お守りに、ご贈答に。
願いが“叶う”。国産大麻(精麻)の叶結びアクセサリー。
おお麻(ヘンプ)は霊気を持つものとして古来祭祀神儀に用いられてきた神聖な植物です。
いわゆる祓い、癒し、身のお守りなどにつながっています。
装飾結びの1つ、「叶結び」を施した国産大麻(精麻)のアクセサリー。
また、紅白の色使いで、おめでたさを感じる縁起物。京都の職人により、1つひとつ手仕事でつくられております。
お守りとして、アクセサリーとして、またご贈答の品にもふさわしい一級の品です。
(参考)性別を示す「結び」
雌を意味する結び |
雄を意味する結び |
女結び |
男結び |
かのう結び(叶結び) |
五行結び |
ま結び |
たて結び |
あげまき結び、胡蝶結び けまん結び、各種花結び 掛け帯結び、蝶目結び わらび結び |
とんぼ結び しゃか結び |
『ものと人間の文化史 6・結び』額田巌著(法政大学出版局)P.107より引用、一部編集
装飾結びのうち、性別を示す「結び」に分類すると、叶結びは上表のようになります。また、叶結びは、あわび結び、五行結び等とともに、「吉事用」の装飾結びです。〔結びは、ヒモがあって初めて成り立ち、ヒモは秘緒(ひめお)の略ともいわれています。昔の人はその「神秘の緒」を身に付けていたようで、護符(お守り)の一種であったと思われます〕
また、遠い昔の人々は、自然の脅威や外敵、また病気から身を守るために、色彩に願いをこめて祈ったのではないでしょうか?
なかでも赤と青は、古代世界においてはいずれも信仰と深く結びつき、“聖なる色”と捉えられていたようです。
赤-はじまりの色
多くの原始社会において、色の使用は呪術と深く関わっており、黒・白・赤の多用が共通として見られます。なかでも唯一の有彩色である赤は、特に中心的に扱われた色だったようです。 色を、現代人よりおそらくもっとストレートに見ていたであろう原始の人びとにとって、赤は何よりも自らの体内に流れる血潮すなわち命そのものだったのかもしれません。あるいは、神聖な太陽や火を連想させたのでしょうか。 赤は、人と「色」の原初の根拠的な関わりを今に伝えてくれる“はじまりの色”だと言えましょう。
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青-はるかなる色
誰もが青いと知っている空や海は、近づくと青くは見えなくなります。 まるでそれに象徴されるかのように、赤色顔料の鉱物が比較的容易に入手できたのに対し、青色の鉱物は世界的に見ても希少かつ入手困難なものでした。 青は、掴もうとすると逃げて行くような、“はるかなる色”だと言えましょう。この、はるかなる色を求めて、古代の人びとは様々な旅をしました。青は、人が「色」に魅了される心を映し出してくれます。
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『MIHO MUSEUM通信 Shangri-La第41号』(MIHO MUSEUM発行)PP8~9より引用、一部編集
・京都/株式会社山川について
明治19年創業。現在、代表は山川正彦氏(5代目)。伝統的な技法と材料を守りつつ、神社仏閣用の麻製品を手がけて120年以上。つくられているものに、その仕事に携わった職人の名前が入ることはありません。
今日の技術に満足することなく、日々精進。手仕事による伝統工芸は一級品です。
京都府指定「京の神祇装束調度品 伝統工芸品」認定。
※明治維新まで皇室のあった京都では、各種の式典や行事が多く、また神社の神事も盛んであるため、それらの道具や衣装をつくる専門工芸が古くから発達してきました。神祇調度とはいわゆる神具と呼ばれるもので、三宝や神殿などの木製の道具類のほか、鏡、御簾、几帳、旗、幕、雅楽器などがあります。神祇装束は、宮中の装束や神主の衣服、各種の伝統的な式典や行事などに用いられる衣装とその付属品をさします。いずれも多品種少量生産で、手づくりが大部分を占めます。街ぐるみの分業パワーに加え、産地と消費地が一体になっている京都ならではの伝統工芸です。
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藍染め精麻を用いたものもできます。 |
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裏面。手仕事ゆえ1つひとつ個性があります。(結び部分が「十」の字に見えます?) |
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こちらは茜染め。藍染めとペアで持つのはいかがでしょうか。 |
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信頼と安心。京都府指定「京の神祇装束調度品 伝統工芸品」です。 |
国産大麻(精麻)・叶結びアクセサリーは、京都の職人、120年以上の技による伝統工芸品。お守り、ご贈答にいかがですか? ・サイズは、長さ約12センチ。すべて手作りのため、微妙に異なります。 ・色は上の写真の藍染め精麻を用い“藍白”、茜染め精麻を用いた“茜白”もできます。 ・本体は、貴重な国産の精麻(大麻の茎の皮を乾燥させたもので、精麻を裂いてできた繊維をより集めると麻糸になります)でできており、「叶結び」が施されています。美しい伝統工芸品です。 ※「叶結び」とは、装飾結びの1つで、表は四つ目で「口」の字に見え、裏は「十」の字に見えることからそう呼ばれます。 ・本品のみのお買い上げの場合、日本郵便のレターパックライトで送付可(送料430円)。ご希望の方はご注文時、備考欄へご記入ください。 ・房の部分で、ササッと払って祓い清めにもお使いいただけます。ご贈答用に箱をご用意することもできます。画用紙に和紙を貼ったり京都らしい手仕事の品でございます。 ・古神道(伯家神道)の作法により潔斎してお送りさせていただきます。(火打ち石を使います。出土品から古墳時代にはすでに使われていたことが知られており、切り火は不浄を断ち邪をはらう日本古来の風習です) |