9月3日(日)13時半~、三重県にて「精麻飾り」体験ワークショップがあります。
講師は、八雲神社(三重県松阪市) 神職 大和幹子さんです。
7月に麻の伝統 体感講座として麻績みの講座がありましたが、その第2弾。
麻の歴史と麻の話の後、「精麻飾り」を作るワークショップの予定です。神職から教わる貴重な機会となると思います。なお、制作した精麻飾りはお持ち帰りできるそうです。
詳しくは、こちら
昨年、愛媛県下で開催、好評でしたはぐくみの木IKUKO先生による精麻飾りワークショップ。
5月より毎月、講師育成講座が西条市にて開催されます。(少人数開催)
精麻飾りワークショップの講師を目指す方だけでなく、また精麻に触れてみたい、作品を作りたい方もご参加いただけます。
詳細は下記のリンクをご覧ください。
5月第1期(5月27日~6月1日)講座の申込み募集要項およびフォーム 第1期申込み終了いたしました。
申込み、お問合せもフォームよりできます。
2021年7月からはじまりましたはぐくみの木IKUKO先生主催の精麻飾りワークショップ。
12月は西條神社(西条市)、今治ホホホ座(今治市)、もにこど2(伊予市)の3ヶ所開催、そのうちの今治ホホホ座会場へお手伝いに行ってまいりました。
今回はお正月用のしめ縄リースをつくります。
今回は、西条市の山間部、棚田のほとんどが耕作放棄地となった千町(せんじょう)地区「再生プロジェクト」の棚田にて無肥料無農薬栽培された稲穂と稲わらを特別に分けていただき、稲穂をつけたものや稲わらで撚ったしめ縄も可能に。
まず目を閉じて先生の誘導に合わせ呼吸を整えます。
次に見本をみて、皆さんどんなものをつくるかイメージ。
お好みで、ある人は稲わら2本と精麻1本の3本撚り、ある人は精麻の3本撚りをつくっていきます。この稲穂は美しいからと思いますが、参加者全員が稲穂をつけていました。
さらに水引をつけ、お正月らしさを出す方もいらっしゃいました。(水引は簡単に取り外せ、しめ縄はその後も使用することができる仕様)
会場はライブハウスのように使用することもある場所で、この2日前にはダンスの講師と精麻飾りの講師によるコラボワークショップが実現、参加者は精麻を持って踊ったそうです。参加者の1人いわく「五感すべてを使って精麻を体験できた気がしました」と。(ワークショップの写真を見せていただいたところかなり楽しそう)このような感想が2022年以降どんな風に発展していくのか楽しみです。
本年は以前から思っていた買う人ばかり増やすのではなく手仕事そのものを活性化させようと2月に麻縄活用コンテスト開催を打ち出し、その流れで、はぐくみの木IKUKO先生から精麻飾りワークショップを開催するため麻のお話をしてほしいとお声がけをいただきトントンと話が進んで7月に初開催となりました。
たまたま3月と4月にClubhouseで麻についてのお話をしていたことも後で考えるとそのための準備だったのかと思います。
2015年からお世話になっています神社仏閣用の麻製品を調製する京都・山川は現在5代目ですが、6代目(候補も)は今いらっしゃいません。そのことを最初のころ、また最近も5代目より直接お聞きしていましたので、職人の家系に生まれていることを私は活かそうと上記のチャレンジに結果として至ったしだいです。
微力ですが、なにか変わっていくきっかけになれば幸いに思います。
7月28日、西条市大町に鎮座する西條神社の参集殿にて国産精麻の精麻飾りワークショップが開催されました。
コロナ禍を考慮し、マスクの着用や座席の間隔を開け、窓は開け換気するなど対策をしての開催。
午前の部(10:00~12:00)と午後の部(14:00~16:00)があり、どちらも定員に対し満席でした。
講師は、はぐくみの木 IKUKO先生。
この日は、梅結び、あわじ結び、二重梅結び、二重あわじ結びのなかから好きな精麻飾りを選んで、つくります。
最初、精麻について少しだけお話させていただきました。
まず、精麻を裂いて縄をつくることから。
受講者の方は最初は慣れない手つきでしたが、講師の指導により次々麻縄を撚っていきます。麻縄ができると、今度は結びです。
ある方は二重梅結び、まとめ結びをするのに茜染めの精麻を選ばれました。二重梅結びの形を整えて、まとめ結びをして完成です(写真)。(まとめ結びには藍染めと茜染めの精麻が選べるようになっていました)
ついつい時間に追われて「感じる」ことを忘れがちな現代。感じることをテーマにしたワークショップでしたが、参加した皆さん、2時間のワークショップで精麻そのものを感じる、手を動かすことで感じる、自分の心を感じることができたでしょうか。
「精麻ってこんなにきれいなんですね?」「(このようなワークショップに参加したいと思っていて)2年越しの願いがかないました」「自然の(茜染め)の色がきれいですね」など皆さん口々に言われていました。
最後に記念撮影をして終了。撮影のときは一瞬マスクを取って、、※掲載許可を得ております。
できあがった後の皆さんのうれしそうな顔。
午後の部は、午前の部の様子からワークショップの進行のしかたを工夫したようで、皆さんより「感じる」ことができたのではないかと思います。(写真の表情から伝わってくる?)
(次回ワークショップにつづく)