿波・讃岐・伊予・土佐)の頭文字を順に並べると、あ・さ・い・と=麻糸となるのは偶然でしょうか?

毎年8月14日夜におこなわれる愛媛県八幡浜市の五反田柱まつり(県指定無形民俗文化財)は、たいまつに麻幹(おがら)が使われます。そのために2007年頃まで隣の大洲市で麻が栽培されていました。これが徳島・三木家をのぞく四国最後の麻栽培だった、、このことを2009年に知ったのが、さぬきいんべ創業の発端で、なんとかしようと思い動きはじめて今年で10年余りになります。

2018年3月9日、四国はじめ、日本各地に麻をもたらした阿波忌部の居住地となる徳島剣山系は「にし阿波の急傾斜地農業システム」として、国連食糧農業機関(FAO)が提唱する世界農業遺産(GIATH)に認定されたことは記憶に新しいです。

2021年1~6月に厚生労働省は「大麻等の薬物対策のあり方検討会」を開き、引きつづいて2022年4月から同省審議会が大麻規制検討小委員会を設置、大麻取締法の改正に向けた具体的な議論を行っておりましたが、同法の改正案を2023年の通常国会にも同省は提出する考えで、神事など伝統的な利用や大麻成分の医薬品への活用を目指す方向です。

さらにもう一度、仕切り直し、皆さまのご協力を得ましてまず声を挙げること、、、これを機に四国の麻栽培を再生させ、後世に受け継いでいくきっかけにしたいと存じます。

よろしくお願い申し上げます。

(※1)阿波忌部族は、栃木県小山市粟宮に式内社「安房(粟)神社」(下野国寒川郡条「安房神社」)を創建した。その例祭には、氏子が[粟の穂]を献上するとの日本唯一粟を主体とする「粟柄祭り」が行なわれ、神輿の上に「粟柄」が乗せられる。神輿の四方に取り付けられるのが「粟むすび」と呼ぶ水引で、それは人と人とを良好な関係で結ぶこと、ひいては縁結びにつながるとして信仰されている。(『オオゲツヒメと倭国創生』林博章著P58より)

粟柄神輿につけられる粟むすび
粟柄神輿につけられる粟むすび
天太玉命をお祀りする安房神社(栃木県小山市)
天太玉命をお祀りする安房神社(栃木県小山市)

(※2)践祚大嘗祭=天皇即位に際し、天皇がはじめて新穀を食(め)され、皇祖および天神地祇に供し奉る即位後1回限りの儀式。

 

 

・参考文献

「日本の建国と阿波忌部」林博章著

「オオゲツヒメと倭国創生」林博章著(多田印刷)

「美馬文化 いななき第14号」(美馬市文化協会会報)

厚生労働省(大麻規制検討小委員会

神社の拝殿に吊されている精麻の鈴緒(鈴を鳴らす綱)のいろいろ

たいてい、神社の拝殿正面には「鈴」が取り付けられています。

それは巫女が神楽鈴を振るのと同じように、参拝者自らが鈴の音で祓い清めるためのものです。

その鈴を鳴らす綱を鈴緒(すずお)といいます。

鈴緒は神聖な鈴を鳴らすものであるため、古来神聖な植物とされている麻でつくられてきました。

一口に鈴緒といっても、いろいろなのがあります。少しご紹介させていただきます。

例えば、こんな鈴緒。

 
 
 
 
 
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このタイプは一番よく見るでしょうか。(きなりの精麻でできており、房は「切房」です)

 
 
 
 
 
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こちらは保護編み(七宝編み)付きです。

 
 
 
 
 
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こんな鈴で、五色の縄も。

 
 
 
 
 
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他にも上の写真とはちがう配色のものがあったり、布巻きのものがあったりします。

国産大麻(精麻)のしめ縄で清々しい2023年を!超早期ご予約のご案内

本年も、2023年用しめ縄の超早期ご予約の受付を開始いたしました。

※超早期ご予約の受付を終了いたしました。多数ご予約ありがとうございます。2022年11月22日追記

好評の美しいしめ縄(大根型、牛蒡型)、神居和かざり《きなり》のいずれも紙垂付き(紙垂をご自分でつけられる方は説明を作成しております。こちらを参考にしてください)は、しめ縄は1つひとつ縄目がちがいますが、職人がバランスをみて紙垂を取り付けさせていただきます。また、本年は世界の安寧を願って神居 和かざりのざくろ版が加わりました。(さらに神社の拝殿用の鈴緒寺社仏閣用の鰐口紐もできるようになっております。神社やお寺の用途はもちろん、ディスプレイ用等にいかがでしょうか?)

超早期ご予約の特典として、本体価格5%OFF、ならびに1886(明治19)年創業、神社仏閣用麻製品を調整しつづけている京都・山川製のオリジナル国産精麻アクセサリー《リボン風》藍染め、茜染め&ざくろ染め版のいずれかお1つをプレゼントさせていただきます。(精麻は極上国産、藍染め、草木染めは徳島でおこなっております)※染め(色)のご希望を承ります。ご予約注文時に「備考欄」へご記入する等お申し出ください。本特典は2023年年頭、立春までにお届け予定。(特典のプレゼントを何らかの理由で辞退される方も遠慮なくおっしゃってください)本特典は、2022年11月18日ご予約分まで。

京都・山川製オリジナル国産精麻アクセサリー《リボン風》
京都・山川製オリジナル国産精麻アクセサリー《リボン風》

 

お届けは2022年12月15日頃から順次発送予定です。日時指定も承ります。(自然のリズムを意識し冬至、旧暦の新年に合わせるのもおすすめです)

また、こんなしめ縄または鈴緒ができませんか?というご要望も歓迎です。

《現在のご予約状況》

しめ縄太さ6ミリ×長さ19センチ(紙垂付き)、太さ15ミリ×長さ145センチ(紙垂付き)、太さ5ミリ×長さ5メートル(紙垂付き)、大根型太さ1寸×2.5尺(紙垂付き)、同太さ8分×長さ2尺(紙垂付き)、同太さ6分×長さ1.5尺(紙垂付き)、牛蒡型8分×2尺(紙垂付き)、同太さ6分×1.5尺、神居 和かざり(紙垂付き)など。2022年10月19日現在。

ご予約誠にありがとうございます。

しめ縄の超早期ご予約専用ページ

神社の拝殿用の鈴緒ご注文ページ

寺社仏閣用の鰐口紐(鐘緒)ご注文ページ

※お電話、FAX、メールでのご注文も承っております。これだけのしめ縄、鈴緒(数量)をこのくらいの時期にという「仮予約」も受付させていただいております。

日本の文化として昔から大切につかわれてきた麻。国産大麻(精麻)のしめ縄、鈴緒で清々しい新年を迎えませんか。

神社やお寺で麻は「神聖なもの」、「穢れを祓う」、「神の依り代となる」などとされています。例えば、お供物を麻で結んだり、神職の方々の冠に麻を巻いたり、お祓いの際の道具(祓串)に麻が使われていたりと、現在でも様々なところで大変重用されています。

そういった理由から神社仏閣の鈴緒・鰐口紐や注連縄には麻が使われており、別の素材ではその意義や効果が失われてしまうのです。(明治19年創業 神社仏閣用麻製品調整 株式会社山川パンフレットより)

 

さぬきいんべでは、すべて切り火をしてお送りさせていただきます。

「火は日であり、さらに霊(ひ)であって誠に尊い霊妙(人間では計りしれませぬ不思議なこと)なものでございますと教わりました。」(元内掌典・髙谷朝子)

高さ約60センチの国産精麻の大麻(おおぬさ)が完成、神社様へ納品

夏越の祓は済まされたでしょうか?

4年前から取り扱っております国産精麻の祓串(大麻)【たまきよら】は、標準の高さが約75センチです。(高さ約30センチのものもございます)

外祭用に使いたい、高さ約60~65センチでできないかと神社様よりお問合せ。

また、製作にあたり高さだけを低くするのか、置き台(筒)の寸法などを高さに合わせて縮小するか、神社様に確認させていただき、後者の方でご依頼いただきました。

高さ約60センチの白木の棒と置き台は木曽桧(樹齢150年以上)の柾目材を京都の木工職人が加工、そしてそれに極上の国産精麻を京都の麻縄職人が取り付けた祓串(大麻、おおぬさ)がここに完成いたしました。すべて精麻の祓串です。また、木目の細かさ、美しさ、香りなどにも目を向けていただければ幸いです。

すべて極上国産精麻の大麻(おおぬさ)の先端
すべて極上国産精麻の大麻(おおぬさ)の先端

先日、納品させていただきましたが、この神社様は戸越八幡神社様で、別の神社の女性宮司がご縁を取り次いでくださいました。神事にお使いいただき、多くの方が幸せになりますように。

この精麻の部分を製作した麻縄職人は、神社仏閣用の麻製品を調製する明治19年創業の京都・山川ですが、現在5代目の山川正彦さんは今年できた会社パンフレットの中で次のように申しております。「このような重要な神仏具を製造する仕事を担えておりますことを、私たちは大変光栄に思うとともに、責任も感じております。」

1年前、さぬきいんべは、おお麻(ヘンプ)専門神具店へと舵を切りました。今回のようなご紹介がとてもありがたいです。

今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。

秋葉神社の祠に、とても丁寧なつくりで神々しい国産大麻(精麻)・ミドル鈴緒

2016年に登場した国産大麻(精麻)・ミドル鈴緒

このほど、お客様からとても丁寧なつくりで神々しい、感激ですとご感想をいただきました。

その名は神社の鈴緒とミニ鈴緒の“中間”ということで、職人がミドル鈴緒と命名。太さ約1.5センチ(5分)、長さ約30センチ(1尺)の鈴緒です。

登場から6年。国産精麻のミドル鈴緒。
登場から6年。国産精麻のミドル鈴緒。

本坪鈴は1寸径を採用、麻にややボリュームをもたせた形で、国産の大麻を次世代にという思いは変わりません。

お住まいのちかくに秋葉神社の祠(ほこら)があり、そこで使われる由。

神様もお喜びいただけることと思いますと結んでいました。

神様を大切にされる方が増えていきますように。

世界の安寧を祈って。国産大麻(精麻)・草木染め叶結びアクセサリーをお頒けいたします

GWも後半。いかがお過ごしでしょうか。

4月30日、愛媛県西条市内のお茶畑にて新茶のお茶摘みをさせていただきました。(前日を予定していましたが、雨の予報のためこの日にスライド)

毎年この時期に、神様へお茶をお供えするためお茶摘みをしており、そのお手伝いです。こちらのお茶畑は自然農法で、どれぐらい続けているかは聞けてないですが、ずっと続けられています。

大勢の協力で目標の100キログラムをお昼までに達成しました。製茶し50グラムを100袋お供えするとおっしゃっていました。

 

さて、昨年しめ縄の超早期ご予約特典(非売品)として頒布させていただきました京都・山川製の国産大麻(精麻)・草木染め叶結びアクセサリーに世界の安寧を祈ってざくろ染め(黄色)を加え、少量お頒けさせていただくことができるようになりました。

染めは藍染めと茜染め、そして今回加わったざくろ染めです。

山川5代目いわく、「小さいものの方が難しい」とおっしゃいます。シャネルの創業者、ココ・シャネルは、「ファッションとは、上級者になるほど引き算である」と言ったそうです。当然、分野はちがいますが両者の間には共通項があるように思います。

国産大麻(精麻)・草木染め叶結びアクセサリー
世界の安寧を祈って。藍染めとざくろ染め(左)。

お守りとして。アクセサリー、飾りとして。シンプルな手仕事の美しさと、染めのエネルギー、変化をもお楽しみいただけましたら幸いです。