Clubhouseにて「教えて!麻のこと」Vol.2~日本人なら知っておきたい、暮らしの中の麻~

4月3日(土)20時より、Clubhouseで「教えて!麻のこと」Vol.2~日本人なら知っておきたい、暮らしの中の麻~をテーマに、大麻糸績み職人としてご活躍中の棚橋祐美さんのお話があります。

3月4日にお話させていただいたのが好評だったようで、2回目を企画しました。

当日の流れで変わるかもしれませんが、次のようなお話をされるそうです。

・麻の分類(広義の意味での麻と、狭義の意味での麻)

・古来日本の繊維といえば、木綿以前は「アサとカラムシだった」

・大麻が各地で栽培されていた頃、日本人にとって麻は身近なものだった

・日常の中での麻仕事、素材を大切に扱う心について

棚橋さんは、福島県昭和村からむし織体験生第21期を修了されています。棚橋さんしかできないお話が聞けるものと、楽しみにしています。

麻に関心がある方、手仕事に携わっている方、興味のあるその他の皆さま、どうぞお聞きくださればと思います。

私はゲストで参加させていただきます。専門家としてご紹介くださり恐縮ですが、知っていることをお話させていただこうと思います。

よろしくお願いいたします。

※お聴きくださった方、ありがとうございます。棚橋さんのお話は、初心者にもわかりやすいようにと配慮、また実体験をまじえ思いの伝わるいいお話ではなかったかと思います。(4月6日追記)

Clubhouseでお話から伊勢麻、さらに「忌部五雲」で次々つながる

翡翠の巫女、松井久子先生(神職)からお声がけをいただいて3月4日、Clubhouse(音声SNS)で「教えて!麻のこと」日本人なら知っておきたい『麻』の歴史と暮らしの中での活用方法を「さぬきいんべ」代表の加藤氏に聞くと題してお話させていただきました。

はじめてのことでちゃんとお話できるかわかりませんでしたが、松井先生はじめ翡翠の巫女様の門下生(お清め士)のご協力もあり、日本人にとって麻とは、その歴史、神道と麻の関わり、日本の地名や人名にみられる麻、伝統的な活用法、現代の活用法の流れで質疑応答を含む1時間30分の枠で大麻糸績み職人としてご活躍中の棚橋祐美さん(福島県昭和村からむし織体験生第21期修了)も加わってお話をしていきました。

途中、伊勢麻(振興協会)関係の方が中に入ってこられ、(その方によると同協会の代表理事も中盤ぐらいまでを聴かれていたそう)、また伊勢麻を支援、伊勢麻を用いた授与品(結い姫 曳き撫で飾り)を奉製する活動をしている三重県内の神職も加わり、ふだんお話できないような方々の熱いお話が聞けたように思います。さらには有松絞りに携わっている方もご発言いただきました。(聴いていただいた皆さまありがとうございます)

当日ルーム(部分)のスクリーンショットより
当日ルーム(部分)のスクリーンショットより

このようなご感想をいただき恐縮です。こちらこそありがとうございます。

それから、聴いていたという方からその後Instagramを通じてメッセージが届きました。母が徳島県吉野川市(旧麻植郡)の早雲家の分家出身というのを、さぬきいんべで思い出したそうです。早雲家はいわゆる「忌部五雲」(=早雲・村雲・岩雲・花雲・飛雲)の1つで、忌部神社の神官家ですね?
それを伝えると、徳島へ行きたいと思っていたのがコロナ禍で行けず、今年はぜひ行きたいとのことでした。

思わぬ出会いがあると聞いていましたが、Clubhouseはジャズに例えられるそうで、ルームでのお話含めてそれがなんとなくわかる一連の体験でした。

ご要望(機会)があればまたお話させていただきます。

PS:後日、松井先生から、大変好評で「貴重なお話しをありがとうございました。またぜひやっていただきたい」とのお声を頂戴しておるとのこと、また、水引きの先生からもそのようなご感想をいただいたそうです。そういうことで次回を計画、4月3日(土)20時~の予定です。