このほど、国産精麻のピアスの取扱いを開始しました。
作り手は、あさとしずく(吉田しずこ)さん。どこかで見た名前と思われた方はそのとおり。
先の第1回大麻の麻縄活用コンテストで優秀賞に選ばせていただいた方です。
松結び、あわじ結び、叶結びの装飾結びをアレンジした独自の形と、精麻っぽくないところがいいと思います。アクセサリーでいかにも(見るからに)精麻というものはたくさん見たことがありますが、それを感じません。そして、あさとしずくさんのつくることが好き、楽しい、また同じ形のものをつくることができるという職人性に将来性、可能性を感じたしだいです。
つけていて「それは何でできているんですか?」と聞かれたことがあるそうで、実はこれこれでとそこから麻の話ができるってすばらしいと思いません?
なぜこの形になったのか質問したところ、「松は冬でも緑の葉であることから若々しさの象徴としてや耳元で松果体をサポートしてくれたらいいなぁ、、などと思いました。松結びだけだと大きさ、バランス的に物足りなかったので、最終的にこのような感じになりました。」とのことです。自然(植物)にあやかろうとするのは日本人らしさの1つと思います。あさとしずくさんは日本の神様カード公式インストラクター(“和の叡智”実践伝達者育成講座第5期修了)でもあります。きちんと日本の文化を学ばれての基礎があってこそです。
また、耳元に精麻の飾りをつけると、「祓われる感じ」がするそうです。情報過多の現代にぴったりかもしれません。
金具の色(ゴールド・シルバー)を選ぶことができ、金属アレルギー対応(14kgf)やイヤリングもできます。もっと麻(精麻)をおしゃれにさりげなくとお思いの方へ。普段の洋服に合わせて、ドレス、着物に合わせてなどいかがでしょうか。
もともと麻縄活用コンテストは、一方的に買う人を増やすのではなく、つくる人(クリエイティブな人)が増えていったらという思いで開催させていただきました。作り手と買い手の素敵な循環が起こりますように。(それが、み心にかなうと思います)
たとえば、先ごろ取扱い開始した相撲で横綱が土俵入りで締める綱を小型化し再現した国産精麻・横綱ミニチュアは上代と下代が決まっています(上代、下代を職人が決めています)。「(麻製品が)そんなに高いんか?と思われたくない」とあるとき、京都・山川5代目の山川正彦さんはおっしゃっていました。2015年初めから山川さんの製品を取り扱いさせていただいておりますが、価格(下代)の決め方にはその思いが込められていると思います。(作り手、職人の声を拾うことができるのは私は職人の息子だから?かも)
よろしくお願いいたします。