お守りに、アクセサリーとして。
京都の職人、120年以上の技。神社の鈴緒のミニチュア版です。
おお麻(ヘンプ)は霊気を持つものとして古来祭祀神儀に用いられてきた神聖な植物です。
いわゆる祓い、癒し、身のお守りなどにつながっています。
神社の拝殿前に吊されている鈴緒を現代の暮らしに、ということでつくられた「ミニ鈴緒」。
巫女が舞うときに使う神楽鈴と同様の鈴がついており、その清々しい音で祓い清められます。
(神社の鈴緒を振ることは、参拝者を祓い清めることから「鈴祓え」といわれます)
お守りとして、アクセサリーとして、またご贈答の品にもふさわしい一級の品です。
《鈴の音で清める》
縄文時代には土で鈴を作り、古墳時代の埴輪が鈴をつけていることからわかるように、古から日本人はその音に神聖な力を見いだし、その音の力を感じてきました。 脈々とした歴史のつながりの中、消えていくものも多い一方で、今も尚、その働きを自然なかたちで現代の生活に息づかせているのが鈴のすごいところ。たとえば幼子のサンダルや、何気なくつけるキーホルダー、お守りなどなど。思いがけないところで鈴の音は私達を清め続けています。 |
『福を呼び込む和のならわし』広田千悦子著(メディアファクトリー)P.116より引用、一部編集
・京都/株式会社山川について
明治19年創業。現在、代表は山川正彦氏(5代目)。伝統的な技法と材料を守りつつ、神社仏閣用の麻製品を手がけて120年以上。つくられているものに、その仕事に携わった職人の名前が入ることはありません。
今日の技術に満足することなく、日々精進。手仕事による伝統工芸は一級品です。
京都府指定「京の神祇装束調度品 伝統工芸品」認定。
※明治維新まで皇室のあった京都では、各種の式典や行事が多く、また神社の神事も盛んであるため、それらの道具や衣装をつくる専門工芸が古くから発達してきました。神祇調度とはいわゆる神具と呼ばれるもので、三宝や神殿などの木製の道具類のほか、鏡、御簾、几帳、旗、幕、雅楽器などがあります。神祇装束は、宮中の装束や神主の衣服、各種の伝統的な式典や行事などに用いられる衣装とその付属品をさします。いずれも多品種少量生産で、手づくりが大部分を占めます。街ぐるみの分業パワーに加え、産地と消費地が一体になっている京都ならではの伝統工芸です。
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上部はループになっていてヒモを通したりできます。 |
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シンプルな美。職人の技です。 |
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五色のミニ鈴緒も。 |
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2024年、藍染め版が新しく誕生しました。 |
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京都府指定「京の神祇装束調度品 伝統工芸品」です。 |
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手打ち本坪鈴付きもできます。(写真は手打ち本坪鈴仕様) |
国産大麻(精麻)・ミニ鈴緒は、京都の職人、120年以上の技による伝統工芸品。鈴の音色がキレイ、手軽に祓い清められます。 ※本品の次回お届けは恐れいりますが、2025年1月下旬~2月はじめの予定です。 ・サイズは、長さ約16センチ。すべて手作りのため、微妙に異なります。 ・本体は、貴重な国産の精麻(大麻の茎の皮を乾燥させたもので、精麻を裂いてできた繊維をより集めると麻糸になります)でできており、実際の神社の鈴緒を小型化したつくりの本格派、美しいです。創業は明治19年。1本1本縄の本質をとらえた伝統技法の麻縄への京都・山川のこだわりがそのまま凝縮されております。 ・本坪鈴は、巫女が舞うときに使う神楽鈴と同様の本金メッキ仕上げ(京都の汎用品)。メッキ無しと比べキレイで長持ち、また清々しい音色です。手打ち本坪鈴のついたものもできます(お作りしてお届けさせていただきます)。 ・お守りに、アクセサリーとして。(箱をご用意することもできます。画用紙に和紙を貼ったり京都らしい手仕事の品でございます。ご贈答用にいかがです?) ・五色のミニ鈴緒や、藍染め版のミニ鈴緒も製作可能です。 ・古神道(伯家神道)の作法により潔斎してお送りさせていただきます。(火打ち石を使います。出土品から古墳時代にはすでに使われていたことが知られており、切り火は不浄を断ち邪をはらう日本古来の風習です) |