国産大麻(精麻)・ブレスレット【麻の輪】のオール藍染め、オール茜染め版

このほど、国産大麻(精麻)・ブレスレット【麻の輪】のオール藍染め、オール茜染め版がお客様のご依頼で誕生いたしました。

国産大麻(精麻)・ブレスレット【麻の輪】オール藍染め(右)、オール茜染め版
国産大麻(精麻)・ブレスレット【麻の輪】オール藍染め(右)、オール茜染め版

国産大麻(精麻)・ブレスレット【麻の輪】は2015年に誕生し、今もご愛用いただいています。留め具を使わず着けることができるシンプルな形、かつだんだん細くなる構造で京都・山川の職人の技が光ります。

色合いを変えたりしてまったく新しい製品へと変わるのは、基本がしっかりしているからだと思います。

オール藍染め版は2016年に形になったことがありますが、オール茜染め版は今回がはじめてです。藍染めと茜染めで対(つい)、陰と陽、男性と女性を表しているのでしょうか。(お客様は、しめ縄【神居 和かざり】藍染め版と同じ配色のブレスレット藍染め版をご覧になってこれをイメージされたと思われます)

多様化している人の好みと、手仕事で1つひとつ製作するこのブレスレット【麻の輪】がここに見事に融和したと思います。

 

国産大麻(精麻)・草木染め叶結びアクセサリーを送付中(しめ縄早期ご予約特典)

ただいま、しめ縄早期ご予約特典の国産大麻(精麻)・草木染め叶結びアクセサリーを順次発送していっております。

年始めにご予約特典をお送りするようになって2年目。(年末、しめ縄といっしょにお送りした方が楽ですが、下記の理由から年始めに)

このアクセサリーは、しめ縄や鈴緒など神社仏閣用の麻製品を手がける創業120年以上、京都・山川の職人によって1つひとつ製作され、それぞれ藍染め、茜染め、ざくろ染めときなりの精麻を用いて3種類(3色)、形はリボン風にし縁起の良い装飾結び、叶結びを施しております。

国産大麻(精麻)草木染め叶結びアクセサリー(京都・山川製)非売品
国産大麻(精麻)草木染め叶結びアクセサリー(京都・山川製)非売品

1月は旧暦ではまだ年末。昨年は1月22日が旧正月でしたが、立春または旧正月どちらか遅い方までに最低届くように配慮しております。(2024年は立春は2月4日、旧正月は2月10日)

こちらに書いておりますように旧暦と日本の文化は密接に関わっており、麻とともに大切にしたい伝統です。

1年の区切りをつけて新たにスタート(仕切り直し)する。そんな思いもこめ、1つひとつお送りさせていただいております。

 

こちら、「旧暦新年2024」(合計10000円以上お求めの方に京都・山川製の下記のオリジナル国産精麻アクセサリーをプレゼント)も2月9日まで開催中です。

国産大麻(精麻)アクセサリー(京都・山川製)非売品
国産大麻(精麻)アクセサリー(京都・山川製)非売品

ある神道関連物の製作の余材がたまたまでき、それを生かすべく1つひとつ手仕事により生まれました。きなりと濃紺のツートンが特徴です。

身につけたりバッグにつけたり、神具として活用したりいただければと思います。

鼓調べ緒紐の復元(第10回 日本麻フェスティバルin吉野川)にならって

10月28~29日に開催された第10回 日本麻フェスティバルin吉野川~麻植と麁服~にて、能楽師・大倉正之助さん(囃子方大倉流大鼓、重要無形文化財総合指定保持者、いわゆる人間国宝)により鼓調べ緒(しらべお※)紐の復元の展示がありました。

※調べ緒=能楽や歌舞伎はじめ、全国各地の祭礼には、小鼓、大鼓、締め太鼓が欠かせませんが、その表革と裏革を締め合わせる麻紐が「調べ緒」です。その締め具合によって音程を変える調律の役割も担います。

ご覧になった方、いらっしゃいますか?

わかりやすく、無染色、現代化学染色、茜染色の調べ緒が並べられ、茜染めの調べ緒の大鼓も展示。

説明には麻は大森由久(栃木県)、調べ緒は宮本則之(滋賀県)、茜染色は杉本一郎(大阪府)と書かれていました。

日本麻フェスティバルin吉野川初日、主催者・大森由久さん、吉野川市長・原井敬さんのあいさつに次いで、大倉正之助さんがこの大鼓の演奏をされました。演奏に先立ち、「現在では(調べ緒)はナイロン製に変わりつつあり、私たちのような伝統従事者、重要無形文化財の人間ですらナイロン製を使っているという現状」とお言葉がありました。

 

しめ縄などと同じことが起こっているのですね。

そんな中、国産麻、茜染めの調べ緒を復元、演奏されたのはたいへん有意義なことと思います。

私事、2015年だったと思いますが、神社仏閣用の麻製品の染色は99%が化学染料と聞き、えっ?と思ったことは忘れません。

なんとか神様にお捧げするものは自然由来の藍染め、草木染めのものをと思いました。京都・祇園祭の山鉾に藍染めの精麻がつかわれていることを知り、2016年に藍染め版のしめ縄【神居 和かざり】、2020年に陰陽五行の五色がようやく草木染めでできるようになりました。

五色といえばすでに製品化されていた神楽鈴・国産精麻五色緒ということで、草木染め版が誕生したわけです。

そして、その翌年に前天冠の五色房も、草木染めの国産精麻五色房でできました。

日本の麻の伝統技術を守ると同時に、引きつづき神社仏閣用の麻の神仏具は、できるだけ藍染め、草木染めになるように尽力したいと思っています。

国産大麻(精麻)のしめ縄で清々しい2024年を!超早期ご予約のご案内

本年も、来年用しめ縄の超早期ご予約の受付を開始いたしました。

※超早期ご予約の受付を終了いたしました。多数ご予約ありがとうございます。2023年11月19日追記

好評の美しいしめ縄(大根型、牛蒡型)、神居和かざり《きなり》のいずれも紙垂付き(紙垂をご自分でつけられる方は説明を作成しております。こちらを参考にしてください)は、しめ縄は1つひとつ縄目がちがいますが、職人がバランスをみて紙垂を取り付けさせていただきます。もちろん紙垂のないものもお選びいただけます。

国産大麻(精麻)・しめ縄【牛蒡型】(紙垂付き)
国産大麻(精麻)・しめ縄【牛蒡型】(紙垂付き)

その他、色のついたものをご希望の方には、神居和かざりの朱色版や藍染め、茜染め、ざくろ染め版もございます。(昨年より神社の拝殿用の鈴緒寺社仏閣用の鰐口紐もできるようになっております。神社やお寺の用途はもちろん、ディスプレイ用等にいかがでしょうか?)

国産大麻(精麻)・しめ縄【神居 和かざり】(ざくろ染め版)
国産大麻(精麻)・しめ縄【神居 和かざり】(ざくろ染め版)

超早期ご予約の特典として、本体価格5%OFF、ならびに1886(明治19)年創業、神社仏閣用麻製品を調整しつづけている京都・山川製のオリジナル国産精麻叶結びアクセサリー《リボン風》藍染め、茜染め&ざくろ染め版のいずれかお1つをプレゼントさせていただきます。(精麻は極上国産、藍染め、草木染めは徳島でおこなっております)※染め(色)のご希望を承ります。ご予約注文時に「備考欄」へご記入する等お申し出ください。本特典は2024年年頭、立春までにお届け予定。(特典のプレゼントを何らかの理由で辞退される方も遠慮なくおっしゃってください)本特典は、2023年11月18日ご予約分まで。

京都・山川製オリジナル国産精麻アクセサリー《リボン風》
京都・山川製オリジナル国産精麻叶結びアクセサリー《リボン風》

お届けは2023年12月10日頃から順次発送予定です。日時指定も承ります。(自然のリズムを意識し冬至、旧暦の新年に合わせるのもおすすめ)

また、こんなしめ縄または鈴緒ができませんか?というご要望も歓迎です。

《現在のご予約状況》

しめ縄太さ6ミリ×長さ19センチ(紙垂付き)、太さ15ミリ×長さ145センチ(紙垂付き)、太さ5ミリ×長さ5メートル(紙垂付き)、大根型太さ1寸×2.5尺(紙垂付き)、同太さ8分×長さ2尺(紙垂付き)、同太さ6分×長さ1.5尺(紙垂付き)、牛蒡型太さ1寸×2.5尺(紙垂付き)、同太さ8分×長さ2尺(紙垂付き)、同太さ6分×長さ1.5尺(紙垂付き)、神居 和かざり(紙垂付きAタイプ)、神居 和かざり(紙垂付きBタイプ)、同(紙垂なし)、麻縄10ミリ×2メートル、麻紐3ミリ×1メートルなど。2023年11月10日現在。

ご予約誠にありがとうございます。

しめ縄の超早期ご予約専用ページ

※お電話、FAX、メールでのご注文も承っております。これだけのしめ縄、鈴緒(数量)をこのくらいの時期にという「仮予約」も受付させていただいております。

日本の文化として昔から大切につかわれてきた麻。国産大麻(精麻)のしめ縄で清々しい新年を迎えませんか。

神社やお寺で麻は「神聖なもの」、「穢れを祓う」、「神の依り代となる」などとされています。例えば、お供物を麻で結んだり、神職の方々の冠に麻を巻いたり、お祓いの際の道具(祓串)に麻が使われていたりと、現在でも様々なところで大変重用されています。

そういった理由から神社仏閣の鈴緒・鰐口紐や注連縄には麻が使われており、別の素材ではその意義や効果が失われてしまうのです。(明治19年創業 神社仏閣用麻製品調整 株式会社山川パンフレットより)

 

さぬきいんべでは、すべて切り火をしてお送りさせていただきます。

「火は日であり、さらに霊(ひ)であって誠に尊い霊妙(人間では計りしれませぬ不思議なこと)なものでございますと教わりました。」(元内掌典・髙谷朝子)

国産大麻(精麻)のしめ縄で清々しい2023年を!超早期ご予約のご案内

本年も、2023年用しめ縄の超早期ご予約の受付を開始いたしました。

※超早期ご予約の受付を終了いたしました。多数ご予約ありがとうございます。2022年11月22日追記

好評の美しいしめ縄(大根型、牛蒡型)、神居和かざり《きなり》のいずれも紙垂付き(紙垂をご自分でつけられる方は説明を作成しております。こちらを参考にしてください)は、しめ縄は1つひとつ縄目がちがいますが、職人がバランスをみて紙垂を取り付けさせていただきます。また、本年は世界の安寧を願って神居 和かざりのざくろ版が加わりました。(さらに神社の拝殿用の鈴緒寺社仏閣用の鰐口紐もできるようになっております。神社やお寺の用途はもちろん、ディスプレイ用等にいかがでしょうか?)

超早期ご予約の特典として、本体価格5%OFF、ならびに1886(明治19)年創業、神社仏閣用麻製品を調整しつづけている京都・山川製のオリジナル国産精麻アクセサリー《リボン風》藍染め、茜染め&ざくろ染め版のいずれかお1つをプレゼントさせていただきます。(精麻は極上国産、藍染め、草木染めは徳島でおこなっております)※染め(色)のご希望を承ります。ご予約注文時に「備考欄」へご記入する等お申し出ください。本特典は2023年年頭、立春までにお届け予定。(特典のプレゼントを何らかの理由で辞退される方も遠慮なくおっしゃってください)本特典は、2022年11月18日ご予約分まで。

京都・山川製オリジナル国産精麻アクセサリー《リボン風》
京都・山川製オリジナル国産精麻アクセサリー《リボン風》

 

お届けは2022年12月15日頃から順次発送予定です。日時指定も承ります。(自然のリズムを意識し冬至、旧暦の新年に合わせるのもおすすめです)

また、こんなしめ縄または鈴緒ができませんか?というご要望も歓迎です。

《現在のご予約状況》

しめ縄太さ6ミリ×長さ19センチ(紙垂付き)、太さ15ミリ×長さ145センチ(紙垂付き)、太さ5ミリ×長さ5メートル(紙垂付き)、大根型太さ1寸×2.5尺(紙垂付き)、同太さ8分×長さ2尺(紙垂付き)、同太さ6分×長さ1.5尺(紙垂付き)、牛蒡型8分×2尺(紙垂付き)、同太さ6分×1.5尺、神居 和かざり(紙垂付き)など。2022年10月19日現在。

ご予約誠にありがとうございます。

しめ縄の超早期ご予約専用ページ

神社の拝殿用の鈴緒ご注文ページ

寺社仏閣用の鰐口紐(鐘緒)ご注文ページ

※お電話、FAX、メールでのご注文も承っております。これだけのしめ縄、鈴緒(数量)をこのくらいの時期にという「仮予約」も受付させていただいております。

日本の文化として昔から大切につかわれてきた麻。国産大麻(精麻)のしめ縄、鈴緒で清々しい新年を迎えませんか。

神社やお寺で麻は「神聖なもの」、「穢れを祓う」、「神の依り代となる」などとされています。例えば、お供物を麻で結んだり、神職の方々の冠に麻を巻いたり、お祓いの際の道具(祓串)に麻が使われていたりと、現在でも様々なところで大変重用されています。

そういった理由から神社仏閣の鈴緒・鰐口紐や注連縄には麻が使われており、別の素材ではその意義や効果が失われてしまうのです。(明治19年創業 神社仏閣用麻製品調整 株式会社山川パンフレットより)

 

さぬきいんべでは、すべて切り火をしてお送りさせていただきます。

「火は日であり、さらに霊(ひ)であって誠に尊い霊妙(人間では計りしれませぬ不思議なこと)なものでございますと教わりました。」(元内掌典・髙谷朝子)

心は光!国産精麻の縄でつくる神聖幾何学図・フラワーオブライフ

「精麻でフラワーオブライフをつくる」と聞いたのは2021年8月のこと。

それは、国産精麻と銅線をいっしょに撚って縄にし、それで世界創造の形とされる神聖幾何学図・フラワーオブライフをつくるという企画でした。

その11月、その制作現場に潜入。

会場のしまなみアースランド(愛媛県今治市)の学習棟の一角で「精麻 de フラワーオブライフ・精麻縄編み体験会」が開かれていました。この日は第1回コトハ・フェスティバル(主催:一般社団法人コトハ・インテグラルリサーチ)が開催されており、さまざまな発表や出展がありそのブース出展の1つです。

事前予約を募ったところ予定の定員を越える方の参加があったそうで、各1時間の時間制で、参加者が手を動かして精麻に銅線を入れて縄を撚っていました。はじめて精麻に触れる方も多い中、最初は慣れない手つきですがだんだんリズムをつかんで結果、事前につくった縄をふくめて合計63個の輪ができ、後日それをつなげて(意外と簡単ではないそう)、以下の形になったということです。

※フラワーオブライフは、輪が重なったところに花びらができ、6枚の花びらで1つ花ができます。

「精麻でフラワーオブライフ」できた輪をつなげていく途中。
「精麻でフラワーオブライフ」できた輪をつなげていく途中。

 

中心部は草木染めの精麻で赤・青・緑の光の三原色。
中央部は草木染めの精麻で赤・青・緑の光の三原色を表現。

 

完成。全体はこんな感じ。
完成。全体はこんな感じ。

 

最初、精麻と銅線を撚ると聞き、相撲の横綱が土俵入りの際に締める綱(横綱)を思い出しました。横綱はさらし木綿の中はやわらかくした精麻と銅線芯からできています。

企画者によると、精麻には「響きを具現化する」、銅には「作る人の思いを贈る」という働きがあるそう。

なぜ横綱に銅線芯を入れるか、成形のためだけかと思っていましたが、昔の人が意図したより深い意味があるのかもしれません。(調べると、最初の横綱は江戸時代につくられたようです)

それから、潜在意識も顕在意識も「光」でできている、心は光であると丸山修寛さん(丸山アレルギークリニック理事長・医学博士)がおっしゃっています。

さまざまな方が参加、つくられた個性ある精麻の輪(光)が人の手でつながれてできあがったフラワーオブライフ。中央に光の三原色があることで、それぞれの「光」の調和を表しているように感じました。

なお、この精麻縄のフラワーオブライフは2022年4月3日(日)の第2回コトハ・フェスティバルにて展示予定だということです。

 

 

・参考文献

「クスリ絵ぬりえ」丸山修寛著(バンクシアブックス)

なぜ、2022年用しめ縄&ミドル鈴緒の超早期ご予約特典は「青」と「赤」か

先日ご案内しましたとおり、2022年用しめ縄&ミドル鈴緒の超早期ご予約特典は、神社仏閣用の麻製品を調整している京都・山川製のオリジナル国産大麻(精麻)アクセサリー《リボン風》の藍染めと茜染めです。(藍染め、茜染めのどちらかをご予約毎におつけさせていただきます)

藍染めと茜染めは人類最古の染料です。色としては青と赤色です。

京都・山川製オリジナル国産精麻アクセサリー《リボン風》藍染め&茜染め(非売品)
京都・山川製オリジナル国産精麻アクセサリー《リボン風》藍染め&茜染め(非売品)

 

青と赤は、古代世界においてはどちらも信仰と深く結びつき、”聖なる色”と捉えられていたようです。

時代をさかのぼってイメージされるのは、日本では青はヒスイの勾玉、赤は赤い土の力で守ってくださる丹生都比売、もみじで秋の山々を赤くする竜田姫、根来などでしょうか。世界に目を向けると青はラピスラズリ、トルコ石、赤はベンガラ、辰砂などが浮かびます。

また、青と赤は、一般的にあらゆる色のなかで最も強いイメージがあるとされる2色で、一方は静的、もう一方は動的な両極の側面を持ちます。この2つの組合せは男性と女性に見える人もいらっしゃるかもしれません。

誰もが青いと知っている空や海は、近づくと青くは見えなくなります。赤色顔料の鉱物が比較的容易に入手できたのに対し、青色の鉱物は世界的に見ても希少かつ入手困難なものでした。このように青は、つかもうとすると逃げていくような”はるかなる色”といえるかもしれません。

また、赤は何よりも自らの体内に流れる血潮すなわち命そのもの、あるいは、神聖な太陽や火を連想させたのでしょうか。赤は、人と「色」の原初の根源的な関わりを今に伝えてくれる”はじまりの色”といえるかもしれません。

 

先の見えない時代ではありますが、私たち人類共通の大元にありますこの2つの色を通して、ゆるがない根っこを確認していただき、精麻のしめ縄、ミドル鈴緒とともに清々しく明るい新年を迎えていただきたいという思いをこめております。

形に関して、この国産精麻アクセサリー《リボン風》を最初見て私の高校時代、弓道の先生(当時、五段)がおっしゃっていた「簡単に見えるものほど奥が深い。複雑に見えるものは案外大したことがない。」という言葉を思い出しました。これは手仕事でつくられるものにも当てはまると思います。

 

 

・参考文献

「赤と青のひ・み・つ 聖なる色のミステリー」(MIHO MUSEUM発行)

 

国産大麻(精麻)のしめ縄&ミドル鈴緒で清々しい2022年を!超早期ご予約のご案内

例年より早く、2022年用しめ縄&ミドル鈴緒の超早期ご予約の受付を開始いたしました。

※超早期ご予約の受付は終了いたしました。多数のご予約ありがとうございました。2021年11月17日追記

7月にお客様より今年の年末もまたよろしくお願いしますと言われ、前倒しさせていただきました。

昨年好評でしたしめ縄(大根型、牛蒡型)、神居和かざり《きなり》の紙垂付き(紙垂をご自分でつけられる方は説明を作成しております。こちらを参考にしてください)に加え、今年はしめ縄(大根型、牛蒡型)の飾り付け用ヒモとして国産精麻を標準でお付けしております。またあらたに神居 和かざりの茜染め版が加わりました。

また、超早期ご予約の特典として、1886(明治19)年創業、神社仏閣用麻製品を調整しつづけている京都・山川製のオリジナル国産精麻アクセサリー《リボン風》藍染め&茜染め(非売品)のどちらか1つをプレゼントさせていただきます。(精麻は国産極上、藍染め、茜染めとも徳島でおこなっております)※藍染め、茜染めのご希望を承ります。ご予約注文時に「備考欄」へご記入する等お申し出ください。2021年9月25日追記

京都・山川製オリジナル国産精麻アクセサリー《リボン風》、人にも見える?
京都・山川製オリジナル国産精麻アクセサリー《リボン風》

CLUBさぬきいんべ会員の方で合計3万円以上のご予約のお客様には藍染め、茜染めの両方プレゼントさせていただきます。(特典のプレゼントを何らかの理由で辞退される方も遠慮なくおっしゃってください)

お届けは2021年12月20日頃から順次発送予定です。日時指定も承ります。

また、こんなしめ縄または鈴緒ができませんか?というご要望も歓迎です。昨年は紙垂付きのしめ縄が人気でしたが、それ以外では神居和かざり《きなり》の前垂れ無し、大根型しめ縄の長さ3尺、鼓胴型しめ縄、井戸用のしめ縄のご注文もいただきました。

《現在のご予約状況》

しめ縄太さ6ミリ×19センチ(紙垂付き)、太さ15ミリ×145センチ(紙垂付き)、太さ5ミリ×5メートル(紙垂付き)、大根型1寸×2.5尺(紙垂付き)、同8分×2尺(60センチ)(紙垂付き)、同6分×1.5尺(紙垂なし、紙垂付き)、牛蒡型6分×1.5尺(紙垂付き)、大根型8分×2尺(紙垂付き)、神居 和かざり(紙垂付き、紙垂なし)、ミドル鈴緒(朱)など。2021年10月30日追記。

しめ縄&ミドル鈴緒の超早期ご予約専用ページ

※お電話、FAX、メールでのご注文も承っております。これだけのしめ縄、鈴緒(数量)をこのくらいの時期にという「仮予約」も受付させていただいております。

日本の文化、はるか縄文の昔から大切に、また地名や人名にも使用されてきた麻。国産大麻(精麻)のしめ縄、ミドル鈴緒で清々しい新年を迎えましょう。

さぬきいんべでは、すべて切り火をしてお送りさせていただきます。

「火は日であり、さらに霊(ひ)であって誠に尊い霊妙(人間では計りしれませぬ不思議なこと)なものでございますと教わりました。」(元内掌典・髙谷朝子)

 

藍染めにつづいて、茜染めの国産精麻も取扱い開始☆

藍染めにつづき、茜染めの国産精麻も取扱い開始いたしました。

茜染め国産精麻
茜染め国産精麻。

神楽鈴の精麻の五色緒、精麻のヒモ、縄などの製品を通じてお客様より、深みのある美しい色との評価を受けておりますのと同じものです。(染め職人の手染めです)

藍染めの次は茜染めと考えておりました。茜染めは藍染めとともに人類最古の染料で、日本人にも茜雲や茜空などなじみの深い色だと思います。

価格は藍染めと同じで、50グラム、100グラム、500グラム、1キロがございます。

神具として、またものづくりされる方等に、お役に立ちましたら幸いです。

 

茜染め版のしめ縄【神居 和かざり】(TM)が誕生

このほど、国産大麻(精麻)・しめ縄【神居 和かざり】の茜染め版が完成しました。

国産大麻(精麻)・しめ縄《茜染め》【神居 和かざり】国産大麻(精麻)・しめ縄《茜染め》【神居 和かざり】

藍染め版は2016年にできておりましたが、その次は茜染め版と思っておりました。茜は藍色とならんで最も古い植物由来の染料で、日本の伝統色です。

茜色は赤く色づくことを形容する枕詞にもなっていますし、朝日、夕日で照り映える茜色の雲を茜雲というのはご存じでしょうか?

あかねさす 光は空に くもらぬを なごてみゆきに 目をきらしけむ 

『源氏物語』 紫式部

同・【神居 和かざり】藍染め版。

同・【神居 和かざり】藍染め版。

藍染め版とともによろしくお願いいたします。

 

 

《参考文献》

『伝統色で楽しむ日本のくらし』石川結実(上羽絵惣)著(マイナビ出版)

『色の名前辞典507』福田邦夫著(主婦の友社)