京都の禅僧「これから関守石をつくるのに国産の麻ひもを使いたい」

先般、京都の方から国産大麻(精麻)・より紐をご注文いただきました。

後日お電話もいただき、「実験用」とのことで何か試すのだと思いました。

納品時、「私は京都の禅僧で、これから関守石を作るのに国産の麻ひもを使いたいと思って注文いたしました。」と到着のご連絡とともにお言葉をいただきました。

関守石(せきもりいし)とは、茶庭で露地の飛び石の岐路に置いて、通行止めの標識とする石。

通常はワラビ縄またはシュロ縄で十字に結んでいますが、国産の麻ひもを使われるとはその意味といい、すばらしいと思いました。

 

もともと2021年、2022年と大麻の麻縄活用コンテスト(第1回第2回)を開催したのは、職人のつくった美しい麻縄、麻ひもをもっともっと活用していただきたいと思ったからでした。

さらに、この京都の方は、今後は縄をなうところから自作したいと思っていますとのこと。次のようなお言葉もレビューでいただいております。

古来の素材に目を向ける人が増え、この土地の風土にあった素材を日常に積極的に取り入れて生活する人が増えることを願っています。

ますます国産の麻ひも、麻縄の活躍の場が広がりますように。