四国の麻栽培再生を願うキャンペーンpart3を開始いたしました

2023年10月23日(旧暦9月9日、重陽の節句)より四国の麻栽培再生を願うキャンペーンpart3を開始いたしました。(2020年8月24日からはじめた第1弾、2022年10月27日からの第2弾につづく第3弾です)

合計10000円以上お求めの方に、京都・山川による下記のオリジナル国産精麻アクセサリーをお1つプレゼントさせていただきます。

国産大麻(精麻)アクセサリー(京都・山川製)非売品
国産大麻(精麻)アクセサリー(京都・山川製)非売品

神社仏閣用の麻製品を調製する創業120年以上、京都・山川さんがまた新しいオリジナル精麻アクセサリーをつくってくださいました。ある神道関連物の製作の余材がたまたまできたそうで、それを生かすべく1つひとつ手仕事により生まれました。きなりと濃紺のツートンが特徴です。(山川さんいわく、神具で色分けするものはほとんどないとのこと)

身につけたりバッグにつけたり、神具として使用したりいただければと存じます。

 

毎年8月14日夜におこなわれる愛媛県八幡浜市の五反田柱まつり(県指定無形民俗文化財)は、たいまつに麻幹(おがら)が使われます。そのために2007年頃まで隣の隣の大洲市で麻が栽培されていました。これが徳島・三木家をのぞく四国最後の麻栽培だった、、このことを2009年に知り、なんとかしようと思い動きはじめ10年以上になります。〔践祚大嘗祭(せんそだいじょうさい※1)に麁服(あらたえ)を代々調進する阿波忌部直系・三木家の麻栽培は2019年の令和の大嘗祭に向けて一時的なもので現在は栽培されておりません〕

神社のしめ縄や鈴緒など古くから神事に使われてきた繊維「精麻」ですが、その材料となる大麻草を育てる農家は激減し技術の継承が危ぶまれている中、9月には三重の麻農家がNHKの番組「サラメシ」で紹介されました。

徳島県の(一社)阿波忌部麁服保存会(代表理事 木村雅彦氏)は、織殿の再興や麻植と麻文化の復興を事業として盛り込んでいるそうです。現在、徳島県知事の後藤田正純氏は阿波忌部の末裔でもあります。

なお、2022年4月より厚生労働省は大麻取締法の改正に向けた具体的な議論を行っておりましたが、同法の改正案が2023年の秋の臨時国会で可決・成立し、神事など伝統的な利用の他、大麻成分の医薬品への活用などを目指す方向で2025年から施行予定です。

これを機に四国の麻栽培を再生させ、後世に受け継いでいくきっかけにしたいと存じます。

よろしくお願い申し上げます。

(※1)践祚大嘗祭=天皇即位に際し、天皇がはじめて新穀を食(め)され、皇祖および天神地祇に供し奉る即位後1回限りの儀式。

 

 

・参考文献

「日本の建国と阿波忌部」林博章著

「美馬文化 いななき第14号」(美馬市文化協会会報)

厚生労働省(大麻規制検討小委員会

政府が掲げるGX(グリーントランスフォーメーション)の推進にも寄与する産業用大麻の活用

本年度中にも国会に提出が検討されている大麻取締法改正案。

2月21日、国会の衆院予算委員会 第七分科会での質疑で、自民党・杉田水脈議員が次のように述べました。

つまり、産業用大麻はすでに存在するCO2を最も吸収する作物ということ。

 

3月16日には産業用大麻についての勉強会が東京都内で開かれ、産業用大麻の活用が、脱炭素化やエネルギーの安定供給に向けて政府が掲げるGX(グリーントランスフォーメーション)の推進にも寄与することなどが報告されました。

※GX(グリーントランスフォーメーション)=化石燃料をできるだけ使わず、クリーンなエネルギーを活用していくための変革やその実現に向けた活動のこと。

 

 

そして、4月15日に三重県明和町において神事用と産業用大麻の種蒔き神事と記念講演がおこなわれます。

詳しくは、 こちら。試験栽培の目的で、栽培予定面積は約60アール。神事での活用や麻布などの製品活用を目指す方向です。

 

個人的には明和町に鎮座する竹神社のご祭神が古語拾遺の天岩戸に登場する長白羽神(ながしらはのかみ)であることに注目します。

竹といえば、讃岐忌部であることもそうです(かつて竹の矛竿を朝廷に貢進していました)が、麻を植えて青和幣(あおにぎて)の祭具を調達した長白羽神は、伊勢国麻績(おみ)族の祖神です。麻績氏は麻をつむぎ伊勢神宮に神衣たる荒妙を奉る氏族でした。関係する神社に上記の竹神社のほか、式内社「麻績神社」(神麻績機殿神社)もあります。

この長白羽神は、麻をあつかう阿波忌部族の分派であり、四国・徳島県の旧麻植郡(吉野川市、美馬市の一部)に数多く祀られています。吉野川市山川町の忌部神社の摂社、若宮神社、種穂忌部神社の相殿等にもお祀りされており、「川田名跡志」には麻植郡の創始は、長白羽神が麻を植えさせたことにあると伝えられています。

 

 

・参考文献

産業用大麻、GXにも活用を 大学・企業関係者200人が勉強会(産経新聞)2023年3月16日

脱炭素社会の実現に向け産業用大麻を考える 都内で200人参加し勉強会(三重テレビ放送)2023年3月18日

神事用と産業用大麻の栽培へ 伊勢神宮ゆかりの国史跡 斎宮跡で来月種まき 三重・明和町(三重テレビ放送)2023年3月23日

「大麻栽培で町を活性化」産学連携で研究へ 神事や製品活用目指す(毎日新聞)2023年3月28日

「日本の建国と阿波忌部」林博章著

産業用大麻の記事(北海道新聞&あさひかわ新聞から)

2014年度から一時、産業用大麻の試験栽培をしていた北海道の状況は今どうなっているかと思い、探っていましたら以下の連載記事を見つけました。2018年7月~8月の記事です。(一部、会員登録すれば無料で読めます。記事の掲載期間は原則1年間、リンクのあるものはまだ読むことができます)

<北見 それでも産業用大麻に懸ける>上 法律の壁 事業化進まず

<北見 それでも産業用大麻に懸ける>中 消えゆく文化に危機感

<北見 それでも産業用大麻に懸ける>下 地域の基幹作物目指す

 

それから、2019年1月と6月のこちらの記事が、あさひかわ新聞にも記事があります。

産業用大麻理解深めて 旭川の有志が協会設立へ

・産業用大麻 産業化の可能性探る 20人が連絡会議

旭川ヘンプ協会 設立総会と記念講演会(あさひかわ新聞)

食品・建材など多用途の原料 産業用大麻・ヘンプの普及目指して 「旭川ヘンプ協会」設立(あさひかわ新聞)

 

また、北海道旭川市で「日本のヘンプ開国」を目指す国際ビジネス会議が開催されました。ヘンプ産業で活躍する海外10カ国以上の講演者から最新情報に触れることができるとのことでした。

日 程:2019年10月11日(金)、12日(土)、13日(日)
場 所:旭川市大雪クリスタルホール・国際会議場
参加費:11日は無料、12~13日は2日間で7万円
主 催:一般社団法人北海道ヘンプ協会(HIHA)
問い合わせ先:https://asa-con.jp