出雲の台頭。忌部と共に注目!

2017年2月、徳島・大麻比古神社の正式参拝(日本麻振興会主催)へ行ったときのこと(この時のレポートはこちら)。

上記レポートでは触れていないことですが、映画「つ・む・ぐ 〜織り人は風の道をゆく〜」、「麻てらす」の吉岡敏朗監督も来られていたので、名刺交換させていただきました。私の名刺(さぬきいんべ)を見るなり、「俺は出雲忌部だ」と。

吉岡監督は出雲出身だったんですね(知らなかった)。

出雲にご縁を感じることはこの時に限りません。

創業を目指していた2009年秋に神縁の皆様とたまたまタイミングが合い、出雲大社と物部神社へ正式参拝した他、神魂神社、八重垣神社、日御碕神社など11ヶ所ほど巡りました。

またその後にご縁をいただいた玉造りをされている青舟さんは、しょっちゅう出雲と新潟・糸魚川を行ったり来たりされていて状況報告をよくいただきます。

それから備前と讃岐忌部の関係は?でご紹介した備前市伊部・天津神社の神職に電話した際、たまたまそういう話になったのでお聞きすると「(忌部は)出雲と関係があると思う」とのことでした。

讃岐忌部氏の祖神、手置帆負命(たおきほおひのみこと)は文献によると後年、大国主命の笠縫として仕えたとされていて、出雲と関係があるのか程度に思っていましたが、次々ご縁のある方がそういうことを言われるのでやはり忌部と出雲は関係あるんだろうなと思っています。

伊勢神宮の式年遷宮、出雲大社の平成の大遷宮が重なった2013年以降、徐々に光が当たっていなかったところに光が当たっていき、時代が令和となって、いま国つ神(土着の神)に光が当たっていっているように感じます。

松山・道後温泉の大国主命と少彦名命が登場する「玉の石伝説」が道後REBORNプロジェクトのアニメ「火の鳥”道後温泉編”」で紹介されているのも1つ。

声優が火の鳥役・水樹奈々、大国主命役・つるの剛士、少彦名命役・三森すずことなっています。

そして、ここまで記事を書いてきて2020年に東京国立博物館平成館(上野公園)にて下記の特別展が開催されることがわかりました。

日本書紀成立1300年 特別展「出雲と大和」

2020年は古事記編纂1300年を迎えた2012年から8年。さぬきいんべにとっても大事な年になりそうです。2020年1月で10周年ですし。

さらに、ここまで書いて「出雲の國」というチョコクッキーをおみやげでおすそ分けいただきました。きてますね!出雲。

出雲は見えない世界を司っているといわれます。いよいよ、ワクワクします。

私たちにとっては、見えるものより見えないものの方が重要です、見えるものは過ぎ去りますが、見えないものは永遠に存続するからです。(新約聖書:コリントの信徒への手紙)