祭祀をおこなう祭場における上位と下位

祭祀をおこなう祭場(斎場)の上位と下位についてです。

神事等の際、参列することがあるのではないでしょうか。以下は基本ですので、参考になれば幸いです。

 

神座(神社などで、神体を安置する所)を中心にして、つまり、神座から見てが基準となります。(人が神前に向かってではないことに注意)

まず、神座の中心から、まっすぐ前に延長したところを正中(せいちゅう)といいます。

正中の幅は、およそ1メートル(3尺)ほどとします。

上位と下位については、神座が最上位であることは言うまでもありません。

次に原則として、上位より正中・左・右の順とします。さらに、神座の近くを上位とし、遠くを下位とします。

また、着席する場合には、上位より、左側・右側~の順とします。

 

なお、一般には部屋の入り口に近いところを下座とし、入り口から離れているほど上座とします。

床の間の前を上座にすることは誰もが知るところですので、床の間と入り口の関係をよく見て、常識的に判断すればいいと思います。

わがくには 神のすゑなり神まつる 昔のてぶり わすれるなよゆめ(明治天皇御製)

 

・参考文献

「神道祭式の基礎作法」沼部春友著(みそぎ文化会)