神楽鈴・国産大麻(精麻)五色緒付き【玉翠】に合う鈴掛け台は?

神楽鈴・国産大麻(精麻)五色緒付き【玉翠】(草木染め版)を先にお求めいただいたお客様から専用の置き台(鈴掛け台)の取扱いはありませんか?とお問合せいただきました。

日々神事でお使いになっているご様子で、専用の台が必要と思われた由。

下記の写真の朱塗り仕上げのものと他店で取扱いの白木のものをご案内させていただきました。朱塗りは神楽鈴の持ち手と同じです。

朱塗り仕上げの鈴掛け台
朱塗り仕上げの鈴掛け台

お客様はご検討の結果、上のものをお選びになりました。

京都の木工職人による作で、飽きの来なさそうなシンプルな形。丸みを帯び洗練されていると思います。価格はそれなりにしますが、鉾先鈴、また地金が厚く機械打ち製よりも重い手打ちの神楽鈴も掛けて置くことができ、朱塗りも美しく何より長くお使いいただけるものです。

現在、お取り寄せにはなりますが、日数でいいますと10~15日ぐらい、早めにご用意できると思います。よければご検討ください。

お見積などの際、国産精麻の鈴緒としめ縄の採寸、寸法のはかり方

神社の拝殿に吊されている鈴緒のお見積などの際、以下の寸法が必要になります。

鈴緒の採寸
鈴緒の採寸

1.縄の全長を測る。

2.吊り元から地面までを測る。

通常、鈴緒は年月が経つにつれ少しずつ自重で伸びますので、房下から地面までの間隔が60センチ程度を目安に全長を決定していだだきます。(縄を振る際に、桐枠の上部が参拝者の胸あたりに位置する高さが理想的です)下にお賽銭箱等がある場合、当たらないように考慮し寸法をご検討ください。

吊り元から地面までの寸法より60センチ引いた寸法が鈴緒の全長になります。

鈴緒の吊り元
鈴緒の吊り元

3.縄の太さ(直径)を測る。

縄の太さを測るのは、写真のようなノギス(工具)がおすすめです。(100均で売られているものでもよいです)

鈴緒の太さ(直径)の測り方
鈴緒の太さ(直径)の測り方

 

4.素材や色、房網(七宝編み)の有無などの仕様を確認します。(修理につきましては古くなった房や六角桐枠の交換、縄の寸法を短くすることが可能です。また、縄本体と房に防炎加工を施すことができます。各部位の修理を承っておりますのでお問合せください)

麻房の修理前(左)と修理後
麻房の修理前(左)と修理後

 

しめ縄の場合、採寸の方法は以下の通りです。

しめ縄の採寸のしかた
しめ縄の採寸のしかた

1.縄の全長を測る。

2.縄の太さ(直径)を測る。

3.縄の両端が細いか(大根型)、片方だけが細いか(牛蒡型)などの仕様を確認する。

4.設置したい場所の柱の内から内(間口)と柱の直径を測る。

 

お見積の際は、上記を参考に1~4をお伝えください。

巫女体質(TM)の守護神とお清め士一同の霊的絆を結ぶ、国産精麻のミニ鈴緒とご紹介

瓊奈川(ぬなかわ)神社(松井久子宮司)では、家庭祭祀を学ぶ巫女体質のための「お清め士講座」を開講しており、2年前から先輩から後輩へ当店の国産大麻(精麻)・ミニ鈴緒が伝統としてプレゼントされるようになりました。

国産大麻(精麻)・ミニ鈴緒
国産大麻(精麻)・ミニ鈴緒

ミニ鈴緒を製作する京都・山川のお心で、ミニ鈴緒がピッタリ収まる和紙の貼り箱も頒けていただき、ご依頼毎にミニ鈴緒とともに納めさせていただいております。

箱は贈られる方がそれぞれ熨斗と精麻と水引をかけて、きれいに仕上げられています。

最初、お清め士の2期生から4期生へ贈られたことからはじまったため、1期生から3期生までは授かってない状態だった由。

それがこの6月1日、同神社の例祭にあわせて、これらの方たち全員にミニ鈴緒が贈られました。

おお麻専門神具店 さぬきいんべ『ミニ鈴緒』が結ぶ お清め士一同の絆

巫女体質™の家庭の神域を守る神具|瓊奈川神社 例祭のご報告

これでお清め士全員に当店のミニ鈴緒が渡ったことになり、松井宮司からは巫女体質の守護神とお清め士一同の霊的絆を結ぶミニ鈴緒と言っていただいており、たいへんありがたい限りです。

これからさらに巫女体質の方が活躍する時代になっていくと思っております。ご活躍をお祈り申し上げます。

麻の葉模様ブーム到来?!麻の葉模様入りの神具、折敷(おしき)が登場

さぬきいんべでは神社仏閣用の麻製品を調製する京都・山川の神具を取扱いはじめた7年前から、麻の葉模様のマスキングテープを包装につかっております。

製品や季節、人に合わせたりして使用するテープの色を細かくかえようと、見つけるたびに色の種類を増やしていっていましたが、先月気がついたら、8つの色がそろっていました。

8つの色がそろいました。(8は聖数)
8つの色がそろいました。(8は聖数)

 

八は末広がりとされ、八咫鏡、八百万の神、八咫烏、八岐大蛇、八柱御子神、八幡神社、八足など、8という数字をこよなく大切にする日本人です。山梨・身曾岐神社の火祥殿の中央の壇は八角形、秘仏・救世観音様がお祀りされている奈良・法隆寺の夢殿が八角形ですね。

 

一方、日本人は古来、目にふれるものをみて図案化する能力にたけていました。その根底にあるのは自然から与えられるエネルギーに感謝するという心です。一例を挙げれば、きものの稲妻柄は豊作の象徴。「稲と雷が結ばれ、実を結ぶ」と信じられていたからです。さらに雷は雨を呼びます。

麻の葉模様はご存知のとおり、魔よけの効果があるとされ、麻の神聖さや霊力を熟知し神事につかってきた日本人ならではの伝統的な模様です。建築、ファッションなどさまざまな分野で世界中に浸透しています。

もともと、赤ちゃんの着物である産着に麻の葉模様が用いられるのは、麻のようにまっすぐ育つことを赤ちゃんに願ったものでした。植物の霊気を身にまとうと言うとわかりやすいのではないでしょうか。

最近では、麻の葉模様入りの折敷(おしき)が登場しています。市松模様入りも。ちなみに素材は吉野桧です。

折敷とはヒノキなどの白木に縁をつけ、四角形の角の先を落としたお盆のことです。下に胴がつくと三方になります。

神様にお供えする神饌、神具(水玉、瓶子、平瓮)、鏡餅をのせるために用います。サイズが2.5寸と3寸があり、小物を置く台座としても使えるのではないでしょうか。

縁起のいい、麻の葉模様と市松模様の2種類、どちらを選びます?

 

 

・参考文献

「日本の建国と阿波忌部」林博章著

「神饌」写真・野本暉房、文・倉橋みどり(淡交社)

「きものという農業」中谷比佐子著(三五館)

講師宅で、精麻作品づくり【応用編】「石包み」の講座(愛媛県西条市、毎月開催中)

2022年5月から毎月開催中のはぐくみの木IKUKO先生による精麻作品づくりの講座(第1期)を見学させていただきました。

この日の講座は縄撚り、つまり麻縄をつくることを習得した方向けの応用編、「石包み」で、受講者が2名いらっしゃっていました。(定員3名)

講師によるつくり方の説明
講師によるつくり方の説明

 

南向きの明るい部屋で、お2人とも事前に必要な太さと長さでよってこられた縄で、講師の指導どおり、石(クリスタル)を包んでいきます。

1人の方は、用意した麻縄がかなり細いもので細かい作業になりなかなかきれいに石包みができませんでした。何度かチャレンジするうちに形になっていきました。

つくっているうちに石包みのクリスタルをブレスレット(講師の作例はペンダントヘッド)にという発想が湧き、その日のうちにペンダント兼ブレスレットとして完成されました。

もう1人の方は、もともと編み物の素養があり、用意した麻縄もクセのない素直な感じ。はじめてとは思えない慣れたご様子で着々と石包みができ、ペンダントヘッドとして完成。

きれいにできています?
きれいにできています?

 

少人数の講座ですので、わからないところはすぐ講師に聞くことができますし、そこから広がる世間話、会話も楽しそうなご様子でした。

なお、はぐくみの木IKUKO先生のご実家は神社(いわゆる社家)で、ご自身、神社の社務に携わってきておりますので、根っこの部分には神道が息づいていると思います。また、講座の中で「日本の神様カード」をつかったカードリーディングも、「日本の神様カード」公式インストラクターでありますのでおすすめです。

 

上記のような作品づくり(基本編、応用編)のほか、講師の養成講座もございます。場所は愛媛県西条市内です。日時など詳しくはお問合せください。先生をご紹介させていただきます。

国産精麻で手仕事、もの作りする方も増えていきますように。

国産大麻(精麻)・しめ縄【神居 和かざり】(TM)にざくろ染め版が追加

藍染め版と茜染め版があった国産大麻(精麻)・しめ縄【神居 和かざり】にざくろ染め版(黄色)が加わりました。

2016年誕生の藍染め版。
2016年誕生の藍染め版。

 

ざくろ染め版はやさしい感じ。
ざくろ染め版はやさしい感じ。

ざくろ染め版が生まれたことで、子供ができたように感じています。(もとは、世界の安寧を祈って加えました)

さらに、草木染めは色合いの美しさだけでなく、染料=薬草でもあり、植物には独自の薬効があります。それぞれ人の特定の細胞や組織、器官、そして精神と呼応する波動を有しています。

 

 

 

秋葉神社の祠に、とても丁寧なつくりで神々しい国産大麻(精麻)・ミドル鈴緒

2016年に登場した国産大麻(精麻)・ミドル鈴緒

このほど、お客様からとても丁寧なつくりで神々しい、感激ですとご感想をいただきました。

その名は神社の鈴緒とミニ鈴緒の“中間”ということで、職人がミドル鈴緒と命名。太さ約1.5センチ(5分)、長さ約30センチ(1尺)の鈴緒です。

登場から6年。国産精麻のミドル鈴緒。
登場から6年。国産精麻のミドル鈴緒。

本坪鈴は1寸径を採用、麻にややボリュームをもたせた形で、国産の大麻を次世代にという思いは変わりません。

お住まいのちかくに秋葉神社の祠(ほこら)があり、そこで使われる由。

神様もお喜びいただけることと思いますと結んでいました。

神様を大切にされる方が増えていきますように。

ジュエリーデザイナーと国産大麻(精麻)の撚り紐から生まれるもの

4月はじめ、麻縄活用コンテストの応募ではないのですがご報告です、と一通のメールをいただきました。

試作の段階のブレスレット、指輪、ネックレス等の写真が添付されていました。

18金と天然石を使ったシンプルな、神社仏閣用麻製品を調製する京都・山川(明治19年創業)の職人が撚った麻紐が活用された製品たちです。

4月下旬に、東京表参道での展示会でお披露目された由。

単に製品を展示するだけでなく、大麻の利用価値、伝統工芸についても説明したそうです。

職人による国産大麻(精麻)撚り紐と18金、天然石をつかったアクセサリー
職人による国産大麻(精麻)撚り紐と18金、天然石をつかったアクセサリー

 

これらは麻縄活用の事例の1つと思います。

ヒモ、縄でできることは、「むすぶ・たばねる・つるす・まく・かける・つなぐ・しばる・いろどる」。

麻紐、麻縄は神具仏具の分野はもちろんですが、それだけではないと思います。色合いが変わるだけでも印象が変わりますし、使用する場所がちがうと思わぬ役に立つこともあるかもしれません。まだまだ他にも現代にあった使い方、活用事例が出てくるように思います。

 

第2回大麻の麻縄活用コンテストを開催中(2022年7月31日締め切り)。

精麻飾りワークショップを経て、2022年5月より西条市にて講師育成講座を開催(第1期生を募集開始)

昨年、愛媛県下で開催、好評でしたはぐくみの木IKUKO先生による精麻飾りワークショップ。

5月より毎月、講師育成講座が西条市にて開催されます。(少人数開催)

精麻飾りワークショップの講師を目指す方だけでなく、また精麻に触れてみたい、作品を作りたい方もご参加いただけます。

昨年ワークショップで私がつくった精麻飾り(まとめ結びは藍染め精麻)
昨年ワークショップで私がつくった精麻飾り(まとめ結びは藍染め精麻)

 

詳細は下記のリンクをご覧ください。

5月第1期(5月27日~6月1日)講座の申込み募集要項およびフォーム 第1期申込み終了いたしました。

申込み、お問合せもフォームよりできます。

世界の安寧を祈って。国産大麻(精麻)・草木染め叶結びアクセサリーをお頒けいたします

GWも後半。いかがお過ごしでしょうか。

4月30日、愛媛県西条市内のお茶畑にて新茶のお茶摘みをさせていただきました。(前日を予定していましたが、雨の予報のためこの日にスライド)

毎年この時期に、神様へお茶をお供えするためお茶摘みをしており、そのお手伝いです。こちらのお茶畑は自然農法で、どれぐらい続けているかは聞けてないですが、ずっと続けられています。

大勢の協力で目標の100キログラムをお昼までに達成しました。製茶し50グラムを100袋お供えするとおっしゃっていました。

 

さて、昨年しめ縄の超早期ご予約特典(非売品)として頒布させていただきました京都・山川製の国産大麻(精麻)・草木染め叶結びアクセサリーに世界の安寧を祈ってざくろ染め(黄色)を加え、少量お頒けさせていただくことができるようになりました。

染めは藍染めと茜染め、そして今回加わったざくろ染めです。

山川5代目いわく、「小さいものの方が難しい」とおっしゃいます。シャネルの創業者、ココ・シャネルは、「ファッションとは、上級者になるほど引き算である」と言ったそうです。当然、分野はちがいますが両者の間には共通項があるように思います。

国産大麻(精麻)・草木染め叶結びアクセサリー
世界の安寧を祈って。藍染めとざくろ染め(左)。

お守りとして。アクセサリー、飾りとして。シンプルな手仕事の美しさと、染めのエネルギー、変化をもお楽しみいただけましたら幸いです。