新年を清々しく迎える方法は、こちらにご紹介しております。
もう1つ、当たり前のようにやっている思い出したことを書いてみます。
1年のはじめに初詣に行かれる方も多いと思います。
2つ前の記事でご紹介した、古神道を研究している河野貴希さんがおっしゃっている、前もって祝福する予祝(よしゅく)をつかう方法です。
河野さんいわく、初詣は、参拝者の多い有名な神社に出かける前に、身近な産土神(氏神)や家の近くの神社へ行き、去年1年間の感謝を捧げ、その次に神様に問いかけるのがコツだと。
「今年はよい年でしょうか、悪い年でしょうか?」と問いかけをしてみてください。
かならず「よい年だ」とか何かしら声が聞こえてきます。これが予祝(=あらかじめ祝う)です。〔相談ごとがある人は相談ごとを二者択一(たとえば、どの道を行ったらいいか?右か左か、これから行った方がいいのは多賀大社でしょうか?イエスかノーかなど)で問いかけするといいそうです〕
河野さんは、『みなさんの中で「神様の声が聞こえていません」と言う人も、じつは聞こえているのです。』とおっしゃっています。
神道では、人は皆、神様の「分け御霊(みたま)」であると言われています。みんな霊なのですから、霊的な感受性が備わっていない人など1人もいないのです。
神様の声には、いろいろな聞こえ方があります。言葉だけでなく、自然現象や光、文字などの場合もあります。自分が答えだと思えばそれでよいです。
古代から人々は、”問いかけ”、”予祝”、”感謝”によって、神様を味方にし、幸せに暮らしてきたと、河野さん。
2022年以降、こういったことが当たり前になっていく感じがしています。
自分の中に答えがあるとは知っていましたが、15年あまり前この方法を知ってこれだと思い、私は神戸まで河野さんに会いに行きました。また、それから別に話がトントンとつながって古神道の道に進みました。しばらく忘れていましたが、この出会いがなければいまのさぬきいんべは絶対ないと思っております。
・参考文献
「神様に好かれる生き方」河野貴希著(本心庵)
「巫女体質」松井久子著(SereneBooks)