栃木県の麻農家、酒巻幸一さん引退の記事をいま読んで思い出したこと

栃木県の麻農家、酒巻幸一さんについて書かれたこちらの記事を見つけ、いろいろ思い出しました。(安間信裕さんがSNSで2019年に酒巻さんについて紹介されており、引退のことは存じておりました)

2015年に徳島県木屋平の三木家住宅へ訪問した際、ご当主、三木信夫さんから貴重な種々お話をうかがいましたが、いい麻をつくる方と紹介いただいたのが酒巻さんでした。

いっしょにいた神社仏閣用の麻製品を調製して120年以上、京都・山川(5代目)の麻縄職人、山川正彦さんがたずねたからです。三木さんは、築400年の住宅の戸棚から1枚の写真を持ってきてくださり、別の紙片に酒巻さんの住所と電話番号を書いてくださいました。

三木さんから見せていただいた麻農家・酒巻幸一さんの写真
三木さんから見せていただいた麻農家・酒巻幸一さんの写真

その後、2016年9月29日放送のNHK「所さん!大変ですよ」の後半、(吉田)鋼太郎のちょっと大変ですよのコーナーで、麻農家として酒巻さんが紹介されたことがありました。(麻の種をまく播種機が取り上げられ、この農具のおかげで麻の生産量は飛躍的に増え日本一になったと)

しかし、化学繊維の普及や高齢化によって麻農家は激減しています。

この番組のなかで播種機を紹介する前に酒巻さんは「(こんなことになって)さみしいね」とおっしゃっていたと思います。町を繁栄に導いた播種機が空き家に放置されるようになっているからです。

こちらの記事を読んで、ご存じない方はどういうことかを知っていただきたいと思います。

 

 

・参考文献

全国350神社に奉納 栃木県鹿沼市の酒巻さん、60年にわたる麻栽培を引退(産経新聞)

ご神職(ご僧侶)様からご紹介で神具(仏具)類の「紹介割引」開始

3月1日より、ご神職(ご僧侶)様よりご紹介の方は、神具(仏具)類の紹介割引をさせていただきます。

このような方はいらっしゃいませんか?

麻の神具(仏具)を取り入れたいが、神社(寺)の経営が、、

・麻の神具(仏具)は高価、、

・神職(僧侶)として日本の麻文化を守りたい。

・知り合いの神職(僧侶)がつかっている麻の神具(仏具)をうちでもつかいたい。

 

国産精麻のしめ縄と鈴緒(神社の拝殿)
国産精麻のしめ縄と鈴緒(神社の拝殿)
神楽鈴・国産精麻の五色緒付き(草木染め)
神楽鈴・国産精麻の五色緒付き(草木染め)
前天冠(花冠)・国産大麻(精麻)五色房付き
前天冠(花冠)・国産大麻(精麻)五色房付き

 

国産精麻の鰐口紐(寺の本堂)
国産精麻の鰐口紐(寺の本堂)

 

開始日:2022年3月1日~

紹介割引額:合計金額の5%割引

対象:麻の神具、仏具(精麻小物は除く)

※ご紹介されたご神職様、ご僧侶様のお名前をお知らせください。

ご不明点はお問合せくださいませ。よろしくお願い申し上げます。

 

国産大麻(精麻)五色緒付き神楽鈴での浦安舞、東京・戸越八幡神社

戸越八幡神社様では、毎月1日に皇室の弥栄、国家の隆盛、そして氏子崇敬者皆さまのますますの繁栄と日々の神恩感謝を祈る月次祭(つきなみさい)を執り行っております。

2021年11月より、巫女による浦安舞(※)が国産大麻(精麻)草木染め五色緒付き神楽鈴(鉾先鈴)を用いて奉納されております。

月次祭(8時半~)はどなたでも参列できます。

また、毎月朔日(ついたち)の11時~、13時~、15時~(計3回)には神楽殿にて巫女による浦安舞の奉納も予定しております。(当日の天候や混雑状況により変更がある場合がございます。詳細は戸越八幡神社様へお尋ねください)

(※)浦安舞は、巫女4名が扇と鈴を手に舞いますが、前半の扇の舞は祝いの象徴である檜扇(ひおうぎ)を持って舞われます。扇のかなめを中心に豊かに開けゆく中心唯一の世界を表現しています。後半の鈴の舞は三種の神器(剣・鏡・勾玉)をかたどった鈴を手に舞い、その清らかな音色が万物を清め、美しい響きが神と人との心のふれあいを表現します。(現在はメンバーが3名のため2人が檜扇、1人が鉾先鈴または神楽鈴)

巫女いわく、観ていただいて一緒に「心洗われていただきたい」と申しております。

ご参拝されませんか?

下記は鉾先鈴による鈴の舞部分と、ご参拝の方がInstagramに投稿された短い動画(神楽鈴のよる)です。

 

 
 
 
 
 
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Yoshiyuki Kato 加藤義行(@sanuki.imbe)がシェアした投稿

 
 
 
 
 
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同神社様の禰宜さんが「これからは『本物』が残っていく時代だと思うので、広めていきましょう」とありがたいことに仰ってくださっております。

龍村仁監督の映画「地球交響曲第九番」を観た方の感想より思うこと

2月半ば、龍村仁監督の映画「地球交響曲第九番」を観た方の感想を聞きました。

「すばらしかったです。」

それだけでしたが、観たいと思いました。

私がはじめて映画「地球交響曲」を観たのは第三番で、1997~8年頃だったと思います。3人の方が登場しましたが特に写真家の星野道夫さんが印象に残っています。このときは私は高松市に住んでいて龍村監督が会場に来られ、上映後に講演も拝聴しました。

それからすいぶん経って、第七番、第八番を観ました。いずれも主催は神道系で、共感されたのだと思います。

第九番の「制作意図」に、龍村監督が「地球交響曲~ガイアシンフォニー」をつくるきっかけとなった「ガイア理論(※)」との出会い、この理論を提唱したイギリスの生物物理学者J・ラブロックとはじめて会った際のことが書かれています。

ラブロック「西洋社会では、なかなか受け入れられない ”ガイア理論” を日本人はどうしてこんなに素直に受け入れてくれるのだろうか?」

龍村監督はとっさにこう答えたそうです。

日本文化の深層、日本人の無意識の自然観の背後には遙か縄文時代から受け継がれて来た ”八百万(やおよろず)の神(かみ)” という考え方がある。あらゆる自然現象の背後には、それぞれに異なる現象を司る、八百万もの神がいる、という考え方だ。こういう無意識の自然観があったからこそ、私も含め、ほとんどの日本人はあなたの『ガイア理論』を素直に直感的に、『正しい』と受け入れたのだろう。

私は、この言葉に共感します。

 

私たちが受け継がれてきたそのなかに、麻がある。麻のもつ可能性はまだまだこんなものではないと思います。

昨年の後半ぐらいから、今までにないお問合せが届くようになっています。これらが日本の近未来なら言うことないものばかりです。

ついに大麻取締法が、70年以上の時を経て大幅に改正されようとしている今年、状況は大きく変化すると思います。

同じ第九番の制作意図に書かれている次の言葉を皆さまに贈ります。

「第一番」から「第八番」まで、それぞれの作品には、一見、「超人」の様に見える偉業を成し遂げた世界中の人々が4~5人ずつ登場する。彼らが「異口同音」に言う言葉がある。「こんな偉業にみえることを成し遂げられたのは、私個人の能力ではない。自分の生命が、人智をはるかに超えた『ガイア』の超高度な『生命システム』に生かされている、と確信した時、“偉業” にみえることが現実になっていたのだ。」

 

 

 

(※)「ガイア理論」・・・太陽系第3惑星「地球」は、それ自体がひとつの巨大な「生命体」であり、私達人類はもちろんのこと、動物も植物も、虫もバクテリアも、海も山も、岩や風も、全ての存在が互いに繋がり、互いに影響し合って40億年という歳月を生き続けてきた。この、人智を遥かに超えた超高度な「生命システム」のことを「ガイア理論」と名付け、1984年に発表。

 

神社仏閣用の国産大麻(精麻)・鈴緒、鰐口紐を取扱い開始しました

神社の拝殿用の国産大麻(精麻)・鈴緒(すずお)、寺社仏閣用の国産精麻・鰐口紐(わにぐちひも)の取扱いを開始いたしました。

国産精麻製の鈴緒。
神社に設置されている国産精麻製の鈴緒。

2006年出版の「ヘンプ読本」赤星栄志著(築地書館)によると、

(前略)スローライフがブームになったことを考えると日本も「なるようになっていく」「なるべくして、なる」という世界観が求められる時代になってきたのである。この世界観は、多神教であり、八百万神(やおよろずのかみ)で、ありとあらゆる自然物に神様がいると考える古神道の考え方である。私たちにもっとも身近なこの世界観を形にして祀っているのが神社である。

最近、神社にお参りする人が少なくなって、お賽銭が減った影響か、鈴縄(鈴緒)が石油由来のナイロン製であるところも多い。全国で約8万社ある中で、7割がナイロン製、3割が中国産の大麻繊維(精麻)、ごくわずかな神社の鈴縄が国産大麻繊維といわれている。大麻繊維が神様の依り代であり、生命力・霊力を与えるものなのに、その神社の鈴縄が石油由来の化学繊維を使っているなんて!形だけでは、意味がない。鈴縄に大麻繊維を使っていない神社はご利益がなさそうだ。

10年以上を経た今、ナイロン(ビニール)製の割合が増えているかもしれません。国産精麻が少しずつ見直されていっていると感じていますが、まだまだだと思いますので、このたび取扱いを決めました。

また、四国には四国霊場八十八ヶ所もあり、寺社仏閣用の国産精麻・鰐口紐(鐘緒)もあわせて取扱いしてまいります。

お寺に設置されている国産精麻製の鰐口紐(鐘緒)。
お寺に設置されている国産精麻製の鰐口紐(鐘緒)。

ご奉納するのはいかがでしょうか?社会貢献、企業PRにもなると思います。(神社・お寺に物品を奉納するには

鈴緒、鰐口紐の修理も承ります。

お見積させていただきます。

 

 

 

身曾岐神社宮司 坂田安儀先生(2022年1月5日ご逝去)をお偲びして

宮司とはじめてお目にかかったのは2005(平成17)年8月に身曾岐神社(山梨県北杜市)で開かれた日本の精神文化の源流である古神道の奥義を広く一般に相伝するための講座、初学修行座(当時3泊4日)の聴聞でした。

講師として立たれた宮司は神道や古事記についてホワイトボードに書きながらご説明してくださっていたことを思い出します。

この講座を紹介いただいたのが知り合いだった同神社の神職からでしたので、ありがたいことに私は宮司(伯家神道)の直門として入門させていただけたようです。

宮司とのことで一番心に残っていますのは、2011年10月12日に神社で上記の神職とご一緒に宮司にお会いすることになり、今何してる?と聞かれたときのことです。(このときが宮司とお話した最後でした)

古神道を学ぶ過程で行きついた仕事のこと、おお麻(ヘンプ)のことや神道との関わりをお話し、さぬきいんべの名刺をお渡しすると、「古神道を現代風に伝えるのは素敵だ」とおっしゃられ、「これが漢字(讃岐忌部)だったら頭を下げなければいけない」と。(誰でも読め親しみやすいように屋号を「さぬきいんべ」とさせていただきました)

また、「四国へ行きたい」ともおっしゃり、大麻比古神社(徳島県)や金刀比羅宮(香川県)の名を挙げると、ああ行きたいねぇと目を輝かせられていたように思います。

この頃は前年に創業はしたものの香川県高松市での活動を断念、実家のある愛媛県西条市へ引っ越し、活動を一時休止した上で再開ししばらくしてでしたので宮司とのこの面談で大いにエールをいただいた、背中を押していただいたと思っております。

他にも、いつか四国をご案内したいと神社をピックアップしていたこと、東京でのご修行や相伝での直会でのことなど宮司との思い出は遠方ですので私は機会は少ないと思いますが数々思い出されます。

衷心より、ご冥福をお祈り申し上げます。

宮司はじめご神縁の皆様と。出雲大社正式参拝(2009年)の折に。
宮司はじめご神縁の皆様と。出雲大社正式参拝(2009年)の折に。

精麻の鈴緒とともに。菊理媛命(くくりひめのみこと)をお祀りする京都・白山神社

1月半ば過ぎ、出張の折、京都の白山神社へお参りさせていただきました。

ご祭神の1柱が菊理媛命で、引き寄せられた感じがします。

というのも、いまよく聴いているのが昨秋コンサートを拝聴した森田梅泉さんのアルバム「くくり姫」だからです。

コンサートで、くくり姫という曲の前にこんなナレーションが流れました。「混沌とした時代にしか現れないくくり姫」と言っていたのを覚えています。

 

白山神社(京都市)の本殿
白山神社(京都市)の本殿

3年前もこの神社の前を通ったのですが、お参りはせず白山神社(白山信仰、すなわち白山比咩神社を総本社とする白山神社は各地に鎮座)がこんなところにあるというのにとどまりました。

 

境内は掃除が行き届いており、小さいながらもきれいな神社です。

本殿、末社にも精麻の鈴緒がかけられていました。

拝殿に鈴が吊されているのは、巫女が神楽鈴を振るのと同様に、参拝者自らが神を前に鈴の音で祓い清める為のものです。その鈴を鳴らす綱が「鈴緒」です。神聖なる鈴を鳴らす綱である為、古来より神聖な植物とされる麻で作られてきました。鈴緒の『緒』の文字には「魂をつなぐもの」という意味合いがあります。鈴を鳴らし、自らの魂を振るい起こす鈴緒は、まさに神仏にその魂を繋ぐものともいえるでしょう。(明治19年創業 神社仏閣用麻製品調整 株式会社山川パンフレットより)

ご案内してくださった山川様、本岡様ありがとうございました。

この後、鈴緒の六角桐枠の文字彫り職人にバッタリお会いし、私も少しお話できました。

なぜwebショップのキャッチコピーは「四国から始国(しこく)へ」なのか?

年頭にある方から、webショップのキャッチコピー「四国から始国(しこく)へ」とはどういうことか?と聞かれました。

さぬきいんべwebショップのバナー
さぬきいんべwebショップのバナー

口頭でお答えさせていただいたのですが、いい質問をいただいたと思い頭を整理する意味で書いてみます。

古事記の国生み神話によると四国は淡路島の次にできた最初の国(伊予二名島)です。

四国は麻に関しても歴史が古く、代々、天皇の践祚大嘗祭に麁服(麻織物)を調進してきた阿波忌部直系・三木家、徳島県の旧麻植郡をはじめ、また大麻山が3つも存在することなど、四国は麻の国と言っていいほど、麻にまつわる歴史、地名や神社が数多く残っています。

ですので、麻の文化の再興も、四国からはじめて行く、はじまっていくという意味を込めました。(“麻の文化、織物技術の伝承を”という言葉は三木家28代当主、三木信夫さんが令和の大嘗祭前に取材を受け語ったこちらの記事からいただきました。共感しましたので)

お断りしておくと、始国というのは私が考えた言葉ではありません。はじめて聞いたのは当時住んでおりました香川県高松市で2006年にあった某講演会だったと思います。

 

ちなみに昨年後半ぐらいから日本の原点にスポットライトが当たっているように思います。(それぞれの人の原点は何かということも大切になっていると思います)

昨年ご紹介した古神道の研究をしている河野貴希さんも今年の初詣におすすめの神社について以下の淡路島の3社を挙げておられます。

1.おのころ島神社(兵庫県南あわじ市)

2.岩上神社(兵庫県淡路市)

3.伊弉諾神宮(兵庫県淡路市)

この順番のコースをたどると、“日本の原点”を肌で感じることができるそうです。(トータルヘルスデザイン発行「元気な暮らし」2022年1月号P56より)

日本の原点をたどると、必然的に「四国から始国へ」ということになっていくと思いますがいかがでしょう?

「旧暦新年2022」1年のいいスタートが切れるように、開催中(2月3日まで)

あらためまして、新年おめでとうございます。

2022年1月4日で、さぬきいんべは13年目を迎えました。

昨年は、8月に一昨年納めさせていただいた国産精麻の草木染め五色緒付きの鉾先鈴を用い、長野県・熊野皇大神社にて浦安の舞が奉奏(奉納)されました。(その以降、東京都内の神社の月次祭にて奉奏されているそうです)

一方で、2月から6月末まで第1回 大麻の麻縄活用コンテストを開催、優秀賞と特別賞を選ばせていただきました。優秀賞を受賞された方は、そのことをご自身でSNSに投稿したところ急に脚光を浴びるようになり、精麻飾りワークショップの講師として招かれたり、さらに「日本の神様カード」著者の大野百合子さんと精麻についてYouTube動画で対談したりするなどご活躍されているそうです。(作ることを続けられるとは思いましたが、そこまでになるとは予想しておりませんでした)

3~4月はClubhouseで瓊奈川神社宮司(翡翠の巫女)・松井久子先生からご依頼を受け、麻についてお話させていただきました。人前で話すのは得意ではないため躊躇しましたが、いい体験でした。これがあったおかげで7月から、愛媛県内で開催されている精麻飾りワークショップ(主催:はぐくみの木IKUKO先生)につながっていったのだと思います。開催のすべてではありませんが、時に出向いて麻についてお話したりさせていただきました。

さぬきいんべは6月から、おお麻(ヘンプ)専門神具店として展開しております。神様を大切にする人が増えますように活動してまいりますので本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

2月3日の節分まで「旧暦新年2022」を開催中です。(旧正月は2月1日、立春は2月4日)

旧暦については一昨年の拙記事「旧暦と行事、日本は二本立てでできている」が参考になると思います。旧暦の新年に本当の“令和4壬寅年”がスタートします。

合計5000円~のお買い上げ毎に京都・山川製のオリジナル国産精麻アクセサリーをプレゼント中です。本年のいいスタートが切れますように。

国産精麻の製品を介して、「巫女体質™」の先輩から後輩へ受け継がれる真心

新年あけましておめでとうございます。

本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 

昨年の暮れ、瓊奈川(ぬなかわ)神社宮司の松井久子先生が「巫女体質™」の先輩から後輩へ、受け継がれる真心と題してブログでご紹介くださいました。

同神社では家庭祭祀を学ぶ「お清め士講座」を開講しておりますが、このほど先輩(5期)お清め士から後輩(6期)へ卒業(お清め士認定)のお祝いの品が手渡されたそうです。

ご紹介されているとおり、さぬきいんべの祓い具(精麻製品)を手づくりの熨斗(のし)と水引をかけて贈られるのが伝統になっているとのこと。

誠にありがたいことです。

はじまりはブログのリンク先に紹介されていますように、2020年9月、同講座2期生の西田さんが国産大麻(精麻)・ミニ鈴緒を工夫して箱詰めし後輩へ贈られたことから。(職人により箱詰めすることもできますが、このときはミニ鈴緒と箱をご注文いただき、同じ結ぶことでも個性が出ることから、ご自分で箱詰めしたらより心のこもったものになるのでは?とご提案)

箱詰めした写真を西田さんが送ってくださり、想像以上の創造(オリジナル)性に驚いたことを思い出します。

今回贈る側となった方(5期)からは「皆でさぬきいんべ様のお品を手元に持つことでさらに一体感が生まれているようにも思います。」と、また松井先生から「さぬきいんべさまのお品は、お清め士の暮らしを支えてくださるありがたいものばかりで、感謝しております。」とお言葉をいただいております。

なお、なぜお清めが必要なのかや、お清め士講座については2021年10月に電子書籍として出版されている松井先生のご著書、「巫女体質」(SeleneBooks)がわかりやすいと思います。(こちらで試し読みもできます)

 

今後も良いものができるように日々精進してまいります。国産精麻の製品の普及と発展を祈りつつ。