香川からお客様がこられました。
地元、さぬき豊浜ちょうさ祭の飾り幕を飾られており、その上部に飾る国産大麻(精麻)のしめ縄をご検討されていました。
すでに稲わら製の長さ1.5尺(約45センチ)のしめ縄を飾られ、同じ長さのものを探されておりましたが、少し垂らす感じで飾られていましたので、長さ1.5尺では短くなると思い、大根型の太さ8分(約2.4センチ)×長さ2尺(約60センチ)をおすすめさせていただきました。
お客様は大根型、牛蒡型のちがいや、飾り幕ができるだけ隠れないよう、前垂れの長さ、紙垂の大きさを気にされ、紙垂もご自分でつくり取り付けることも考えられておりましたが、最終的に職人が紙垂をつけたものを選ばれ、帰られて取り付けたのが上の写真です。
「ありがとうございました。」と添えて写真を送ってくださいました。(お客様のご意向により上部のみ掲載)飾り幕は縫師によるいわゆる昇り龍(口を開いた阿龍)で、神聖さも増したように感じました。ご満足いただけてよかったです。
せっかくお越しいただきましたので、他の製品(在庫)もご覧になられ、お客様は詳しくないとおっしゃりながら、「なぜ、さぬきいんべなんですか?」、「金毘羅船々の歌の意味を教えてほしい」、「藍染めする意味は?」、「縁起のいい染めはどれですか?」などご質問いただき、さらに木造の築70年超の建築にも興味を示されていました。
今年は辰年でもあり、縁起がいいです。(その後、しめ縄のおかげで絶好調とのこと)