有職故実、古来の習わしに則した神棚を探していて国産大麻(精麻)の製品を

有職故実(ゆうそくこじつ)、古来の習わしに則した神棚を探している過程で、さぬきいんべへたどり着いたというお客様から国産大麻(精麻)製品のご依頼をいただきました。(祓串が大麻比古神社と同じものであることにピンと来てお譲りいただければとのこと)

有職故実とは、古来の朝廷や武家の礼式・典故・官職・法令・装束・武具などのことで、またそれらを研究する学問をいいます。

一般に耳慣れない言葉だと思いますが、さまざまな形でそれは現代に息づいております。

 

「日々多くの方が手を合わせる神前や仏前で用いられる、いわゆる神具、仏具の麻製品は、有職故実にのっとった技法を受け継いだ職人の手でかたちにすべきだ」とは、創業120年以上、しめ縄鈴緒など神社仏閣用麻製品を手がける京都・山川の弁です。

古来の習わしが今につづいていることがたいへんすばらしいことであり、日本の伝統文化を語る上で欠かせないことだと思います。

古くて新しい伝統。すなわち、いつまでも変化しない本質的なものを忘れない中にも、新しく変化を重ねているものも取り入れていくことも大事だと思っております。

けれども注意せねばならないのは「有職故実は生き物である」ということである。私たち現代日本人の衣食住について見ても、各人の趣味・嗜好、年齢、経済力、社会的立場などによって千変万化である。過去の時代においてもそうした例外は数多く存在したのであるから、有職故実の世界に「絶対」はない。千年の歴史の中から、ある1つの事象だけ切り取って、それを金科玉条にすることは、有職故実の本義にもとっている。〔「有職装束大全」八條忠基著(平凡社)序より引用〕

伝統と革新は表裏一体ではないでしょうか?

これからも、おお麻(ヘンプ)専門神具店さぬきいんべをよろしくお願いいたします。

 

 

京都・山川製の神楽鈴・国産大麻(精麻)五色緒付きがアメリカへ

昨年、海外在住の方から日本へ帰国した際に購入したいとお問合せをいただいていました。

日本への帰国は4月とのことでまだ先と思っていたところ、「日本にいる友人がこちらへくるので、そこへ送ってほしい」とご依頼をいただきました。

昨年イギリス在住の方から国産大麻(精麻)・より紐をご注文をいただき国際郵便でお送りさせていただいたのですが、海を渡るのはそれに続き2度目です。

今回の製品は、神楽鈴・国産大麻(精麻)五色緒付きで、行き先はアメリカ。異国の地で振ると、どんな音がするでしょうか?

取り扱っている日本の伝統工芸の粋、京都・山川の麻製品が海を渡るのはとてもうれしいです。

神楽鈴・国産大麻(精麻)五色緒付き
神楽鈴・国産大麻(精麻)五色緒付き

昨年2月、上記の件でイギリスへより紐を送った後、「日本の文化は世界に通じる」と題して記事を書きました。

「今までの日本では西からきたものが多かった(例:西洋文化)。今後日本から世界への流れが多くなると。」

ベクトルの向きが変わりつつあるかもしれません。

”東方の光”というのでしょうか。今後どんどんこのようなケースが増えるといいと思います。

今回は東京経由でアメリカへ渡り、出発翌日にお客様よりお礼のメールをいただきました。

国産大麻(精麻)・草木染め叶結びアクセサリーを送付中(しめ縄早期ご予約特典)

ただいま、しめ縄早期ご予約特典の国産大麻(精麻)・草木染め叶結びアクセサリーを順次発送していっております。

年始めにご予約特典をお送りするようになって2年目。(年末、しめ縄といっしょにお送りした方が楽ですが、下記の理由から年始めに)

このアクセサリーは、しめ縄や鈴緒など神社仏閣用の麻製品を手がける創業120年以上、京都・山川の職人によって1つひとつ製作され、それぞれ藍染め、茜染め、ざくろ染めときなりの精麻を用いて3種類(3色)、形はリボン風にし縁起の良い装飾結び、叶結びを施しております。

国産大麻(精麻)草木染め叶結びアクセサリー(京都・山川製)非売品
国産大麻(精麻)草木染め叶結びアクセサリー(京都・山川製)非売品

1月は旧暦ではまだ年末。昨年は1月22日が旧正月でしたが、立春または旧正月どちらか遅い方までに最低届くように配慮しております。(2024年は立春は2月4日、旧正月は2月10日)

こちらに書いておりますように旧暦と日本の文化は密接に関わっており、麻とともに大切にしたい伝統です。

1年の区切りをつけて新たにスタート(仕切り直し)する。そんな思いもこめ、1つひとつお送りさせていただいております。

 

こちら、「旧暦新年2024」(合計10000円以上お求めの方に京都・山川製の下記のオリジナル国産精麻アクセサリーをプレゼント)も2月9日まで開催中です。

国産大麻(精麻)アクセサリー(京都・山川製)非売品
国産大麻(精麻)アクセサリー(京都・山川製)非売品

ある神道関連物の製作の余材がたまたまでき、それを生かすべく1つひとつ手仕事により生まれました。きなりと濃紺のツートンが特徴です。

身につけたりバッグにつけたり、神具として活用したりいただければと思います。

少しずつ進化part2、国産大麻(精麻)・ミニ鈴緒に藍染め版

五色の国産大麻(精麻)・ミニ鈴緒につづいて藍染め版のミニ鈴緒がご依頼により完成いたしました。

国産大麻(精麻)・ミニ鈴緒(藍染め版)
国産大麻(精麻)・ミニ鈴緒(藍染め版)

昨年の進化は、手打ち本坪鈴仕様のミニ鈴緒でしたが、今回は藍染め仕様、しめ縄【神居 和かざり】ブレスレット【麻の輪】のように3本撚りのうち2本が藍染め、1本がきなりです。

以前、神社仏閣用の麻製品を手がける京都・山川の工房を訪れた際、香港の方からのご依頼でつくったというものを見せていただいたことがあります。えっ?と驚きました。同じ作り手がつくったものでも依頼者によってぜんぜん雰囲気がちがうんですね。そう感じたのを覚えています。

下記のご感想をお客様からいただいたので、同じように感じる方がいらっしゃるのだと思います。(このお客様はいわゆる巫女体質、巫女体質の方々にとって清浄さは肝だそう)

昨年末、新年の玄関のしめ縄の注文が遅くなってしまい、さぬきいんべ様のサイトを確認したところ在庫がない事を知り、お正月に間に合わせたくて、失礼ながら、別の麻を扱っているお店から
しめ縄を購入いたしました。

しかし、箱を開けた瞬間にさぬきいんべ様のお品とは氣の清浄さが全然違うのを感じて、少し待ってもちゃんと注文させていただけばよかったなと後悔していました。(申し訳ございません!)

同じ麻製品でも作る方、扱う方の意識によって
お品の清浄さが違うのだなと感じています。

この藍染め版のミニ鈴緒も、さぬきいんべらしさが出ているでしょう?

ご活用いただければ幸いです。

 

 

 

京都・山川オリジナル。五色の国産大麻(精麻)・ミニ鈴緒が完成

この度、五色の国産大麻(精麻)・ミニ鈴緒がお客様のご依頼により完成いたしました。

国産大麻(精麻)・ミニ鈴緒(五色)
国産大麻(精麻)・ミニ鈴緒(五色)
 

五色は陰陽五行説の緑(青)・黄・赤・白・紫(黒)で、宮中の儀式などに取り入れられ、神社のご神前の真榊(まさかき)や神輿渡御の行列の五色旗などさまざまなものに用いられています。

特に神社の拝殿前に吊されている鈴緒で五色のものは、しめ縄や鈴緒など神社仏閣用の麻製品を手がける京都・山川が製作しており、京都の晴明神社などで見られます。(お寺の堂前に吊されている鰐口紐(鐘緒)を含めると、京都の清水寺や四国霊場23番札所・薬王寺、55番札所・南光坊などで見られます)

この本物の鈴緒を再現した五色のミニ鈴緒は五本撚りで、太さはきなり(6~7ミリ径)よりわずかに太く(8ミリ径)、五色の色とあいまってより立派に見えると思います。

携帯できる神具として、アクセサリーとしてご活用ください。

 

紹介で広がる、還暦のお祝いに国産大麻(精麻)・ミニチュア横綱の和(輪)

新年早々、還暦土俵入り仕様の国産大麻(精麻)・ミニチュア横綱のご依頼をいただきました。

還暦の贈り物としてお渡ししたいとのこと。

ミニチュア横綱のことはお知り合いから聞いたそうで、誠にありがとうございます。

 

還暦土俵入りとは、国技・大相撲の現役時代の最高位が横綱である元力士が還暦(60歳)を迎えた際に「長寿祝い」として行われるものです。

直近の還暦土俵入りは、令和5年6月22日に還暦を迎えた元横綱・北勝海(日本相撲協会の八角
理事長)が同年9月2日に東京都墨田区の両国国技館で行いました。〔太刀持ち=君ケ浜親方(元関脇隠岐の海)、露払い=幕内北勝富士〕(YouTube動画約6分55秒)

ミニチュア横綱の本体の中は貴重な国産極上質の精麻(野州麻、栃木県産)と銅線芯からなり、その表面に赤色の綿布を巻いており、実際の横綱を再現しております。

還暦土俵入りの綱(赤色)を再現した「ミニチュア横綱」(雲竜型)
還暦土俵入りの綱(赤色)を再現した「ミニチュア横綱」(雲竜型)

土俵入りの型によって横綱の背面の輪が1つの雲竜型、輪が2つの不知火型があります。

同じ型、また別の型を2つセットでお求めの場合、セット割引もご用意しております。化粧箱(和紙貼り箱)入りが標準です。桐箱入りもご用意できますのでお問合せください。

2024年のはじめに思うこと。日本の伝統文化を継承し、光あふれる世界へ

新年おめでとうございます。昨年は誠にありがとうございました。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

本年も地元、西條神社の歳旦祭に参列し、心を新たにしてスタートしました。

おお麻(ヘンプ)専門神具店として4年目となる2024年。

麻(大麻)だけでなく、それにつながる日本の伝統文化の継承を望みます。「日本の伝統文化を継承し、光あふれる世界へ」は2017年からキャッチコピーとして掲げさせていただいて、賛同もいただいておりますが、そうなっていきますように。

具体的には、四国の麻栽培の再生、取扱品目の拡充などに取り組んでいく方向です。(年末ご注文をいただき品切れが多くなっております。ここにお詫び申し上げます)

国会において年末、大麻取締法改正案が可決・成立、2023年12月13日付の官報より公布され、2025年よりに施行の予定で、栽培者免許は1種(大麻草製品)、2種(医薬品)に分かれたりしますが、麻の栽培、麻農家の減少、高齢化については、日本麻振興会の代表・大森由久さん(栃木県麻農家7代目)が日本麻フェスティバルin吉野川の講演で語っていたとおりになっていくのではないかと思っています。

大森由久さん「(法改正により)産業用大麻は規制がゆるくなる可能性がある。そのゆるくなる権限を握っているのが国じゃなくて各県の知事の裁量にかかってきます。そのご理解がある県は来年(2024年)あたりから栽培可能な県がぼつぼつ出てくるかなと考えています。」

 

さぬきいんべは1月4日に創業14年(いよいよ)を迎えます。本年は辰年、日本の麻文化が守られ、美しく発展しますようにお祈りいたします。

※本年は楽しい企画もしていきたいと思いますので、ご意見ご要望をいただけますか。

 

「旧暦新年2024」(合計10000円以上お求めの方に神社仏閣用の麻製品を調製する創業120年以上、京都・山川製の下記のオリジナル国産精麻アクセサリーをプレゼント)を2月9日まで開催中。(本年は立春は2月4日、旧正月は2月10日)

国産大麻(精麻)アクセサリー(京都・山川製)非売品
国産大麻(精麻)アクセサリー(京都・山川製)非売品

ある神道関連物の製作の余材がたまたまでき、それを生かすべく1つひとつ手仕事により生まれました。きなりと濃紺のツートンが特徴です。

身につけたりバッグにつけたり、神具として使用したりいただければと存じます。

 

旧暦については拙記事「旧暦と行事、日本は二本立てでできている」が参考になると思います。旧暦の新年に本当の2024年、“令和6甲辰(きのえたつ)年”がスタートします。年頭は往々にして前の年からの流れが残るもの、1年のいいスタートが切れますように。

極上国産大麻(精麻)が阿波国一宮・大麻比古神社でご祈祷を受ける

阿波国一宮・大麻比古神社は徳島県鳴門市大麻町に鎮座する古社です。

12月8日、徳島在住のお客様により極上国産大麻(精麻)が同社社殿でご祈祷を受けられた由。

極上国産精麻は、さぬきいんべ取扱いのより紐、より縄大根型および牛蒡型しめ縄しめ縄【神居 和かざり】(草木染め版)神楽鈴の草木染め五色緒などの素材として用いられており、お客様いわく、「色艶ともに大変美しく、繊維が繊細で非常に良い精麻」とのこと。

大麻比古神社へはさぬきいんべ創業以前から幾度となく足を運び、背部の大麻山(標高538メートル)へ登ったこともあり、たいへん思い入れがある神社です。

大麻比古神社境内の大楠(樹齢約1000年余り)
大麻比古神社境内の大楠(樹齢約1000年余り)

2017年の同社への神麻しめ縄奉納の関係で昇殿参拝も2度(奉納されるしめ縄用の神麻のご祈祷と、奉納時)させていただきました。

ご祭神の大麻比古大神(おおあさひこのおおかみ)は天太玉命(あめのふとだまのみこと)と同一とされ、阿波国(徳島県)を拓いた忌部(いんべ)氏の祖です。

このたびのことは、サヌキ、アワのつながりを感じ、とても不思議な感じがします。どうしてか、それが今なんです。大麻取締法改正案が成立(12月6日)してすぐです。(何の打合せもしていません)

今後のこの精麻の行く手が楽しみとしか言いようがないです。

 

 

・参考文献

「週間 日本の神社No.67忌部神社・大麻比古神社」(デアゴスティーニ・ジャパン)

「日本の建国と阿波忌部」林博章著

美しい国産大麻(精麻)のしめ縄で清々しい2024年を迎えませんか

取扱い中の神社仏閣用麻製品を調製する創業120年超の京都・山川製のしめ縄(きなり)をご紹介させていただきます。

まず、国産精麻の大根型しめ縄。大根型は中央部が太くなっております。紙垂付き、紙垂なしがお選びいただけ、下記の牛蒡型とともに神棚はじめ荒神様、玄関などに飾る方が多いです。

国産精麻・しめ縄(大根型)
国産精麻・しめ縄(大根型)

職人が手仕事により製作する美しいしめ縄は「とても立派です。お値段以上の大変素晴らしいしめ縄でした。」とお声をいただくなどたいへん好評で、毎年お求めになる方も徐々に増えていっております。

極上国産精麻に素材をバージョンアップ、サイズを太さ6分(約1.8センチ)×長さ1.5尺(約45センチ)、太さ8分(約2.4センチ)×長さ2尺(約60センチ)、太さ1寸(約3センチ)×長さ2.5尺(約75センチ)の3種類を主にそれ以外の寸法は受注生産とさせていただいております。

そして、しめ縄の一方が細くなっている牛蒡型

国産精麻・しめ縄(牛蒡型)
国産精麻・しめ縄(牛蒡型)

こちらも紙垂付き、紙垂なしをお選びいただけます。(紙垂をご自分でつけられる方は説明を作成しております。こちらを参考にしてください)

 

国産精麻・しめ縄(牛蒡型)紙垂付き
国産精麻・しめ縄(牛蒡型)紙垂付き

しめ縄は1つひとつ縄目がちがいますが、職人がバランスをみて紙垂を取り付けさせていただいております。

牛蒡型の紙垂付きのしめ縄についてお客様いわく、

つやが有りとても美しいです。
国産の麻で丁寧に作られているのが一目で判ります。
職人さんの正直な仕事ぶりが窺えるしめ縄です。
神事により日本文化が伝承されている事を実感しました。
伝統を守る麻栽培農家さんはじめ、職人さん、さぬきいんべさんに感謝です。

 

国産大麻(精麻)・しめ縄【神居 和かざり】は、現代風にした輪飾りで、付属の麻ヒモで吊り下げることができ、飾る場所を選びません。

国産大麻(精麻)・しめ縄【神居 和かざり】
国産大麻(精麻)・しめ縄【神居 和かざり】

 

【神居 和かざり】の紙垂付き(上部についたAタイプ、下部についたBタイプ)も後に加わりました。こちらも人気があります。

国産精麻・しめ縄【神居 和かざり】(紙垂付きAタイプ)
国産精麻・しめ縄【神居 和かざり】(紙垂付きAタイプ)

 

国産精麻・しめ縄【神居 和かざり】(紙垂付きBタイプ)
国産精麻・しめ縄【神居 和かざり】(紙垂付きBタイプ)

※しめ縄【神居 和かざり】をさらに現代風にし、前垂れをなくした朱色版、ならびに藍染め版、茜染め版、ざくろ染め版についてはこちらをご覧ください。

 

どのしめ縄をお選びになりますか?

美しい国産精麻のしめ縄で清々しい新年を迎えましょう。

 

今年も、年末にしめ縄をお届けしたお客様の声が届くようになりました。

昨年に続き、二度目の購入をさせていただきました。
神棚に飾らせて頂いております。
日々平穏に暮らせていますので、神様も気に入って頂けているのかなと思いながら神棚に手を合わせています。
この度はありがとうございました。

 

早速飾らせてもらいました。さすが麻のしめ縄はいいですね。家の神棚もらしくなりました。有り難うございました。

 

箱を開けて、真新しいツヤツヤキラキラの精麻(しめ縄)に、来年はどんな年になるのだろうとワクワクしています!

 

手元に届きました。しっかりと梱包されており
とても気持ち良く受け取りさせて頂きました。
お手紙も丁寧に頂戴し誠にありがとうございました。
年末27日頃に神棚を綺麗に整えてから注連縄を取替させていただきます。

 

申し遅れましたが無事に届きました。また来年もお願いします。

 

しめ縄は麻で作られたものが良いときき、大掃除を終え、飾らせていただきました。麻そのものの美しさに加え、職人の方の手仕事による美しい形に心が洗われます。

 

たしかにお品を頂戴いたしました。
来年は注連縄の無いお正月になるのか・・・とあきらめておりましたが、
おかげさまで気持ちよく、清々しく、新しい年のスタートを切ることが出来ます。

神社の末社クラス用サイズの国産大麻(精麻)・鈴緒が完成しました

この度、太さ8分(約2.4センチ)×長さ2尺(約60センチ)の国産大麻(精麻)・鈴緒が完成、納品させていただきました。

サイズは神社の末社(本社に付属する小さなお社)クラス用のもので、一般的な六角桐枠付きの鈴緒としては一番小さいです。

太さ8分×長さ2尺の国産大麻(精麻)・鈴緒
太さ8分×長さ2尺の国産大麻(精麻)・鈴緒

振ってみると、本坪鈴の音も神社の感覚、本格的で小さなお社(家庭)用のミドル鈴緒とは一線を画します。※ミドル鈴緒はミニ鈴緒と神社の鈴緒の中間で「ミドル鈴緒」と命名。

なお、この鈴緒は麻芯に上等なものをつかっており、長持ちするのが特長です。

お客様は神棚の前に設置したそうで、「歴史伝統をこれからもお守りください。麻はいいですね。たいへん気に入りました」とご感想をいただきました。