神棚をお祀りし、神々のお守りをいただき明るい健全な生活をしませんか。下記に一般的なことを挙げますので参考にしてください。
神棚には毎朝、米・塩・水をお供えします。米と塩はお皿に盛り、水はその日の初水を水玉という器に入れお供えします。(三方や折敷に載せてお供えする場合は、三方や折敷の縁にとじ目がある方を手前にしてお供えします)
氏神様のお祭りや家庭内のお祝いごとなどの時には、お酒や尾頭付きの魚、野菜、果物、また四季の初ものやいただきものなどをお供えします。神社と同じように毎月、月次祭をするといいでしょう。
神前の飾り物の1つが、しめ縄です。しめ縄は一番手前の上方に設置します。しめ縄は太い方が向かって右側になります。(しめ縄は神棚と外を隔てて、不浄に触れさせないために設置)
神拝は朝拝と夕拝があります。朝拝は朝早く起きて、顔を洗い、朝拝、夕拝も口をすすいで心身を清めてから神棚に向かいます。今日までの無事を感謝して、また今日一日の無事をお祈りします。
お神札の神座の順位は、横に並べておまつりする場合には神棚の中央を最上位とし、次に向かって右側、その次が左側となります。したがって、中央に神宮大麻をまつり、向かって右側に氏神様、左側にその他の崇敬する神社のお札をおまつりします。
重ねておまつりする場合には、一番手前を最上位としますので、神宮大麻を一番手前におまつりし、そのうしろに氏神様、次にその他の崇敬する神社のお札を重ねておまつりします。
古いお札や神棚は、年が明けておこなわれるどんど焼き(左義長)の神事のときに感謝とともに焼納していただきます。
ぜったいにこうでなければならないというものではありません。常に清らかに保ち、おまつりすることが大切と思います。