京都・神泉苑の善女龍王ご勧請1200年のポスターに、観世流シテ方(梅若実玄祥家)緑幸会主宰 能楽師 井上和幸先生、井上貴美子先生に師事されている謡曲仕舞奉納家・一扇様が掲載されています。(一扇様には、前天冠・国産大麻(精麻)五色房付きと、神楽鈴・国産大麻(精麻)五色緒付きをご活用いただいております。精麻の浄化力は素晴らしいとのこと)
本年令和6年は、弘法大師ご請雨から1200年という記念の年。
神泉苑のHPによると、
天長元年(824)、日照りで世の民が苦しんだ際、淳和天皇(じゅんなてんのう)の命により、 弘法大師空海が雨ごいの祈祷を行いました。 空海が善女龍王様を神泉苑によびよせ、 熱祷を捧げたところ、龍神様は大師の祈りに応え、甘露の法雨を降らせ、世は安穏になりました。
これ以降、神泉苑の池(法成就池)には善女龍王様がお住みになるといいます。
本年は、甲辰(きのえたつ)年。神泉苑は祇園祭の発祥の地でもあり、龍神様のお働きを強く感じます。
3月1日は増運弁財天、毘沙門天(秘仏)のご開帳。2日は聖観音供法要と舞楽ご奉納。3日は善女龍王慶讃法要があります。
はじめて神泉苑を訪れたのは2015年4月でした。境内にこの1200年記念へ向けた境内修復のご寄進の案内が掲げられていたのを思い出します。