藍染めにつづいて、茜染めの国産精麻も取扱い開始☆

藍染めにつづき、茜染めの国産精麻も取扱い開始いたしました。

茜染め国産精麻
茜染め国産精麻。

神楽鈴の精麻の五色緒、精麻のヒモ、縄などの製品を通じてお客様より、深みのある美しい色との評価を受けておりますのと同じものです。(染め職人の手染めです)

藍染めの次は茜染めと考えておりました。茜染めは藍染めとともに人類最古の染料で、日本人にも茜雲や茜空などなじみの深い色だと思います。

価格は藍染めと同じで、50グラム、100グラム、500グラム、1キロがございます。

神具として、またものづくりされる方等に、お役に立ちましたら幸いです。

 

Clubhouseにて「教えて!麻のこと」Vol.2~日本人なら知っておきたい、暮らしの中の麻~

14月3日(土)20時より、Clubhouseで「教えて!麻のこと」Vol.2~日本人なら知っておきたい、暮らしの中の麻~をテーマに、大麻糸績み職人としてご活躍中の棚橋祐美さんのお話があります。

3月4日にお話させていただいたのが好評だったようで、2回目を企画しました。

当日の流れで変わるかもしれませんが、次のようなお話をされるそうです。

・麻の分類(広義の意味での麻と、狭義の意味での麻)

・古来日本の繊維といえば、木綿以前は「アサとカラムシだった」

・大麻が各地で栽培されていた頃、日本人にとって麻は身近なものだった

・日常の中での麻仕事、素材を大切に扱う心について

棚橋さんは、福島県昭和村からむし織体験生第21期を修了されています。棚橋さんしかできないお話が聞けるものと、楽しみにしています。

麻に関心がある方、手仕事に携わっている方、興味のあるその他の皆さま、どうぞお聞きくださればと思います。

私はゲストで参加させていただきます。専門家としてご紹介くださり恐縮ですが、知っていることをお話させていただこうと思います。

よろしくお願いいたします。

※お聴きくださった方、ありがとうございます。棚橋さんのお話は、初心者にもわかりやすいようにと配慮、また実体験をまじえ思いの伝わるいいお話ではなかったかと思います。(4月6日追記)

なぜ、日本の麻文化を守る、次世代へつなぎたいと思うか?

タイトルの答え、結論からいいますと、「日本の麻文化がなくなると、日本が日本でなくなってしまうから」と思うからです。

神道では、おお麻が使われています。何のために使われるか、清浄にするため、清浄を保つために、祓串で祓ったり、麻ヒモを結んだり、麻のしめ縄を掛けたりします。

この清浄にする、きれいにする、きれいになるというのが神道の根本にあり、これが日本人の価値観で、それに使われるのが、おお麻であると。

地域の祭りも神社、氏子があってこそです。

それから、日本人の名前として、麻里、麻央、麻理恵など、麻は成長が早くスクスク育つことからそれにあやかってつけられていると思いますし、名字に大麻(おおあさ)さんとか、麻植(おえ)さんがいらっしゃるのも麻にまつわるものと思います。

地名に、麻生、朝(麻)生田町、大麻町、麻、麻植などあるのもその地域が昔、麻に関わった痕跡と思われます。その歴史は古く、1万2千年前に麻の繊維が見つかっているところがあります。歴史がとにかく古いです。これらがそのままなくなってしまうとそれは日本ではなくなってしまうと私は思います。

2万軒以上あった麻農家が戦後、大麻取締法制定されてからしだいに減って、現在30軒あまりになり、栽培面積は10ヘクタール以下になっているのはそのまま日本の文化が縮小していっていることだと思います。

近年、伝統工芸、民藝、手仕事などが再評価されるなか、日本の麻文化、おお麻文化も需要がさらに高まっています。日本の麻文化を取り戻し、発展させ、後世に受け継ぐそれができればと思います。(特に、私は四国に生まれ麻に縁の深い四国にお世話になりましたので、四国の麻栽培を再生させることに注力したいです)

茜染め版のしめ縄【神居 和かざり】(TM)が誕生

このほど、国産大麻(精麻)・しめ縄【神居 和かざり】の茜染め版が完成しました。

国産大麻(精麻)・しめ縄《茜染め》【神居 和かざり】国産大麻(精麻)・しめ縄《茜染め》【神居 和かざり】

藍染め版は2016年にできておりましたが、その次は茜染め版と思っておりました。茜は藍色とならんで最も古い植物由来の染料で、日本の伝統色です。

茜色は赤く色づくことを形容する枕詞にもなっていますし、朝日、夕日で照り映える茜色の雲を茜雲というのはご存じでしょうか?

あかねさす 光は空に くもらぬを なごてみゆきに 目をきらしけむ 

『源氏物語』 紫式部

同・【神居 和かざり】藍染め版。

同・【神居 和かざり】藍染め版。

藍染め版とともによろしくお願いいたします。

 

 

《参考文献》

『伝統色で楽しむ日本のくらし』石川結実(上羽絵惣)著(マイナビ出版)

『色の名前辞典507』福田邦夫著(主婦の友社)

あわむすび国産精麻アクセサリーの活用例(1年を通して福が集まりますように)

先日、お客様から1枚写真が送られてきました。

あわむすび国産精麻アクセサリーと立春大吉のお札
あわむすび国産精麻アクセサリーと立春大吉のお札

あわむすび国産精麻アクセサリーの紅白によりおめでたい感じがしこのお札と合っていませんか?

このお札は出雲大社相模分祀の授与品だそうで、「あわむすび」とともに立春の日に貼られたとのこと。お札は新春の光を受けてつぼみが花開くように、中央から次第に膨らんでいくようになっていて、写真は少し開きかけていますね。

この立春大吉のお札は「1年を通して福が集まりますように」という縁起物で、写真をみて寒い中にも明るい気持ちになりました。(お札は来年の立春まで貼るそう)

皆さまにも「1年を通して福が集まりますように」。

大麻の麻縄活用コンテスト開催!ご応募受付中

きょう2月3日は立春。

大麻の麻縄活用コンテストを開催させていただきます。

麻縄(麻ヒモ)は神社のしめ縄、鈴緒(鈴縄)、お寺の鰐口紐(わにぐちひも)、山車の曳き綱、また製造工程は独特ですが締め太鼓や大鼓(おおかわ)、小鼓に掛けられた調べ緒などとして使われています。さらに、芸術分野においてこんな作品も過去にございます。

今回の麻縄活用コンテストは、日常にある大麻(精麻)の麻縄、麻ヒモをテーマに、現代に合った使い方を募集しその可能性を問うのが狙いです。(そしてますます活性化しますように)

麻縄、麻ヒモの持つ可能性は?
麻縄、麻ヒモの持つ可能性は?

 

調べ緒(麻ヒモ)の例
調べ緒(麻ヒモ)の例

<募集要項>
・募集する活用法
日常にある大麻(精麻)の麻縄、麻ヒモをテーマに、現代に合った活用例を募集します。神具仏具はじめ、伝統工芸、アート、手芸・アクセサリーなど問いません。いろいろな活用法をご応募ください。

ヒモ、縄でできること→むすぶ・たばねる・つるす・まく・かける・つなぐ・しばる・いろどる

<応募のルール>
・応募はお一人様何口でも結構です。
・どこにポイントがあるか、その魅力などアピールポイントを明記してください。
・このコンテストはメールでご応募できます。メールアドレス info☆sanuki-imbe.comへ活用例の写真と、上記のアピールポイントを添え、件名「麻縄活用コンテスト」にてお送りください。※☆は@に変えてください。
・未発表のものに限りません。ただし他のコンテスト等での受賞作品はNGです。(麻縄、麻ヒモは自作、他作問いません)

<審査と発表>
・厳正な審査のうえ、受賞者を決定いたします。(審査基準「現代」「日常」「美」)
・締め切りは2021年5月31日(月)、発表は当ページ、さぬきいんべ通信上にて行います。
・賞金は2021年6月末、ご指定の口座にお振り込みする予定です。

<賞品内容>
・優秀賞 5万円(1名)
・特別賞 5000円(1~2名)

神楽鈴・国産大麻(精麻)五色緒の草木染め各色を緒、縄などに展開へ

昨年5月に完成した神楽鈴・国産大麻(精麻)五色緒付き【玉翠】の草木染め版。

本年より藍染めに加えこの草木染めの精麻の各色が展開できるようになりました。藍染め、草木染めは自然からいただいた色で、化学染料にはない自然さ、質感があります。

まず手打ち本坪鈴についている精麻(緒)を皮切りに、現在2ミリから15ミリ径までラインナップされています国産大麻(精麻)・麻ヒモ、縄も。(藍染めを除いて草木染め精麻の小分け販売についてはもう少しお待ちいただけますか)

神楽鈴の国産精麻五色緒(草木染め)の各色を展開
神楽鈴の国産精麻五色緒(草木染め)緑・黄・赤・きなり・紫色の各色を展開

神具だけでなく、伝統工芸、アート、手芸・アクセサリーなど各々の用途にお使いいただければと存じます。

現在可能な色を以下にまとめます。

* 緑色(本藍+ざくろ染め)

* 黄色(ざくろ染め)

* 赤色(茜染め)

* きなり

* 紫色(本藍+茜染め) ※以上は五色緒の五色。

* 紺色(本藍染め)

計六色です。

ベースの精麻は極上の国産。これで草木染めの緑・赤・きなりの三色、緑・黄・赤・きなり・紫の五色撚りの麻縄などもできます。

三色(緑・赤・きなり)と五色(緑・黄・赤・きなり・紫)の麻縄。
草木染め三色(緑・赤・きなり)と五色(緑・黄・赤・きなり・紫)の麻縄。

なお、上の写真はどちらも神社仏閣用で使われる配色です。(製作の都合、4ミリ径を越えるものとさせていただきます)

よろしくお願い申し上げます。

神社様へ国産精麻の五色緒(草木染め)と鉾先鈴を納品

この度、国産精麻の五色緒(草木染め)と鉾先鈴4組を埼玉県の神社様へ納品させていただきました。

こちらの神楽鈴のページを見られ、麻で浦安の舞を舞いたいと思われた由。巫女舞メンバーが4人いるそうです。

国産精麻の五色緒付きの神楽鈴を取り扱わせていただくにあたり、これで巫女舞を舞っていただけたらと思っておりました。一般に、五色緒はご存じの通り絹です(場合によっては合成繊維)。

これまで多くは鈴祓えにご利用いただいているようで、巫女舞を習い始めたという方はいらっしゃいました。

しかもご依頼いただいた五色緒は草木染めで、うれしい限りです。(年頭に今年は国産精麻の草木染めの製品をと思い、草木染めの五色緒の付いた神楽鈴「玉翠」が5月に完成)

ありがとうございます。ついに思いが実現しそうです。

※納品した神社の宮司さん(女性)から、「皆、本当に喜んでおります!!コロナでなかなか奉納ができないのですが、この鉾先鈴に恥じないようにと、 いつでも奉納できるように、練習に励み、精進しております!!」と鉾先鈴に国産精麻の五色緒(草木染め)を付け練習している写真付きでメールをいただいております。(2021年3月18日追記)

※さらに、以下のコメントをいただきましたのでご紹介させていただきます。(2021年3月19日追記)

「浦安舞が作られたときは鉾先鈴だった、正式には鉾先鈴」というお話をお聞きし、「鉾先鈴で、五色緒が麻だったらいいなぁ」と思い、さぬきいんべ様へのご縁をいただきました。

化学染料と草木染の五色の麻を拝見させていただきましたが、草木染が良いですね!!
一目見て、そこに、「悠久の時」と「先人達の自然を大切にする心と感謝、神聖な何かを大切に敬う真澄の心」を感じました。絶対にこれで奉奏したい!!と思い、悩むことなく決めました。

さぬきいんべ様には大変親切に、ご丁寧にご対応いただきました。また、職人様とさぬきいんべ様の熱い想いや、一つ一つをしっかりと丁寧に、というお気持ちと姿勢が、そのクオリティから感じられます。

この鉾先鈴へ出会えたことへの感謝と、この鈴が私共の手元に届くまでの全ての方々の思いを大切にし感謝をもって、神明奉仕に勤しみます。そのような気持ちが、自然と自分の内側から湧き水のように溢れてくる、そのような鈴でございます。

さぬきいんべ様、職人様、ありがとうございました。
心より感謝申し上げます。

10周年記念!年末感謝祭2020

2017年から毎年開催させていただいております年末感謝祭。

本年は10周年を記念して、開催させていただきます。(2020年12月31日まで。2021年1月4日に11周年を迎えます)

四国の麻栽培を願うキャンペーンのプレゼント、京都・山川のオリジナル国産精麻アクセサリー「あわむすび」は通常、お1人様お1つ限りとさせていただいておりますが、CLUBさぬきいんべ会員様には特に感謝をこめまして、お買い上げ毎にお2つプレゼントさせていただきます。(追加で作っていただいております。なくなり次第終了) 12月2日変更

国産精麻アクセサリー「あわむすび」(数量限定)
国産精麻アクセサリー「あわむすび」(数量限定)非売品

 

ひとくちに10年と言いましても、いろいろございました。これまでの歩みをザッと書いてみます。

2010年1月に、香川県高松市にて創業。(公益財団法人かがわ産業支援財団発行の「創業事例集」に掲載)同年8月に活動を中止し、実家のある愛媛県西条市にUターン。翌年6月より再始動。

2015年1月より、京都・山川のミニ鈴緒を取扱い開始。同年3月、日本初となる国産精麻の輪飾りを販売開始(のちにお客様より「神居 和かざり」と命名)。同年5月、徳島県木屋平にある三木家住宅(国指定重要文化財)を京都・山川5代目、山川正彦さんらと3人で訪問、ご当主・三木信夫さんと面談。

2016年9月、徳島県吉野川市主催の麻シンポジウムに参加。

2017年2月、徳島県の大麻比古神社に正式参拝。同年秋、同神社の神麻しめ縄奉納に参加。同年6月、公益財団法人愛媛民芸館の評議員に就任。同年夏、国産精麻五色緒付きの神楽鈴を取扱い開始。

2018年夏、国産精麻の祓串の取扱い開始。同年秋、剣山本宮宝蔵石神社の神麻しめ縄奉納に参加。

2019年3月、徳島県の三ツ木八幡神社神麻しめ縄奉納に参加。

そして本年は神様を大切にする人が増えたらいいなというのと、国産精麻の草木染めの製品をと年頭に思い取り組み、5月に国産精麻五色緒付き(草木染め)の神楽鈴、8月に真榊が完成、さらに埼玉県の神社様より注文いただいた鉾先鈴(国産精麻草木染めの五色緒付き)を11月に納品させていただきました。

創業の動機となった今治市の工房織座製の素敵なヘンプ衣料は2014年9月に販売中止になった後、京都・山川の製品を中心に取り扱わせていただき現在に至っております。

10周年記念!年末感謝祭2020

今後の飛躍と、日本の文化の継承、発展を祈念し、皆様と縁結び(=「あわむすび」)できれば幸いでございます。

※webページからだけでなく、お電話、FAX、メールでのご注文も承っております。

国産精麻の五色サンプルができました(貸し出しできます)

このほどお客様のご依頼により、極上国産精麻の五色のサンプルができました。

1つは草木染め、もう1つは化学染料によるもの。五色緒に近い形でできております。長さは5尺(約150センチ)です。

国産精麻五色緒の感触、草木染めと化学染料の染色のちがいなどを確認したいということで、上記のサンプルを作らせていただきました。

何度もお伝えしていますように神社仏閣用の麻製品の染色は、現在99%以上が化学染料によります。化学染料の染色と草木染めの染色の比較にもお役に立つと思います。

実物を目で見て確かめたい、触れてみたいという方は仰ってくだされば貸し出しいたします。(ただし、貸し出し中の場合はお待ちいただく場合があります)

お問合せ先メールアドレス:info☆sanuki-imbe.com(☆を@に変えてください)

タイトルを「五色サンプル」でお願いいたします。

よろしくお願い申し上げます。