夏越の祓は済まされたでしょうか?
4年前から取り扱っております国産精麻の祓串(大麻)【たまきよら】は、標準の高さが約75センチです。(高さ約30センチのものもございます)
外祭用に使いたい、高さ約60~65センチでできないかと神社様よりお問合せ。
また、製作にあたり高さだけを低くするのか、置き台(筒)の寸法などを高さに合わせて縮小するか、神社様に確認させていただき、後者の方でご依頼いただきました。
高さ約60センチの白木の棒と置き台は木曽桧(樹齢150年以上)の柾目材を京都の木工職人が加工、そしてそれに極上の国産精麻を京都の麻縄職人が取り付けた祓串(大麻、おおぬさ)がここに完成いたしました。すべて精麻の祓串です。また、木目の細かさ、美しさ、香りなどにも目を向けていただければ幸いです。
先日、納品させていただきましたが、この神社様は戸越八幡神社様で、別の神社の女性宮司がご縁を取り次いでくださいました。神事にお使いいただき、多くの方が幸せになりますように。
この精麻の部分を製作した麻縄職人は、神社仏閣用の麻製品を調製する明治19年創業の京都・山川ですが、現在5代目の山川正彦さんは今年できた会社パンフレットの中で次のように申しております。「このような重要な神仏具を製造する仕事を担えておりますことを、私たちは大変光栄に思うとともに、責任も感じております。」
1年前、さぬきいんべは、おお麻(ヘンプ)専門神具店へと舵を切りました。今回のようなご紹介がとてもありがたいです。
今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。