このほど、オーストラリア在住の方から極上国産精麻(きなり、藍染め)のご注文をいただき、クイーンズランド州へ発送させていただきました。
これまで国産精麻を用いた製品は海外へ発送したことがありましたが、極上国産精麻、栃木県産(いわゆる野州麻)そのものが海を渡るのははじめてです。
とても、ツヤがあり、綺麗な精麻で、感謝します。日本古来の伝統にこちらにいながら触れられたご縁に感謝しています。(お客様)
オーストラリアの空気の中で触れる精麻はどんな感じでしょう?
イギリスからはじまって、アメリカ、フランス、そして今回のオーストラリア。少しずつ、精麻を含む精麻製品が世界に広がっていっているのは確かです。
今後、日本の美しい精麻が海を越え、世界中でつかわれることになるかもしれません。(大げさでしょうか?“SEIMA”が世界共通語になることを思います)
日本の麻文化が、えひめ麻とともに世界の麻文化になっていく礎になる一歩となればこの上ない喜びです。