なぜ手仕事、手作業にこだわるか?

ほとんど語ったことはありませんが、祖母の名前はアサコと言います。カタカナなのであまり意識していませんでしたが、麻、朝に通じる名前なのは一目瞭然。

一方、母の名前はアヤコで、あやとりとか綾織りを思い、糸、織物に関する名前かと感じます。

これに気づいたのは創業して6~7年経ってからです。

 

さて、webショップを通じてお買い上げのお客様にはいつも手書きのメッセージを同封してお届けしています。

今までご利用されたお客様はご存じですね!

なぜ手書きメッセージかと言うと、、

創業前にあるメーカーに勉強のためインターンシップで2週間行ったのですが、その会社がwebショップで買われたお客様に一筆せんに手書きのメッセージを書いていていいと思ったからです。そこではこだわって阿波和紙の一筆せんを使用していました。

さぬきいんべは大企業でもなく知名度もないので一筆せんを添えて心を届けていこうと思い、はじめました。

つまり、同封している手書きメッセージは猿まねからはじまっています。

最初は上記に習って同じように阿波和紙の一筆せんを使っていましたが一時ヘンプペーパーの一筆せんに変えた後、2012年の末から地元、愛媛県西条市の石鎚神社の一筆せんに変え今日に至っています。

石鎚神社の一筆せんを使用

同神社は日本七霊山の一つで西日本最高峰の石鎚山をご神体山としています。

この石鎚神社の一筆せんはある方が西条市へ旅行の際、見つけ教えていただいたもので、こんなのがあるとは知りませんでした(灯台もと暗しです)。

写真のように春・夏・秋・冬のデザインがあり、せっかくなので季節感を大切に使用しています。

 

手書きというと、最近は宅配便の送り状も手書きです。お気づきでしたか?

こちらは某会社の送り状印字ソフトが使いにくくて、ならば手書きにしようというそれだけの理由です。

手間はかかりますが考えてみて、書くことそのものは好きです。手紙で文通した経験もあります。

さぬきいんべが伝えたいこととも手書き(手作業)は合致していると思いますし。

なぜ手書きにこだわるのか?(正確にはデジタルとアナログを共用)の答えは以上のごとくシンプルです。^^

なぜ手仕事、手作業、職人にこだわるのか?もその根本にあるのは、さぬきいんべだから。私だからという単純なもの、単純なことだと言えると思います。