たいてい、神社の拝殿正面には「鈴」が取り付けられています。
それは巫女が神楽鈴を振るのと同じように、参拝者自らが鈴の音で祓い清めるためのものです。
その鈴を鳴らす綱を鈴緒(すずお)といいます。
鈴緒は神聖な鈴を鳴らすものであるため、古来神聖な植物とされている麻でつくられてきました。
一口に鈴緒といっても、いろいろなのがあります。少しご紹介させていただきます。
例えば、こんな鈴緒。
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このタイプは一番よく見るでしょうか。(きなりの精麻でできており、房は「切房」です)
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こちらは保護編み(七宝編み)付きです。
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こんな鈴で、五色の縄も。
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他にも上の写真とはちがう配色のものがあったり、布巻きのものがあったりします。