糸魚川ヒスイ×ヘンプ紐のペンダント、シリーズ第12作。
しっとり、上品。京丹後にちなむ勾玉のペンダント「奈具」。
糸魚川翡翠の魅力を伝える作品。ビワ染めのヘンプ紐付き。
京都府在住の玉匠・青舟(セイシュウ)氏。
BINGTANG BALI・坂口万李子氏のコンビによる作品(6作目)です。
青舟さんいわく、勾玉の意味についてはフトマニがその設計図なのだと。翡翠コレクターから購入の新潟県糸魚川産のヒスイの原石を青舟さんが丹念に、勾玉に磨き出しました。(奈具・宇良・磯砂・依遅ヶ尾は同じ原石生まれです)
この勾玉は、結晶のきめの細かいしっとりした肌合いの海の石からできており、微妙に変化がある味わい深い作品となっています。丁字頭もバランス良く入って上品な仕上がりです。
「奈具(なぐ)」の名は、京都北部の丹後半島、奈具岡遺跡にちなんで命名されました。古代に玉作り工房があったところです。
強い光や照明に透かすと、光を通します(光を通すと異なる緑に輝きます)。透過光の観賞もお楽しみいただけます。
ウッドビーズ付きでおしゃれに。先染めの糸をマクラメ編み。
ヒモは、天の川工房(宮崎朝子氏)の草木染めヘンプ100%糸(染料:ビワ)を採用。坂口さんがシンプルにマクラメ編み(平結び~ねじり結び~三つ編み)にて編み上げました。「奈具」と「宇良」は兄弟のような位置づけ、同じコンセプトで編まれています。
また、勾玉頭部と、ヒモ端部に濃茶色のウッドビーズを配置しアクセントとなっています。繊細で、おしゃれな作品に仕上がっております。
【青舟(セイシュウ)氏の経歴】 京都府京丹後市在住。 幼少の頃(3歳~10歳)、特異な体験をする。 28歳まではごく普通の毎日を送っていた。 突然、日本の古代に別のモノがあると目覚めた後、特に丹後・丹波の遺跡・山等をめぐる事となる。その頃より玉(出雲大社の勾玉)と言うものに傾倒していく。また、全国の古神道に関わる所をまわる。 古代の技術に関わる重要な素材としてのヒスイを求めて各地を訪問、糸魚川に最初に訪れたのが2005年5月であったが、この時、ヒスイを拾うことも手に入れることも出来なかった。 古代出雲と越の国(現在の福井県、石川県、富山県、新潟県あたり)は、重要な関係性を持っていた。これらの事柄は日本古代史の闇の部分である。歴史の表に現れない出雲神族、あるいは地方の神族(大国主)の時代、最も謎であるのが国譲りと言う大事件であった。 この真相が詳らかになる時こそ、日本の正史が顕現するであろう。玉の秘密も解かれるのである。有為転変の世の中にあって、神器としての玉を造る事の重要性を痛感する。 公益財団法人渡辺美術館(鳥取県)において勾玉が常設展示中。 趣味:鉱物収集、刀剣鑑賞、古鏡鑑賞、笛、古代史探索(フィールドワーク)など。 webサイト: 布留玉の社 |
【坂口万李子氏の経歴】 香川県生まれ。バリ島雑貨のマーケット・BINTANG BALI代表。 28歳のとき、ふと見たバリ島の海やアジアンな雑貨に興味を持つ。 2003年、新婚旅行でバリ島に行ったことをきっかけに、バリ島が大好きに。 09年より、バリ島雑貨の販売を開始。 それと共に、オリジナルキャラクターとしてヤモリ「cicak(チチャック)君」の絵を描きはじめ、その愛らしい姿が巷で人気となる。 夫と娘の3人暮らし。年に1~2回、バリ島へ旅行している。 |
勾玉「奈具」の親石。奈具を含む計5つの玉が生まれています。 |
《「奈具」のペンダント加工前の姿》 | |
玉の反対面。しっとりした肌合いです。小ぶりで扱いやすいサイズ。 |
ヒモは長めで、後ろにしても良し、前に垂らしても良し。工夫できます。 |
留め具(平結び)をスライドさせることによって、スムーズに長さを調節できます。性別・年齢を問いません。 |
端部に濃茶色のウッドビーズがワンポイント。 |
着用イメージ。 |
保管用の桐箱付き。桐材は柔らかく狂いも少ないため機密性が高く、 湿気等から守ることができます。 |
勾玉ペンダント「奈具」は、稀少な糸魚川産ヒスイ製の勾玉に、ビワ染めヘンプのマクラメ編みヒモが付いた作家コラボレーション作品です。 ・本品は1点もの。現品限りです。(本品に写真のペンは含みません) ・はるかな時が作り出した芸術、ヒスイは昔から護身用や神事などに利用されてきました。玉は大昔から神様との交信手段として、聖なる力をもった祭祀用の道具として、大切なものでした(勾玉は三種の神器の1つです)。 (参考)第1029回 もののあはれ源流への旅。玉石の力と言霊の力 ・ヒモは、天の川工房(宮崎朝子氏)によるビワ染めヘンプ100%糸を採用(茶系色)。マクラメ編み(平結び~ねじり結び~三つ編み)されています。長さが長めですので、端部を前にしたり、後ろにまわしたり工夫できます。 ・保存・保管に最適な桐箱付き。桐箱は、職人の美意識が現在に融合する京都の桐箱専門店「箱藤商店」の製品です。箱内には大麻繊維をすき込んだ和紙(徳島県、アワガミファクトリー)を中敷にしております。 ・古神道(伯家神道)の作法により潔斎してお送りさせていただきます(火打ち石を使います。出土品から古墳時代にはすでに使われていたことが知られており、切り火は不浄を断ち邪をはらう日本古来の風習です)。 |
※商品の体感・効果には個人差があります。
サイズ | 勾玉(約3.2cm×2.0cm×0.9cm)、ヒモ(約0.3~0.2cm×55cm)、桐箱(内寸法:長さ23.5cm×幅6.3cm×深さ3.0cm) |
組 成 | 勾玉(新潟県糸魚川産ヒスイ)、ヒモ(天の川工房製ビワ染めヘンプ100%糸)、ウッドビーズ |
色 | 天然色 |
備 考 | ・勾玉及びヒモは、天然素材のため、長期間の使用により色や風合いが変わることがあります。変化をお楽しみください。 |
区 分 | 日本製 |
製造者 | 青舟氏、坂口万李子氏、株式会社箱藤商店 |