ご自宅に、ご贈答に。
国産大麻(精麻)のしめ縄を現代風に。2色づかいの本格派。
おお麻(ヘンプ)は霊気を持つものとして古来祭祀神儀に用いられてきた神聖な植物です。
いわゆる祓い、癒し、身のお守りなどにつながっています。
貴重な国産大麻(精麻)で、京都の職人により丁寧になわれた注連縄(しめなわ)。
神聖な場所であることをしめす境界となります。朱の色は、神社の巫女の衣装(緋袴)をイメージしました。
家の玄関や、お部屋に、またご贈答の品にもふさわしい一級の品です。
《神社と大麻》
神社でよく見られる御幣には、大麻布が使用されていた。 神主が祓いに用いる道具は「大麻(おおぬさ)」と呼ばれ、神事には必ず用いられ、神道では罪や穢れを祓う神聖な植物とされてきた。大麻は伝統的に神様の印とされ、注連縄や御札・御幣・鈴縄・狩衣・祭りの山車の引き綱・上棟式など、至るところで使用されてきた。 また、御札にも「大麻」の文字が記される場合もある。巫女が髪を結ぶ際にも大麻が使われるのである。 |
『日本の建国と阿波忌部』林博章著P.134より引用、一部編集
・神話における注連縄の役割 ○天の石屋戸(いわと)において、“しりくめなわ”として登場し、太玉命(ふとだまのみこと)は天照大神が天屋戸(石窟)へ逆戻りしないように注連縄を張った。 「古語拾遺」では、日神の遷られた新殿に綱(注連縄)を張り、そこに邪霊や穢れが侵入しないよう聖域であることを示した旨の記述がみられます。 注連縄は、年のはじめなどに神前や特別の地域に張り巡らせ、内と外を区画し、祭祀における浄と不浄のけじめとする御標の意味をもっています。 |
人間に災いをもたらすものが清浄な場所に入らぬように、けがれのある現世と神様の世界に境界線を引いたようなものがしめ縄になります。 しめ縄はすべて左ねじりになっていますが、これは左を神聖化してきた日本人の古くからの風習によるものです。しめ縄はお正月だけでなくさまざまなところに張られています。 たとえば横綱のまわし、巨樹、海の巨岩などにも神聖なものとしての印が張られています。 家の軒下につける飾りを注連飾りといいますが、こちらは神様をお迎えする清浄な場所であることの印であり、年神様のよりしろとなります。 |
『福を呼び込む和のならわし』広田千悦子著(株式会社KADOKAWA)P.118より引用、一部編集
・京都/株式会社山川について
明治19年創業。現在、代表は山川正彦氏(5代目)。伝統的な技法と材料を守りつつ、神社仏閣用の麻製品を手がけて120年以上。つくられているものに、その仕事に携わった職人の名前が入ることはありません。
今日の技術に満足することなく、日々精進。手仕事による伝統工芸は一級品です。
京都府指定「京の神祇装束調度品 伝統工芸品」認定。
※明治維新まで皇室のあった京都では、各種の式典や行事が多く、また神社の神事も盛んであるため、それらの道具や衣装をつくる専門工芸が古くから発達してきました。神祇調度とはいわゆる神具と呼ばれるもので、三宝や神殿などの木製の道具類のほか、鏡、御簾、几帳、旗、幕、雅楽器などがあります。神祇装束は、宮中の装束や神主の衣服、各種の伝統的な式典や行事などに用いられる衣装とその付属品をさします。いずれも多品種少量生産で、手づくりが大部分を占めます。街ぐるみの分業パワーに加え、産地と消費地が一体になっている京都ならではの伝統工芸です。
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信頼と安心。京都府指定「京の神祇装束調度品 伝統工芸品」です。 |
《(参考)意外に新しい巫女の袴の歴史》
巫女が用いる緋袴の原型は、平安時代の女官が用いた捻襠袴(ねじまちはかま)であった。これは襠がある打袴や切袴の発展形で、やや腰高、胸下まで上げる形で、腰紐で固定した。 明治になって教育者の下田歌子が女学生のために行灯袴を発明した。これは襠がないスカート状の袴で、当時の着物に比べて非常に動きやすく着脱も簡単なため、女性向けの礼装に用いる女袴として普及した。 後に巫女の緋袴もこの行灯袴が主流となった。 |
『図解巫女』朱鷺田祐介著(新紀元社)P.20より引用、一部編集
国産大麻(精麻)・しめ縄【朱】は、京都の職人、120年以上の技による伝統工芸品。ご自宅に、またご贈答にいかがですか? ・サイズは、内径約13センチ、太さ約2センチ。すべて手作りのため、微妙に異なります。 ・朱の色は、神社の巫女の衣装(緋袴)をイメージしています。2色使いです。 ・『神居 和かざり™』は、「かむい わかざり」 と読み、“神さまのやどる輪飾り”という想いを込め、お客様が命名くださいました。『令和』は、「令」は古い意味では“神のお告げ”という意味があって、そして、みんなが仲良くということのようです。日本は「わ」の国、令和の和かざりということでよろしくお願いいたします。 ・すべて貴重な国産の精麻(大麻の茎の皮を乾燥させたもので、精麻を裂いてできた繊維をより集めると麻糸になります)でできており、美しい伝統工芸品です。麻芯が中にきちんと入った伝統を大切にした形(形が崩れにくく長くお使いいただけます)。従来品より素材バージョンアップしてます。 ・飾り付けに便利なヒモ付き。(こちらも国産の精麻を用いて手で撚ったものを使用) ・神聖な場所であることをしめす境界となります。空間作りに。また、家の玄関や、お部屋に。 ・古神道(伯家神道)の作法により潔斎してお送りさせていただきます。(火打ち石を使います。出土品から古墳時代にはすでに使われていたことが知られており、切り火は不浄を断ち邪をはらう日本古来の風習です) ・京都/株式会社山川についてはこちらの記事を、神居 和かざり™誕生ストーリーもまとめましたのでご覧ください☆ ・プリザーブドフラワーなど付けて現代風にしてもいいかもしれません。 |