9月7日初回放送のNHK「サラメシ」に三重県の麻農家が登場するそうです。
「働く人の昼食」が主役の中井貴一さんのトークが印象的な番組ですが、番組のホームページによると、
神社のしめ縄など古くから神事に使われてきた繊維「精麻」。
その材料となる大麻草を育てる農家は激減し技術の伝承が危ぶまれている。
そんな中、県の特別な許可を得て栽培・加工に取り組む三重の農家を紹介。逆境の中、立ち上がった思いとは?
このような形で麻のことが取り上げられるのは久しぶり。
しかも精麻について、特化された内容で、麻農家は谷川原さんのようです。
ご覧になってはいかがでしょうか?
※地域によって放送日が異なります。ご注意ください。
収穫の場面(一部)の中井貴一さんのトークはこんな感じでした。2023年9月15日追記。
「収穫方法は結構原始的で・・・。ご覧のようにすべて人力。
機械で刈り取ると硬い茎の根元が畑に残ってしまうため手作業でやるほかないんだそう。
谷川原さんの畑は延べ50アール。本数にして実に数十万本をこうして収穫。
酷暑の中かなり骨の折れる仕事です。
収穫したら葉っぱと根っこを取り 100度の熱湯にくぐらせること15秒。
虫や雑菌を殺すほか 発色をよくする効果があるんだとか。
その後 乾燥させ秋口からは順次発酵作業へ。精麻として出荷するのは年明け以降。
ちょっとした傷や雑菌が入るだけですぐに黒ずんでしまうという繊細さ。だからこそ作業一つ一つを抜かりなく。」