自宅を”手仕事天国化”する計画を考えた結果

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9月、自宅の西側にあった父の仕事場(工場)を解体しました。

建具関係の仕事をしていたため、大型、小型機械が数台あり父が仕事をしなくなった後どうなるかと思っていましたが、全部撤去すっきりしました。

跡地は更地となって駐車場(5~6台)にできそうです。

前々から漠然と自宅がギャラリーになればと思っていました。さぬきいんべ取扱いのものを展示できればという考えです。お店みたいな感じです。

母屋(東側)は昭和20年代の建築、築約70年の古民家で、使われている木が現代のものとはちがいます。母は壊せと前から言い、業者には更地になったところに家を建てて住んだらとか言われているのですが、ここ10年ぐらい、再生された古民家や古い建築を見てきた私は今のところ改修、再生をと思っています。(お世話になっている愛媛民芸館がホッとする場であることも理由として大きいです)

自宅、母屋の大黒柱。
自宅、母屋の大黒柱。

 

さぬきいんべはご存じと思いますが創業からwebショップのみでした。webショップならできるかも(やりたい)と思ったのがきっかけです。それが今年、精麻飾りのワークショップに参加するようになり、そうすると、精麻がほしい、取り扱っているものを見たいという声が出てくる、どうしてもそうなるのですね。

そのことと、父の仕事場の建物の寿命が重なりました。たまたまです。

目標としては、自宅がものを購入することもできるギャラリー展示場、そしてみんなが集まる場になればと思います。ワークショップなどイベントをすることにもなっていくのではないでしょうか。そうすればこれまでの私の活動、そして建物、敷地も生きると思います。

タイトルに”手仕事天国”と記したのは、手仕事の美しいものを集めたギャラリーの意味をこめました。天国は美の世界だと思うからです。

進展がありましたらご報告させていただこうと思います。